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「社会人にこそ、学ぶ喜びを提供したい。」そんな想いから生まれたWONDERFUL GROWTH創業秘話

(PR TIMES STORY) 2022年12月13日(火)12時28分配信 PR TIMES


WONDERFUL GROWTHは、今年5月に創業したばかりの人材育成研修・育成コンサルティングを行うスタートアップ企業。「すべての人に成長の喜びを」を理念とし、学習意欲や能力に依存しない「どんな社員も一流にする」ことを掲げています。

世の中には数多く研修というものが存在していますが、当社は未知を既知にするだけでなく、その後の「学習定着」に重きを置いています。当社のサービスを通じて、「学ぶことそのもの自体が楽しい」と思っていただける、学ぶ内発的動機を形成することを実現いたします。


事業としては追い風になる「リスキリング」や「人材育成」が世の中としても重要視されている昨今、WONDERFUL GROWTHのサービスはどのように生まれ、どのように発展していくのでしょうか。創業者である当社CEO・Ken Yoshimuraさんに話を伺いました。

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 ── 簡単に今までの経歴を教えてください。

これまでのキャリアとしては精密機器の生産管理と再生可能エネルギーの営業をしばらくしており、人材開発とはほぼ無縁の環境で仕事をしていました。ある時、ご縁あって上場企業で人事の仕事に携わることになり、採用、育成、タレントマネジメントなどに携わるようになりました。その中でも人材育成が群を抜いて関心が高く、今から6年くらい前になると思いますがノウハウの蓄積と実践を繰り返して今日に至ります。


── 会社員をされていた最中、どうしてWONDERFUL GROWTHを創業されたのですか?

もっと僕が考える育成のスタンスを多くの方に体験していただきたくなったからです。

もともとマネジメントの経験から生まれている考え方なのですが、研修で講師が背中を見せる機会って少ないじゃないですか。だから、机上の空論と思われたり、本当の課題を理解してもらえない、その場しのぎな参加になることも多いなと思っていました。

これは僕の性格的な問題なのですが、「本気で研修受けていないなら受けなくていいよ」って参加者にも伝えちゃうんです。


特に最近は他人に関心を持たない人が増えてきたなと思います。研修って本来は研修参加者にとって意味のある内容になってないといけないと思うのですが、その研修参加者のことを考えて作られた研修なのかということにあまり疑問を持たない人が増えてしまっているのではないかなと思っています。その結果、研修に参加する人たちがこの研修自体が本当に自分のためのものだという自覚を持って取り組む姿勢になりきれてないのではないかと感じていました。なので当社では、研修参加者の事を本当に想った育成カリキュラムの作成、そして研修参加者自体が本当に育っていく姿を見て、研修をアテンドする側も研修を受ける側もその成長の過程を楽しんでもらえる、そんなカリキュラムが世の中に必要だと感じてWONDERFUL GROWTHを立ち上げるに至りました。



WONDERFUL GROWTH CEO・Ken Yoshimura

──なるほど。人想いなお人柄が伝わります。しかし数ある業種の中で、人材育成事業を選択された理由はなんでしょうか?

確かに業種はいろいろありますね。人材育成や研修という形にこだわらずとも、また違うやり方で人を育てるという方法はあると思います。ただ僕は人事に携わる以前から、悩んでいる目の前の人のために何ができるかということを考えて動くことが多かったので、目の前にいる人の為にできるビジネスを考えた時に、何か専門的な業種に依存するのではなくて、人という共通の課題に対してアプローチ出来るビジネスがいいという風に感じました。個人的には新しいテクノロジーにもすごく関心が高いですし、もともとそういう業界にいたということもあるんですけれども。あとは製造業などの業界に対しての関心が高いことも事実ですし、その中で培ってきたマネジメントの実践がこの育成カリキュラムの中に散りばめられていることも事実です。

ですが、それだけに絞ってしまうと部分的な業界のご支援しかできないなと感じていたので、もっと広い視点で自分たちの価値を提供していく方法を考えた時に、この人材育成事業というところに根ざしていこうと志しました。


また、まだまだこの人材育成の市場自体がとても小さなマーケットになっています。

学生や子供のために教えていくという教育産業自体は色々な形で市場が活性化しているのですが、社会人や大人に向けた学習の支援の方法というのは部分的で、あまり多くの人に届けられていないことが事実としてありますので、この課題自体どうにかしたいとも思っています。今、世の中にある E ラーニングの仕組みですとかこういったものも、やはり関心の高い、興味をもっている人にしか届いていないのではないかなと思うので、もっと学ぶことが楽しい、率先してやってみたいと思ってもらえるきっかけ作りをWONDERFUL GROWTHでしていけたらという理想は持っています 。


──社会人のための「学ぶ喜び」を広めていきたいということですね。今回「CEP(Customize Education Program)」という育成研修サービスのキャンペーンをリリースされたと思いますが、どのようなサービスなのか、またサービス開発にあたっての背景や想いをお聞かせください。

CEPは、企業の課題ごとにターゲットとなる社員を選抜し、6ヶ月もしくは1年という比較的長期間に渡って、学習定着を図っていただくプログラムとなっております。各企業様ごとにプログラムの内容をカスタマイズさせていただくこと、研修を実施して終わりではなく、実際どのような効果や変化があったのかを見える化し、その後のフォローアップまで対応させていただくということが大きな特徴となっております。

このサービスを提供することに至った理由としては、自分自身の企業人事としての経験が大きく影響を与えています。


私も企業人事としてたくさんの人材育成サービスを利用させていただきましたし、自分自身もこれまで数多くの研修に参加させていただきました。

その中で知識やスキルの習得に対して前向きである方に関しては最初から効果が出やすいという印象を受けていましたが、その反面、研修の意義や目的を理解しないまま長期の研修期間を終えてしまうような方々も間近で見てきました。

ですので、そもそも自己学習能力のついている方たちは研修をせずとも自ら成長しスキルアップしていく力が備わっているように感じていたため、研修を実施することが必要なのかという疑問もありました。反対にせっかく研修に参加したにも関わらず、その意義や目的を理解しきれずに終わってしまった方たちにおいては、せっかくの研修の機会を無駄にしてしまっているのではないかと感じていました。


これらの経験から、そもそも学習意欲の高い方たちにとって必要な研修カリキュラム、つまりレベルの高い研修機会の提供が必要だと強く思うように至りました。それはその方たちのポテンシャルを理解した上でないと構築することができないと思っています。

さらに学習意欲の低い方たちこそ、研修の意義や目的を理解してもらい学習を楽しんでもらえるような、そんな研修を世の中に浸透させていきたい。そんな思いから内製研修を数多く企画し成功させてきた経験を経て、このサービスの提供を始めることにしました。


社会人になってから学習習慣のある方たちは約3割と言われています。単純に計算して企業に所属する人たちの7割の方が自ら成長していくということをしていないのであれば、それは企業にとっても大きなリスクになり得ると考えています。

そのリスクを軽減するためにこのサービスを活用し、その効果を実感していただきたいと思っています。




──学習意欲や能力に依存しない「どんな社員も一流にする」という理念は社長の経験から生まれたのですね。まだまだスタートアップの会社のため、良い意味で企業文化や風土の形成はこれからだと思います。どんな会社にしていきたいですか?

そうですね。世の中にあまりない会社にしていきたいなとは思っています(笑)

これは僕が会社を立ち上げたもう一つの理由になるんですけれども、一般企業にここまで勤めてきていたので、こういう仕組みで働けたらいいなという個人的な欲求をたくさん詰め込みたいと思っています。

この時代に逆行するような考え方かもしれないですが、僕は企業という組織体はその中に属するみんなが家族のような関係性でいられたら理想だなという風に思っています。

家族のような関係性にしてしまうと、感情が入ってしまってビジネスとしての正しい判断が難しいと最近ではすごく言われていますが、例えば退職する人もどんな理由であれ本人がした新しい決断なので手を振って見送ってあげたいと思いますし、その後の活躍を本当に願って送り出したいと思っています。


また大きい組織になっていくことを目指したいなとは思っているのですが、その過程の中で例えば市場がシュリンクしてしまってリストラをしなければいけないというような事態になった時に、僕はみんなでその事態を乗り越える必要があるのではないかなと思っています。

確かに経営判断として人件費を削減するということは非常に重要な意思決定になると思いますし、そのリストラによって企業経営自体が正常に戻っていくのであればそれはすごく大切な取り組みのひとつだとは思っていますが、僕は「この会社はもうすぐピンチなので一緒に乗り越えて行かないと全員が座礁してしまうので、何とか皆の力を結して乗り越えましょう」と言う掛け声をかけて、残ってくれる人たちで無理難題を解決していくというような経営方針をとっていきたいと考えています。

その過程の中で、そんなピンチな状態で一緒にはいれないよ、という形で離脱してしまう人が出てくること自体は全くもって問題ないと思うのですが、良い時も悪い時も共有できることが、長く人に愛される組織にしていくために必要なことなのではないかと思います。


僕はここまで働いてきた中で、幸いにもリストラという境遇に立たされたことはなかったのですが、会社のピンチは今まで何回も経験しましたし、その度に「一緒に乗り越えよう」と声をかけていただいて、本当に家族同然に働いてきました。

寝ても覚めても仕事のことを考えていたり、また当時勤めていた会社の会長や社長のことを思い浮かべながら自分に何ができるかということを考えて働いていました。

これは自分にとって全く悪い経験ではなかったと思いますし、あのおかげで会社にも感謝されて、自分自身のスキルや経験にもとても大きな影響を与えたと実感しています。

休みなく仕事について考えることは僕の会社の従業員には押し付けたくはないのですが、ただピンチの時には助けたいですし、逆も然りで僕自身がピンチの時には助けてもらいたいと思いますし、そういうフラットな関係でお互いがお互いを支えられるような組織にしたい。こういった思いに共感してくれる人たちが増えてくれて、ちょっと他とは違うなと思われるような会社にしたいなと思っています。


弊社の誰に依頼をいただいてもWONDERFUL GROWTH全体でお答えをしていこうと思ってくれるような社員たちを多く増やして、お客様にもWONDERFUL GROWTHという看板を通して安心してもらえるような、そんな組織にしていきたいですね。


──家族のようなフラットな関係性でいられる組織、今の時代とても貴重な考え方だと思います。そんな社長が大事にしている価値観はなんですか?

人を大事にするということです。

この「人を大事にする」ということは、自分の持っているネガティブな部分もなるべく包み隠さず伝えるということです。気丈に振舞っていても人間なので弱い部分もあるので、良い時も悪い時もちゃんと素直に共有することが大事かなと思っています。

なぜなら自分一人で解決できる仕事というのは僕の経験上ほとんどありませんでした。絶対に誰かしら隣にいて、それは時にお客様であったり、従業員であったり、取引先であったり様々なのですが、一人で完結する仕事は僕の知る限り世の中にはひとつもないと思っています。

なのでその協力してくれる人、もしくは協力してくれる可能性のある人に対しては、素直に全部を伝えていくということがとても大事だと思っています。そのためには本気の姿勢というのは常に見せていかなければいけないですし、その思いに共感してくれた人を裏切らないように日々一分一秒一生懸命生きなきゃいけないのでこれもまた辛いのですが、辛くなった時は今ちょっと辛いというのを素直に伝えるように心がけているつもりです(笑)なので人に対して妥協しない。こういう価値観をとても強く持っていると思います 。



──ここまでのお話の中で、一貫して「人」を軸に考えられていることがとてもよくわかりました。最後に今後の展望と、これから挑戦したいことや社長の夢に関してお伺いできると嬉しいです。

今後の展望は新しいビジネスの領域にも関係することなのでちょっと恥ずかしい部分ではあるのですが、まずは僕たちが提供するこの育成カリキュラムならびに育成者のライセンスを世の中に多く認知していただくというところを、一番に挑戦していきたいと思っています。

そしてサービスを受けてくれた方たちが、本当にWONDERFUL GROWTHに任せて良かったと感じてもらうことです。その結果、事業で独りよがりにならずに、研修において最も重要とされることを常に考えながらアップデートを続けていきたいと思っています。


その後は、自分自身やっぱり人が好きなので色々な形で人と交流をしていきたいなと思っています。研修になってしまうとどうしても学ぶということが大前提に来てしまうので、学び以外にも雑談やどうでもいいようなコミュニケーションの場を、学習が好きな人たちを通してどんどん作っていきたいなという風に思っています。


それからその先においては本当に人が育っていくために必要な階段を可視化するようなサービスを作っていければと考えています。今、学校の教育現場では小学1年生から中学3年生まで自分の目標を書いてそれを学期ごとに振り返るといった目標設定の紙があったりするのですが、企業に属してしまうとどうしても企業利益を主眼とした目標設定になってしまうのかなと思います。個人の目標設定と、企業の目標設定というのが結節するような、目標管理及び成長管理のサービスを生み出したいと思っています。

これがあることによって、自分自身がこの1年間でどれだけ成長したかということを簡単に確認でき、本人のモチベーションにも繋がると考えています。


なぜこれをやりたいかと言うと、僕が毎年行っていることなのですが、手帳を買って1月時点で、やり残しているタスクや年内に達成したいことを書き出して、1年が終わって振り返ってみます。その時にちゃんと1年でやりたいと思っていたことが達成できているなと実感を持つことが多く、これは自信に繋がっています。途中から消化したかしていないのかよくわからないまま1年間走りきってしまうこともあったり、誰に言うこともなく自分で納得して終わってしまったりするのですが(笑)

これがちゃんと仕組み化されていたら自分自身何もできていないなと思う人が減り、また言語化することによって自分が何を達成していくべきなのかが見て取れるようになると思うので、これが成長において重要なことだと考えています。


方や、企業の利益だけになってしまうと、経営方針が変わったり、経済の状況が変わったりすることによって、当初置いていた目標から著しくずれたことに対して頑張って走り出してしまうことも多いと思います。しかし自分自身の成長記録としては、1年前に自分が決めてやりたいと思っていたことが少しでも前進していることが見えるととても嬉しいと思うので、そういう仕組みを作って提供していきたいです。


そしてもう一つ勘案していることがあります。

アメリカで既に始まっているサービスを少しコピーしたいなと考えているのですが、いずれまた何かの機会にお伝えができればと思います。世の中の研修に大きな革命を起こせる、そんなサービスだと思っています。

その後は僕の思いに共感してくれて、いろんな事業を起こしたいという人たちを支援したいなと思っているので、僕自身も育っていかないといけないですし、僕自身がまずこの事業を成功させることが重要だと考えています。

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WONDERFUL GROWTHは、これから多くの人に自分自身の成長を喜び、そしてそれを分かち合える、そんな機会を沢山作っていきます。

また、まだ私たちのサービスに触れていない方たちに、学ぶことが楽しいと思ってもらえるきっかけを作り、成長の喜びを実感してもらえるように邁進してまいります。

これからの私たちの活躍を是非、楽しみにしていてください。

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