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株式会社ディクラッセ

日本で主流の明るさと白さの追求から外れ、人の健康や快適性を考えた新しいシーリングランプ Giorno ジョルノの開発背景と想いとは

(PR TIMES STORY) 2024年01月15日(月)17時53分配信 PR TIMES

「光が生み出す癒しの影をデザインする。」2024年で創業59年を迎える株式会社ディクラッセは、このコンセプトを掲げ、家庭内でのゆったりとした時間を大切にするための照明を製造してまいりました。しかしながら、近年は在宅勤務の時間が増加し、コロナ禍を経て生活様式が大きく変化しました。家族との癒しのひとときが増える一方で、リモートワークの時間も拡大し、「安らぎを感じる生活環境」だけでなく、「快適な仕事環境」も日常生活において重要な要素となりつつあります。このようなニーズに応えるべく、当社はLED Giorno ジョルノ シーリング/ペンダントランプ(以下ジョルノ)を約1年前に発売しました。今回はその開発ストーリーを、当社の代表取締役・デザイナーである遠藤道明が振り返ります。



コロナ禍で一日中家で過ごすような日々が続き、生活が大きく変わってしまった人もいるかと思います。そんな様々な悩みを抱える人たち全てに対応するために、どのようなアプローチが効果的かを考えたと話します。


そこで、ディクラッセでは以下のポイントを重視しました。

  • "ほんのり灯る"から"より明るい"を1台で実現し、仕事と家庭の切り替えをスムーズにサポートする
  • 生活環境の変化に対応して長く使ってもらえる工夫

2つの要素を主軸にして、デザインや仕様について検討しました。


「ほんのり灯る」からより明るいを1台で実現し、仕事と家庭の切り替えをスムーズにサポートする

日本では「より明るく、より白く」という基準で、天井直付けのダウンライトが主流となり、これが現代の照明器具市場の約8〜9割を占めています。また、多くのインテリアショップでは、お客様の多くが「一番明るい照明」を求め、部屋全体を均等に照らすシーリングライトが高い売上シェアを誇っています。ディクラッセは、この「より明るく、より白く」の標準から外れた照明器具の開発に取り組んでいます。オレンジ色の光や自然な光を取り入れ、家の中に「ほんのり灯る」照明を提供することに焦点を当てています。


ジョルノのあかりは朝から夜までの光の変化を再現し、サーカディアンリズム※を整えます。リラックスできる時間や仕事に適した光の変化を提供し、より健康的で豊かな生活を送るためのサポートができます。

前述の通り、より明るくという照明作りをしていないため、ジョルノは一般的な明るさの基準では8畳用のライトですが、ディクラッセが考える明るさの目安としては10-12畳のお部屋でも充分お使い頂ける明るさとなっています。


※サーカディアンリズムとは

朝日が登ることで目が覚めて、夕陽が沈み眠りにつく。人が生まれながらにして持っている24時間周期の生活リズムのこと



そのための機能として調光調色はもちろん、夕陽のオレンジ色に近い色味の再現にこだわりました。「オレンジ色の光、夕陽のようなやすらぎの明かり」という考え方を当初から今も変わらず大切にしている当社では、世の中に出回っているシーリングライトよりもオレンジ色の幅を持たせるために5000K~2200K※の色温度を採用し、ジョルノでは夕陽の空に近いオレンジ色を作り出しました。


※K=ケルビン

 光の色温度のこと。数値が高いと空の青色、低いと炎に近い赤色になります。

色温度マップ ジョルノは電球よりも夕陽の色に近い光を再現できます。



その他にも、眠りにつく前の明かりとして使っていただくための30分と1時間のタイマー機能や常夜灯の機能を盛り込みました。調光の機能は自動ではないため、リモコンでの操作が必要です。


常夜灯

昔の照明器具で豆電球がぼんやり光っているイメージを再現しました。


人生において何度も購入するものではない。生活環境の変化に対応して長く使ってもらえる工夫

LEDのシーリングライトは世の中に多く出回っていますが、人生において何度も購入するものではありません。少ない人では一度も買ったことが無い、なんて方もいるでしょう。なので、長く使って頂けるようなシンプルなデザインでありながら、引っ越しなどの設置場所の変化に合わせられる機能が必要だと感じました。天井付(シーリングランプ)としてもペンダントランプとしても使用できるようになっており、使う場所やシチュエーションによって変えられるようになっています。例えば、引越しをしてダイニングでペンダントランプのように使っていた照明から寝室にシーリングランプへの置き換えができたりします。結婚や出産、子供の独立など家族の構成の変化や生活環境が変わることがきっかけに照明での部屋の照らし方を変えてみてもいいかもしれません。



アッパーランプ

シーリングランプのようにお使い頂くために下だけではなく、天井へも照らすことでお部屋全体が明るくなる設計になっています。




天井近くに高さ設定したときはお部屋全体を照らせるので、寝室やリビングに。ペンダントランプとして使うときはテーブル上をメインに照らすことができるので、ダイニングテーブルで勉強をするお子様がいる家庭や在宅ワークをする方などにおすすめです。



▲実際にテーブルの上に吊ったときの部屋とテーブルの明るさ比較です。ペンダントランプのように吊り下げるとテーブルが明るく照らされているのに対し、ジョルノの位置を上げると部屋全体が明るく照らされています。






通常のペンダントランプは天井部のパーツに延長コードを格納するのですが、ジョルノはワイヤーとコードが本体に格納される設計になっており、比較的簡単に上下の調節ができるようになっているのもポイントです。





シンプルな円盤形状にカラーごとの特徴を出し、明かりを消したときにも美しいデザインに

ウォームグレー

シンプルでありつつ、温かみを感じられるグレーの塗装でシボ塗装と言われるざらっとした質感の塗装で仕上げ、上面にはウッドプリントを施しアクセントに。ナチュラルな雰囲気やシンプルなお部屋に合わせられます。



ブラック

ゴールドのリングをあしらっていてヴィンテージや、カフェのような雰囲気の空間に合わせられるようにデザインしました。



リーフ

無機質になりがちな機能的シーリングランプに、グリーンでインテリアの要素を取り入れられます。





中でもリーフタイプはディクラッセらしいバリエーションになったな、と思っております。天井へのライトアップはぼんやりと木漏れ日のような明かりが灯ります。グリーンや木漏れ日は視覚的にも癒しの効果があり、天井に向けて葉っぱの陰影が表現できることで、無機質なランプを少しでも自然界に近づけられるようなデザインを目指して試行錯誤しました。なかなか良いリーフが見つからなかったのでリーフ探しだけで半年もかかってしまいました。




毎朝おはようと元気に言える、当たり前の毎日を大切に、健康的に過ごしてほしい

Giorno(ジョルノ)はイタリア語で、日/日中(英語でDay)の意味で、一日在宅している環境下でも、日が登って降りてという1日のリズムを体感してもらい、そのリズムに合わせて照明の色や明るさを変えてもらうことで、皆様に今よりもっと健康な毎日を過ごしてほしいと願いながら開発をしました。


イタリア語のおはようの挨拶を意味する言葉もボンジョルノです。毎朝おはようと元気に言える。当たり前の毎日を大切にしてほしい。そんな商品に作り上げました。ぜひ、ディクラッセのジョルノを使ってみてください。



商品情報

商品名:LED ジョルノ シーリング ペンダントランプ | LED Giorno ceiling pendant lamp

カラー:ウォームグレー、ブラック、リーフ

仕様:付属リモコンで、オン・オフ、調光、調色、タイマーなど切替可能。

リモコン用電池:単4電池×2(スターター電池付き)

素材:アルミニウム、スチール、ポリカーボネート、アーティフィシャルグリーン(リーフのみ)

シェードサイズ:W40×D40×H8.6cm

天井からシェード下面までの寸法:最短25〜最長150cmで調節可能

重量:約3.6kg

消費電力:35W 

明るさ:最大3500ルーメン

色温度:2200〜5000ケルビン 

配光角度:120度、IP40

コード:引掛けシーリング、ワンタッチアダプター式、ワイヤー吊り、クリアコード

価格:ウォームグレー、ブラック:46,400円(税込)、リーフ:63,800円(税込)



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