• トップ
  • リリース
  • 神戸紅茶と樽正がひとつに。紅茶界のパイオニアがM&Aと新事業展開で100周年に向けた挑戦を。

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

株式会社ジーライオン

神戸紅茶と樽正がひとつに。紅茶界のパイオニアがM&Aと新事業展開で100周年に向けた挑戦を。

(PR TIMES STORY) 2024年01月19日(金)12時46分配信 PR TIMES

神戸紅茶株式会社は、1925年に地元神戸で創業した紅茶メーカーです。1961年には日本で初めて紅茶ティーバッグの自動包装機をドイツから導入し、機械製造を行った紅茶業界のパイオニアです。以来、100年近くにわたり、国内初の本格的な紅茶メーカーとして日本の紅茶市場への製品供給を担ってまいりました。

そんな神戸紅茶が100周年を目前に、国産無添加素材にこだわったジャムとコンポートを製造・販売している株式会社樽正本店をM&Aし、神戸紅茶樽正事業部として、ジャム・コンポート事業の「樽正(たるまさ)」の運営を開始しました。


漬物屋からジャム製造へ、「樽正」の返還

前身の樽正は、昭和5年、神戸の春日野道商店街で漬物屋を開業し、その後、御影の酒蔵の一角で奈良漬の製造を始めました。そして2代目社長は、添加物を使わない食品保存技術を先代から受け継ぎ、新鮮な食材と伝統の保存技術を組み合わせたより質の高い食品を目指すため、南フランスへ向かいました。そこで「ジャム」と「コンポート」に出会い、これが樽正本店のジャム製造を始めるきっかけとなり、昭和34年には、現在の神戸事務所近くである灘区友田町に工場と店舗を設立し、製造・販売を本格化させました。

樽正に立ちはだかる壁、経営難、M&A、そして黒字化への道のり

無添加にこだわり続けてきましたが、後継者不足、経営難など様々な壁があり、このままでは存続ができない状況に陥りました。その時、樽正の製造拠点である養父工房に神戸紅茶の社長である丸山が当時の樽正を訪問。工房の状況を視察し、当時の樽正の3代目社長との対話を経て、神戸紅茶でのM&Aを決断しました。これに伴い、神戸紅茶の執行役員の川内を事業部長に抜擢し、樽正3代目社長を社員として迎え入れ、4月から本格的な改革がスタートしました。

樽正全体の経営方針等を見直し、商品の販売戦略や条件も改善し、何度も東京に行き現在の取引先との連携を強化しました。改革に向けて厳しい言葉もあり、旧樽正の社員にとっては大変な状況だったかとは思いますが、社員一人ひとりがその言葉を受け止め、実践することで徐々に調和が取れるようになりました。全商品のコストを見直し、明確な指針を示すことで、社員が協力してタスクに取り組むようになり歯車が順調にかみ合い始めました。業績向上はもちろん、問題解決への真摯な姿勢を持ち、現在は共通の目標に向かって一丸となり努力しています。今後も、社員のモチベーションを向上させつつ、チーム全体が共通の目標を達成できるよう努力を続けます

そして約半年が経過し、その結果、黒字化への目標を早くも達成しました。しかし、この成果について、特別な手法を用いたわけではなく、樽正というブランド自体が持つ強力な武器とポテンシャルがあったからこそ実現したと思っています。樽正が持つ品質へのこだわりと信念を武器として、今後の運営をより一層進化させていくことに注力していきます

信念と歴史が高品質な商品づくりの原動力

大切にしている価値観は、「高品質な食品を一人でも多くの方に届ける」という信念です。この信念は、神戸紅茶とも共通しており、品質へのこだわりが成功の基盤となります。さらに、神戸紅茶は2023年11月に創業99周年目を迎え、樽正も創業94周年と、共に長い歴史があります。神戸紅茶と樽正は5歳違いの兄弟姉妹のような存在で、食品事業における信念を大切にし、高品質な食品の提供に向けて共に努力しています。

この信念と歴史が、樽正の成功には不可欠であり、お客様に最高品質の食品をお届けし続ける原動力となっています。だからこそ、神戸紅茶の「ジャム事業部」ではなく「樽正事業部」としてブランドを残す決断をしました。

「神戸紅茶」×「樽正」の99周年特別記念商品の魅力

99周年を迎えるにあたり、「皆さんに神戸紅茶をもっと楽しんでもらうにはどうしたらいいだろう」と考え始めました。日頃からご愛顧いただいている皆様にも、もちろん99周年をきっかけに知ってくださる方にも「おいしい」そして「たのしい」を届けたい。妥協しない神戸紅茶を届けたい。そんな思いから今回の「99周年記念 神戸紅茶&樽正セット」を発売することとなりました。

神戸紅茶からは「More Cup pf Tea詰め合わせギフト」をチョイス。このMore Cup pf Teaは「もう一杯が飲みたくなるちょっといい紅茶」をコンセプトに、手軽に本格紅茶をご家庭で楽しんでいただきたいという思いからできた商品で、2021年から発売を開始しています。三角型のテトラ型ティーバッグを使用することで、茶葉がしっかりとティーバッグの中でジャンピングし、紅茶初心者の方でもリーフティーをポットで淹れたような味わいを再現できます。茶葉の中でもクオリティーに優れたものを厳選。茶葉にこだわりを持つ神戸紅茶だからこそ提供できる逸品です。このMore Cup pf Teaはわずか2年にして神戸紅茶で人気No.1のアソートボックス「KOBE TASTING BOX」に次いで人気の商品になっています。コンセプト・味・パッケージ…これらすべてを社員全員で選び抜いた思い入れの強い4種類のブレンド紅茶を99周年の特別商品として選定しました。


樽正からは「秋冬バターセレクト」をチョイス。発売するタイミングの季節感に加え、素材・味・見た目も申し分ない3つのバターのセットを選びました。国内産のさつまいも・栗・いちごに職人が手間暇込めて作り上げたバターです。長年の匠の技による本物の味わいをお楽しみいただけます。その中でも三色マロンバターは大粒で甘い良質の丹波栗をきめ細やかな栗ペーストにして生クリームとバターで上品なコクのある風味に仕上げた一品です。ミルクバターと2種類のマロンバターで味も見た目も楽しめるバターになっています。


通常6,340円相当の商品を99周年の特別価格で送料税込み5,000円の特別価格にて販売しています。神戸紅茶だけのオンラインショップだけの限定商品です。ぜひこの機会にお買い求めください。


>ご購入はこちらから


100周年を目前にチャレンジした新事業がこれからの可能性を広げるきっかけに

神戸紅茶は2024年に100周年イヤーを迎えます。100周年を目前に、紅茶ではないジャム・コンポート事業を開始することは神戸紅茶にとって大きな決断でした。ただ、神戸紅茶×樽正には無限の可能性も感じています。

その中で、神戸紅茶も樽正も大切にしている「高品質な食品を一人でも多くの方に届ける」という価値観を大切に、情勢が日々変わっていく中でも挑戦する姿勢を忘れずにしていきたいと思います。紅茶業界のパイオニア、無添加のパイオニアとして、歴史や理念を尊重しつつも、一人でも多くのお客様に「おいしい」「たのしい」という気持ちをお届けできるように努力してまいります。神戸紅茶をどうぞよろしくお願いいたします。

このページの先頭へ戻る