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プレスリリース

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株式会社チーム・オースリー

創業28年の純オーガニックコットン専門ブランド「メイド・イン・アース」が手がけた、SDGs、エシカル消費が学べる「1枚板から作れるミニ織り機キット」、大人も子供達にも、実際に体感する大切さを届けたい!

(PR TIMES STORY) 2023年09月30日(土)22時09分配信 PR TIMES

[SDGs/エシカル消費をカラダで学ぶ体験!]未来のためにできることは何か?は実体験の中から生まれる。オーガニックコットンで織る「1枚板から作れるミニ織り機キット」は環境のための、新たな楽しい学び方!

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【10/20(金)23時までクラウドファンディング実施中】

 https://readyfor.jp/projects/mini-oriki


 原料から製造工程までオーガニックにこだわり続ける純オーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」を運営する私たち(株)チーム・オースリーが、学習教材や趣味の手芸道具とも言える「織り機」のキットを開発したのは、ただ単に「織り」を楽しんでもらいたいという思いだけではありません。もちろん趣味でコースターを手作りしたいという人にも喜んでいただける仕様ではありますが、それ以上に、コットンや糸、布の本質に触れてもらいたい、この「ミニ織り機キット」を使うことで、ワクワクしながら織り機を組み立て、糸紡ぎや、機織りを楽しみながら学んでいただきながら、暮らしの回りにあるモノの原点を探ったりふれたりすることで、サステナブルな社会を目指した日々のエシカル消費とはどういうことかを感じてもらえるキットです。この織り機を作りたいと思った前提のオーガニックコットンについての話を交えながら、この「一枚板から作れるミニ織り機キット」のご紹介をしたいと思います。

 畑で栽培される天然素材「コットン」には、農薬、殺虫剤がいっぱい。この事実を日本に広めたい!

私たち(株)チーム・オースリーの主軸である純オーガニックコットン専門ブランド「メイド・イン・アース」は1995年に誕生しました。

ブランドスタートのきっかけは、コットン栽培には、大量の農薬、化学肥料、殺虫剤、枯葉剤が使われ、糸や生地、製品にする際の加工でも、たくさんの化学薬剤が使用されていることに、大きなショックを受けたためです。

日本でも馴染み深く世界中でも一番多く使われている天然繊維が「コットン」。「綿(わた)」「木綿(もめん)」とも呼ばれていますが、このコットンの栽培には、除草剤や殺虫剤などの化学農薬や化学肥料、収穫期には落葉剤まで撒かれるなど、大量の化学薬剤が使用されています。

この事実を知った時にとても大きな衝撃を受けました。子供の頃から、下着は綿素材じゃないとだめ!と言われて育ってきたこともあって、親世代も知らないこの事実を多くの方に知ってもらい、天然そのままを大切に作り上げてゆくことの大切さを痛感しました。

オーガニックコットンのやわらかさに感動! この天然コットンの"本当の"風合い、特徴を知ってもらいたい。

そんなコットン栽培のネガティブな衝撃の中、化学薬剤を使用しないオーガニックコットンの存在を知りました。触ってみるととってもやわらかくて、今まで知っていた柔らかさは、柔軟加工剤によるもの。だから洗ってゆくと硬くなるけれど、オーガニックコットンの場合は、かなりの期間、やわらかなことにも新鮮な思いがしました。

そして、自分たちの力でオーガニックコットンを日本の皆さんに広めたいと強く思うようになりました。自分と同じようにその事実を知らない人たちに、自分たちが普段身につけているもの、使っているものの本質をもっと知ってもらいたいという思いで、畑違いではありましたがオーガニックコットンの専門ブランド「メイド・イン・アース」を立ち上げました。

  通常のコットン製品の製造工程を知り、原料がオーガニックコットンというだけではダメだと思った。

もともと広告の企画制作の業務をメインとしてきたこともあり、アパレルや繊維産業とは縁遠かったのですが、いろいろな方のアドバイスやご紹介を受けながら、なんとかモノづくりを進めるにつれ、天然素材の中でも私たちにとってもっとも慣れ親しんでいるコットン素材が、栽培だけでなく、製品化をする最終工程まで、化学物質にさらされて生まれていることに、気づいたのです。

化学加工をする理由は、大量生産、製品の均一化など、さまざまなことがありますが、現代のモノがあふれている社会の中で、品質の均一性や省力化など効率化やコスト削減のために、いつの間にか欠かせない加工となっていました。

コットンを栽培・生産する時点で有害な化学薬剤を使わないだけでも、生産者やその家族、農場周辺に住む住民の健康被害や、地域的な自然環境への負担を大きく軽減できることは確かなので、「原料がオーガニックである」ことはとても重要です。ただ、その後の製造工程での環境負荷や、実際に製品を身につける人への肌への負担を考えると、原料がオーガニックコットンである、というだけでなく、製造工程の段階でも、有害な化学加工をしないことが、本当に意味でのオーガニックコットン製品であると思い、メイド・イン・アースでは「純オーガニックコットン製品」と呼び、最終製品にも天然の綿の風合いを残した安心できる製品づくりを貫いてきています。

 現在では統計的な生産数0の国産在来種「和綿」と出会い、未来に残していきたいとの思いでプロジェクト開始。

メイド・イン・アースのスタートから数年たった頃、鴨川和棉農園の田畑健氏と出会いました。そして、日本に初めてワタが入ってきたのが1200年以上前、残念ながらその時は定着しなかったが、それから700年ほど後の1500年代初頭に大陸からアジア綿が渡ってきて、日本各地に広がりその土地土地の気候風土に合った地方品種ができあがったことを知りました。

当時、庶民の纏う衣服は麻や楮、葛などの茎や樹皮で作ったもので、冬はとても寒かったようで、暖かく吸湿性の優れたワタはとても重宝されました。日本各地で栽培され、糸車で糸を紡ぎ、手機で布を織っていました。ところが、産業革命が起こり日本にも動力の紡績機や織機が導入され、みるみるうちにスピード化が進み、日本で収穫されるワタだけでは原料が足りなくなっていきます。明治の中頃にはワタにかけられていた輸入関税の完全撤廃によって、輸入が激化し、最終的には和綿は殆どなくなってゆき、現在では統計上、工業的なワタの生産は0%となってしまいました。

メイド・イン・アースの製品も、製造はすべて日本国内で行っていますが、原料となるオーガニックコットンは海外からの輸入です。でも、だからこそ日本で古くから継承されてきた「和綿」を絶やしたくない、という思いが強くなり、2003年頃から「和綿の種ひろがるプロジェクト(当時は和綿プロジェクト)」を続けてまいりました。

コットン栽培、出前授業、ワークショップを通して、エシカル消費、サステナブルな未来を体感してもらう。

当初は、鴨川和棉農園のお手伝いを時折させていただきながら、メイド・イン・アースの和綿を契約栽培という形で買い取らせていただいたり、知人の畑の一角を借りて自分たちでも和綿の栽培を始めていました。そして、和綿100%の製品を作って多くの人に和綿の存在を伝えてゆこうと、手紡ぎ手織りのマフラーをつくって販売してきました。

そして自分たちだけでなく、もっと多くの方にも和綿を栽培してもらい、ワタに親しんでもらいたいということで、和綿の種を提供するようになりました。その頃から少しずつではありますが、栽培だけでなく、コマという道具を使った糸紡ぎのワークショップをするようになり、市民グループや学校などでも興味を持ってもらう機会が増えてきました。

ここ数年、「和綿の種ひろがるプロジェクト HOME GROWN」は、全国の学校や地域グループ、商店街、企業や店舗さん、一般のご家庭など300を超える個人・団体、総数2300名を超える方々にご参加いただいているプロジェクトとなりました。加えて学校などを中心に出前授業を行わせていただき、和綿の栽培や糸紡ぎのワークショップを通じて「エシカル消費」や「SDGs」などを、文字や教科書だけではなく、実際にカラダで感じてもらってイメージしてもらえる学びの場を提供させていただいております。

自分たちの来ている衣服の原点を遡る体験をするために、どうしても織り機が必要だった。

コットン栽培の原状やオーガニックコットンの意義などを伝える出前授業や出張講座に加えて、和綿の栽培収穫糸紡ぎ、という流れのワークショップを重ねていくうちに、やはり最後の「糸から布へ」という工程をしっかり体験させたいという思いが強くなりました。ふわふわなワタが細い糸になることだけではなく、この1本1本の糸が布になっていく仕組みを、しっかり体験させて布の構造も知ってもらいたいと思いました。そうすることで、今、自分が来ている洋服が一枚一枚の生地を縫い上げてできていること、その生地は1本1本の糸で織り上げられていること、そして、その糸がワタから紡がれていることを実感できると思ったからです。

簡単に組み立てることができて持ち運びが自由にできる、木製の織り機を作りたいという思い。

メイド・イン・アースの糸紡ぎワークショップでは、糸車やチャルカといった道具ではなく、昔ながらのコマ(紡錘車)と呼ばれるとても簡易的な紡ぎ道具を使うので、どこでもいつでも簡単に糸紡ぎをすることができるので、糸から布を織る道具も手軽なものにしたいと始めから思っていました。接着剤を使わずに、誰にでも簡単に組み立てられ、手軽に持ち運びができる、「木製の織り機」。それが最初に浮かんだ必要条件でした。大きい布、長い布が織れなくて良いので、コンパクトで誰もが親しみやすい織り機。そんなミニ織り機を目指していました。

そして、あるとき、織りや紡ぎ、編みなどが一同に会するイベントで、木工房を営む方との衝撃的な出会いがありました。ご自身もかつてワタを栽培した経験がある方で、僕の思いを真っ向から向き合ってくれすぐに意気投合し、織り機製作に協力してくださることになりました。実はこのイベント、20年ほど前に鴨川和棉農園の田畑さんと初めて直にお会いしたイベントと同じで、今回もとても重要な出会いを生んでくれました。

遊びゴコロ、学びゴコロを満たす、「糸紡ぎ」から「コースター織り」までできる織り機が完成! 1枚板から自分で組み立てるプラモデルのような織り機の誕生。

劇的な出会いから本格的に織り機づくりが始まり、大方の構造は決まったのですが、なにしろ私たちの目指す織り機は、誰でも簡単に組み立てられるコンパクトな木製の織り機。A4程度の一枚板から、プラモデルのように、部材を外してそれを組み合わせることで織り機に仕上がるという基本構造までは良かったのですが、板の厚さや部材の切込み加減、ほんの些細なサイズ調整など、何度も試行錯誤を繰り返しました。

最終的には、板を極力ムダにしたくないという思いと、せっかくなら糸紡ぎもできたらいい!ということで、こちらも組立式のコマ(紡錘車)を組み込むことに成功。

使う人の遊びゴコロや、モノづくりの興味をそそる織り機が完成したのですが、いつも、ああしたらどうだろう、こうしたらいいかも、と企画・開発をしている私たちが一番ワクワクしていたかもしれません。

ワタを栽培し、糸を紡ぎ、布を織る、SDGs、エシカル消費を体感しイメージしてほしい。

私たちメイド・イン・アースが、和綿の種ひろがるプロジェクトや出前授業、そしてこのミニ織り機キットで、伝えたい、感じてもらいたいことは、普段、私たちがもっとも身近に着ている衣服などのコットン製品が、もともとの原料は、野菜などと同じように畑で栽培されているは植物で、そこから収穫したワタの繊維を糸に紡績して、その糸で布を織り、その布を切ったり縫ったり染めたりすることで、手元に届いているということ。お店に行ってお金を支払えば手に入る世の中ですが、深く掘り下げれば、それぞれの製造過程で、多くの人の手が携わってきているということ。またその工程の中で残念なことに、効率化のために多くの有害な化学薬剤が使われてしまっているということ。

そして、これはコットンや衣服だけの話だけではなく、私たちが食べている食品や加工品、普段使っている化粧品や文房具、自動車、パソコン等々、すべてのモノが、どこかで、多くの誰かの手によって作られているということを、感じてもらえたらいいな、と思っています。それが日々の「エシカル消費」に繋がっていき、「サステナブルな未来」へと向かっていけたらとても嬉しいですね。

9/29(金)午前0時より、クラウドファンディング「ワタから布へ学びのSDGs体験を"ミニ織り機"で子供達に届けたい」をスタートさせます。

自宅はもちろん、総合学習や探求授業などでも活用していただきたい! そんな思いから、より多くの方に知っていただきたく、9月29日(金)よりクラウドファンディングに初めて挑戦させていただきます!

ぜひともご支援、ご拡散にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。


【プロジェクトへのご支援はこちら↓ 10/20(金)23時まで】

 https://readyfor.jp/projects/mini-oriki


【プロジェクト内容】

■タイトル:ワタから布へ学びのSDGs体験を「ミニ織り機」で子供達に届けたい

■支援募集期間:2023年10月20日(金) 23:00まで


【主なリターン内容】

●和綿のたね

●ミニ織り機キット&和綿のたね

●ミニ織り機キット&織り糸セット&和綿のたね

●代表・前田剛の出前授業&ミニ織り機キット20セット他

など。


【プロジェクト立ち上げの思い】

この度、クラウドファンディングに挑戦いたしましたのは、28年に渡り、オーガニックコットンのブランドを運営してきた中で、多くの方々が、布や衣服についての学べる機会が少ないことや、原料のコットンの自給率が日本ではゼロであることなどから、今後の日本の衣の文化の未来がとても不安になったことがきっかけです。

なんとか、楽しく、栽培からものづくりまでの体験ができないものかと思い、大人の方から子供たちまでが楽しめる「1枚板から作れるミニ織り機キット」を制作いたしました。この「織り機」のキットの開発は、単に「織り」を楽しんでもらうだけではなく、コットンや糸、布のできるまでの背景や本質に触れていただき、「1枚板から作れるミニ織り機キット」を活用することで、未来の日本の「衣」の文化を変え、子供たちや大人の方々に新しい価値観をお届けする1歩につながってゆくと願っています。


#クラウドファンディング #総合学習 #sdgs #エシカル消費 #手作り #探求 #自由研究


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