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「脳科学でイノベーションを」。超高齢少子時代の課題を最新脳科学で解決し、社会実装してゆく脳科学カンパニー・NeU

(PR TIMES STORY) 2023年09月15日(金)00時53分配信 PR TIMES


超少子高齢化時代の現代では、さまざまな社会課題があります。シニア人口は約30%と、日本の歴史上最も高い水準にあり、今後2050年のピークでは40%近くまで到達するといわれています。一方、少子化の進行も重なり働く層の人口は減少の一途を辿っています。心配ごとは多々。高齢化が進む日本の保健制度は大丈夫か?企業としても働く人を確保できるのか?このような中で大事なポイントは、ヒトそのものです。またヒトをコントロールしている脳となります。

ヒトを知る究極は、脳を科学することにあり、まさにこれからは脳科学の時代ともいえます。

私たち株式会社NeUは、脳科学の会社としてこの社会課題にどう向き合っていくのか。今回は数ある事業のうちブレインフィットネス事業にフォーカスしてご紹介します。



株式会社NeUとは (脳を計る+解析するを一環した事業)

NeUは、日立ハイテクと東北大学のジョイントベンチャーにて2017年に脳科学を社会実装していくことを目指し設立されました。脳科学カンパニーとは、めったに聞かないかもしれません。事実、日本でもほんの数社ある中の1社です。

日立ハイテクの持つ脳計測技術+東北大学の脳科学の解析技術および知見をブレンドし、様々なソリューションやコンサルティングサービスを提供するユニークな会社です。

NeUのフラッグシップ技術 

脳活動を計測するというのは、実はかなり厄介です。代表的な装置であるfMRIは、大型でかつ専門施設を必要としています。そのような中でNeUが目指したのは、日常の環境で手軽に脳活動を計測できる技術です。そのためには小型化が必須でした。しかも日常環境の使用となると、薬品や放射線などを利用することはできません。それらの条件をクリアして開発された製品が、XB-01という超小型の脳活動計測機器です。重さが約30gと、世界最軽量クラスを実現することができました。

世界最軽量クラス30gのセンサー(XB-01)


日常環境で脳計測ができるということは、科学実験室の中で起こることを検証するというところにとどまらず、日常生活にフィットした状況で脳を計測してヒトを理解できることになります。それによって私たちはより社会実装に近づくソリューションを創造できるわけです。


NeUの技術を応用し、脳科学でQOLに貢献する3つの事業領域

脳科学の会社というと何をしているのかわかりづらいかもしれませんが、一言でいうならば、私たちの生活をより良くするためのソリューションづくりがミッションとなります。

大別すると、ブレインフィットネス事業(脳の健康事業)、ニューロマーケティング(感性評価)、脳計測ハードウェア(脳科学研究)の3つのビジネスから成り立っています。


ブレインフィットネス事業 (脳の健康の維持・向上を支援)

現在日本は世界に先駆け超少子高齢化が進んでいます。そして高齢人口の増加に伴って現役世代への負荷も増加しています。世代を問わず、脳の健康を維持・向上させることが一段と重要となってきました。

その一方で、「記憶」や「注意」、「抑制」といった脳の認知機能は20歳をピークに低下していくと言われています。脳の健康維持活動=ブレインフィットネスは、生産性を向上し、超少子高齢社会を生き抜くための大切な取り組みなのです。

ブレインフィットネス事業では、主観だけに頼らず客観的なチェック(評価)ができること、また、科学的な方法にて維持や向上を目指せる施策が重要です。さらに加えると、科学的でありながらも日常生活に取り入れやすいかはもっと大切なポイントになります。


NeUでは、自社で開発した最新の小型脳計測機器を用い、チェックと施策の両面でソリューションを展開しております。



NeUがブレインフィットネスとして提唱する、脳の健康をチェックする・維持するというコンセプトは、ありがたいことに多くの関心を集めることができ、好意的に受け止められてきました。過去の脳トレゲームのブームもあってか、身近に感じてもらえる部分もあったようです。


一方で、流行った過去があったからこそ、

「昔脳トレやってたけど特に何が変わったということもなくて・・・」

「脳トレなら市販のドリルなどがたくさんありますよね」

などの反応をいただくこともありました。一部の方には、効果があるかわからない、似たようなコンテンツがあふれている、という印象を持たれていることに気づいたのです。


私たちが目指すところは、楽しい脳トレゲームを作る事ではありません。真に人々の脳の健康維持に貢献できるソリューションを提供することです。脳を計れて、解析できる、この強みを活かすしかない、と独自のプログラムを開発するに至ったのです。

効果的な脳トレとは?NeUが提供する独自のソリューション

脳トレに関する実験研究を行う中で、多くの人に認知機能の向上がみられた脳トレであっても、中には効果がみられないという人もいました。その違いは何なのか、それが脳を計ることでわかってきたのです。

2021年には東北大学との共同研究の論文が採択され、脳トレの効果はトレーニング中の脳の活動量と相関するという事が証明されました。これは、脳活動が高まる脳トレをすることで、より効果的に認知機能が鍛えられるということです。筋トレに例えるならば、軽々と持ち上げられるダンベルを使ってトレーニングしてもあまり効果はありません。ある程度は負荷となる重さが必要であり、そしてその重さは人によって違うという点もまさに筋トレと同じです。

NeUは、この研究結果を活かして「脳を計りながら行う脳トレ」を開発し、特徴的な2つの仕組みを取り入れました。


1.その人に最適なレベルの脳トレを提供

簡単すぎる/難しすぎる脳トレで高い脳活動は見込めません。トレーニングのスコアから、その人に合った難易度の脳トレを提供できるようにしました。


2.ニューロフィードバック

脳トレ中の脳活動をリアルタイムでゲーム画面上で把握できるようにしました。ゲームをしながら自分の脳活動のフィードバック(=ニューロフィードバック)を受け、自身でもより脳が活発に活動しているかを意識しながら脳トレをすることができます。

このニューロフィードバック脳トレは、通常の脳トレをするよりも認知機能の向上効果が高いことものちの研究によって証明されました。

このニューロフィードバック脳トレの商品化は世界でもはじめての試みでした。

脳計測技術と脳科学の知見の両方を備えているからこそ提供できたソリューションなのです。


NeUのブレインフィットネス 未来への取り組み

NeUとしてのブレインフィットネスの取り組みは、今後も進化し続けます。技術の進化やエビデンスの蓄積に伴い、新たなソリューションの提供や既存サービスの拡充に日々取り組んでいます。近年ではストレス対策のソリューションや、ドライバー向けの脳トレコンテンツを盛り込んだ「運転脳トレ」などもリリースいたしました。

これからも、私たちNeUは、脳科学の観点から人々のQOL向上に貢献していきます。




ブレインフィットネスのサービス詳細は下記よりご覧いただけます。

https://neu-brains.co.jp/solution/brainfitness/

https://neu-brains.co.jp/solution/brainsupport/

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