プレスリリース
■コロナ禍で打撃を受けたのは、飲食店だけではない。和牛生産者の苦境とは
昨今のコロナ禍において、和牛の生産者が苦境に立たされています。
多くの飲食店が休業や時短営業となるなか、牛は時間とともに育ち、それだけのコストがかかります。出荷するべき時に出荷できない和牛も少なくなく、止むを得ず屠殺される和牛は通常の相場の20%30%以下の相場で流通せざるを経ない状況が続きました。またレストランへ流通した精肉はお客様の不安定さによるフードロスを多く生み出しました。
https://www.makuake.com/project/tanakayafoodservice/
■販売経路を拡大する為、3店舗同時オープン!実店舗とECサイトのハイブリッド型で、販売前フードロスを削減
この度、実店舗 高級焼肉店を名古屋に1店舗、コンセプトの異なる和牛専門ECサイト2店舗を同時にオープンいたします。
特にECサイトについては、高級和牛を取り揃えたまるでブティックのような店舗と、「街のお肉屋さん」をコンセプトにしたリーズナブルラインと、それぞれ扱う和牛のランクを変えています。
それにより、「お客様にはご家庭で美味しい和牛を食べたい」「心からのお礼を」など利用用途に合わせ多くのラインナップから商品を選んでいただくことが出来、和牛の流通量とともに一頭の和牛を余すことなく使用することにつながり、フードロスを少しでも軽減させられると考えております。
また生産者にとっても、育てた牛を各部位ではなく一頭で流通させることで、サプライチェーンの複雑性を無くすことによりSDGsで掲げる<クリーンなエネルギーへの配慮><働き甲斐・経済成長>に少しでも貢献できるのでは無いかと考えます。
高級焼肉店「TANAKA YAKINIKU RESTAURANTE」
食事と幸せが一体となった、ただおいしい食事を提供する場ではなく、皆が心から笑い、喜び、幸せを感じられる場所。そんな田中の理想を詰め込んだ人生最高の焼肉レストラン。神戸牛、特選松阪牛、幻の純但馬超優良血統。仕入れる肉は、肉師の威信をかけた最高の和牛だけ。肉質を最大限に活かす熟練の調理、そしてこだわり抜いた空間とサービス。“おいしさ”の先にある“幸せ”が宿るレストランとして名古屋に誕生いたしました。
個室メインの店内はグラマラスの森田恭通氏デザインのラグジュアリー空間。カウンターも備えた店内は様々なシチュエーションでご利用いただけます。
高級和牛ECサイト「MEAT BOUTIQUE SATORU TANAKA」
これまでの肉師人生で何万頭という牛を見てきた田中には、和牛の中でもとくに優れた牛の明確な指針があります。多くの一般消費者には欲しくとも買うことさえできない、いわば幻の和牛です。「MEAT BOUTIQUE SATORU TANAKA」には、田中が威信をかけて仕入れた和牛が並びます。価格は高い、しかし価格以上の価値がある和牛です。また、贈答品用としてもお使いいただけるよう、パッケージにもこだわり抜きました。
和牛ECサイト「田中精肉店」
WEBの中にある街の肉屋のイメージで作ったのが「田中精肉店」。家族で、おいしい肉を、お腹いっぱい食べて欲しい。そんな思いを、昔ながらの肉屋さんとして再現しました。田中が生まれ育った家業の屋号は『たなか精肉店』。あえてその名を使い、誰にでも親しみやすい、上質な肉を扱うこと。それは和牛のおいしさを伝える、という田中の決意の表れでもあります。
■肉師・田中覚 今後の展望
岐阜の田舎で起業したまだまだ小さい会社で個人としてできることは本当に少なく微力ではありますが、
和牛=世界中の人が認める美味しい食材
であることを考えると、サプライチェーンの一端とはいえ私たちに出来得ることを行うことが今後も和牛に携わる者として、和牛に対する最大の敬意であると真剣に考えます。如何にして持続可能な産業として日本の宝である和牛を残していくかは、私達肉師がお客様の食事になるまで責任を持ってあくまでも<美味しく><安全に>届けられるかにかかっていると考えます。
最後に
今回のプロジェクトを通じて、一人でも多くの方が和牛とその生産者の苦労を知ってくださり、それでも後世に残すべき数少ない日本独自の素晴らしい文化であることをお伝えするために、やはり毎日美味しい和牛をさらに美味しくする努力を今日より明日へと、強い思いで取り組ませていただきます。
https://www.makuake.com/project/tanakayafoodservice/