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上級職の女性の割合、男女の賃金格差、LGBTQの社員の支援などAPACの中でもジェンダーギャップの大きい日本の課題が浮き彫りに

(PR TIMES) 2024年01月19日(金)13時15分配信 PR TIMES

アジアパシフィック地域(APAC)におけるDE&I日本語版レポートを公開。APACはあらゆる職位においてジェンダーダイバーシティと障がい者のインクルージョンが不十分という結果に。

総合人材サービスを提供するランスタッド株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 猿谷哲)は、アジアパシフィック地域の6の国と地域(オーストラリア/ 日本/ インド/ シンガポール/ 中国/ 香港)を対象としたダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)についての調査を行い、1月17日に和訳レポートを発表いたしました。様々な知見や企業活動をエビデンスとして、各地域におけるジェンダーダイバーシティーや障がい者雇用といったDE&Iについてのインサイトを解説しています。

日本のジェンダー平等ランキングは世界第125位 賃金格差はOECD平均値の2倍
日本はジェンダーギャップが世界的にも大きく、G7諸国の中で最も大きく、平均で21.3%である。日本の男女間賃金格差はOECDの平均値(11.7%)のほぼ2倍であり、ジェンダー平等ランキングでは、調査対象国の中ではインド(127位)に続いて低く、世界第125位という結果になりました。日本の全労働者の内54.2%が女性ですが、役員、経営幹部、管理職を含む幹部レベルにおける女性の割合がわずか12.9%と立ち遅れており、男女間での賃金格差の主な原因は女性管理職の割合の低さ(15%)とパートタイムや有期契約で働く女性の割合が高いこと(50%)にあります。

ニューロダイバージェンス、自閉症、ディスレクシアなど障がい者の就労の現状について解説
アジアパシフィック地域の障がい者雇用の可能性は健常者の2分の1から6分の1で、日本には10万人当たり604.72人の自閉症者がおり、自閉症発生率については世界第3位という結果になっています。また、日本の全人口の5~6%が文字の読み書きに影響するディスレクシアで、これは40人クラス中2人に相当します。当レポートでは、ニューロダイバージェンスをはじめ、これら自閉症やディスレクシアといった障がい者のニーズや雇用事例が国別で明記されています。

LGBTQ+社員への日本企業による支援対策は約4分の1にとどまり、ハラスメント被害者も多い
LGBTQ+の社員を支援している日本企業は全体の4分の1にとどまっています。日本の被雇用者の60%がLGBTQ+への支援に関して何の措置も講じられていないと述べており、LGBTQ+のインクルーシブな職場づくりに苦戦している状況です。取り組みが不十分であるために、 LGBTQ+の被雇用者の約90%が、セクシャリティや性別変更に関連したハラスメントを経験しているという結果になりました。

人事本部 エクイティ、ダイバーシティ&インクルージョンマネージャー村松栄子のコメント
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4185/182/4185-182-c33672ff57bc209da0c97e53859b2a40-2383x2386.jpg ]

今回のレポートでDE&I推進におけるグローバルと日本企業のギャップが明らかになりました。日本では10年以上前から女性活躍の取り組みがあり、また障害者雇用や性的マイノリティのインクルージョンへの注目度が高まっているにもかかわらず、その差はむしろ広がっているようです。世界で最も早く労働力不足に直面している日本において、エンプロイヤーブランドや個々人の能力発揮に直結するDE&I推進は、投資家からの注目度も高まっています。人的資本開示などを背景に、今後は役職者のジェンダーバランスや賃金格差、インクルージョンに関する社員アンケート結果など、DE&Iも業績と同様に目に見える成果が求められるようになると考えられます。ベンチマークとしてこのようなレポートを活用することは、特に日本企業にとって非常に有意義だと考えています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4185/182/4185-182-4e0e0e15b42db27ef71e8c2c39adca4e-960x540.png ]


グローバルインテリジェンス: DE&Iインサイトレポート2023
※下記から無料でダウンロードできます。
https://services.randstad.co.jp/download/apac2023


■ ランスタッドの会社概要
[社  名] ランスタッド・エヌ・ヴィー
[設  立] 1960年10月
[代  表] サンダー・ヴァント・ノールデンデ、ホルヘ・バスケス
[所 在 地] オランダ
[従業員数] 46,000人
[売  上] 3兆9,000億円(275憶6,800万ユーロ) 2022年度実績(12月決算)
[資 本 金]  6,953億2510万円(49億1500万ユーロ) 2022年12月末時点
[事 業 所] 世界39の国と地域
[事業内容] 総合人材サービス
[URL] https://www.randstad.com/
(1ユーロ141.47円換算/ 2022年12月末時点)


■ ランスタッドについて
ランスタッドは世界最大* の人材サービス会社であり、クライアントから選ばれるパートナーです。私たちは、あらゆる背景を持つ人々に公平な機会を提供し、急速に変化する仕事の世界でも常に求められる存在であり続けられるよう支援しています。私たちは労働市場を深く理解し、クライアント企業が成功するために必要な、高品質で柔軟なワークフォースの実現を支援します。世界中で46,000人の社員が、一人でも多くの人が仕事を通じて真の可能性を発揮できるよう支援することで、社会にポジティブなインパクトを与えています。

1960年に設立されたランスタッドは、オランダのディーメンに本社を構えています。2022年には、39の市場において、200万人以上の人々が心地よく感じる仕事を見つける手助けをし、23万人以上のクライアント企業へ人材ニーズに関するアドバイスを行ってまいりました。約276億ユーロの収益をあげています。ランスタッドN.V.はユーロネクスト・アムステルダムに上場しています。詳細は、ランスタッド・ホールディングスのウェブサイトをご参照ください。http://www.randstad.com 

* Staffing Industry Analysts 2021、人材サービス企業売上ランキングより


■ Award/表彰ほか
Great Place to Work(R) Institute Japanより「働きがいのある会社」に2年連続認定(2023年9月)

LGBTQ+に関する取組み評価指数「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を3年連続受賞

ランスタッドNVとしてダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI)
プロフェッショナルサービス部門 9年連続選出(人材サービス企業として唯一)

「D&Iアワード2023」より最高評価のベストワークプレイスに2年連続認定 (2023年12月)



■ ランスタッドのホワイトペーパーとコンテンツ
ランスタット゛・エンフ゜ロイヤーフ゛ラント゛2023 https://services.randstad.co.jp/ebr

ランスタット゛ワークモニターレホ゜ート (下記のリンクよりダウンロードいただけます)
https://services.randstad.co.jp/download/workmonitor/2023-form

ランスタット゛法人向けフ゛ロク゛「WorkforceBiz」https://services.randstad.co.jp/blog

ランスタット゛個人向けコンテンツサイト「キャリアHUB」https://www.randstad.co.jp/careerhub/



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