プレスリリース
MARK株式会社は、小・中学生がプログラミングという新しい世界に踏み出す手助けを行い、高校生以上になっても継続的に学習の場を設ける小中高校生向けのプログラミング教室、プログラミング学習システムを提供しています。私たちの目標は、子供たちがテクノロジーの基本を理解し、将来にわたって役立つ重要なスキルを習得することです。このために、わかりやすく楽しい学習教材と、実践的なプロジェクトに焦点を当てたカリキュラムを開発しています。
その中で小中学生からPythonを学習するためのサービス「トイプロ」を開発するに至った経緯を紹介いたします。
子供・保護者・講師の異なる視点を活かし、プログラミング教育の理解を促進
子供たちにプログラミングを教えていく中で保護者、子供、講師それぞれが抱くプログラミングに対するイメージに大きなギャップがあることに気がつきました。
保護者の中には、プログラミングを「複雑な数学や英語のスキルが必要な、黒い画面で行う謎めいた活動」と捉える人もいます。プログラミングはよくわからない。と言った方がわかりやすいかもしれません。一方で、子供たちはプログラミングを「ゲームの制作やチートの作成ができるようになる魔法のようなスキル」と認識していることが多いです。そして、講師はプログラミングを「段階的な学習と理解・継続的な努力が必要な技術」と理解しています。
これらの多様な視点が存在しており、プログラミング教育に対する正確な理解を促進することを目指していくことが必要と考えました。
子供達のプログラミング学習への障壁を取り除く「トイプロ」。Python学習をクラウド環境で提供
小中学生に適したPythonプログラミング教材の不足は、教育の分野での大きな課題です。実践的なプロジェクトを効果的に進めるためには、子供たちがコードベースのプログラミングを理解し、習得する必要があります。しかし、「ゲーム制作」や「業務自動化」をテーマにした書籍は存在するものの、これらは小中学生にとって直接的かつ効果的なコードベースのプログラミングの学習経路を提供するものではありませんでした。
さらに、小中学生にとっては、長い説明文や複雑な内容は魅力的ではありません。大学生や社会人向けの高度な資料が小中学生に適しているとは限らず、子供たちの注意を引きつけ、学習意欲を持続させるためには、楽しみながら学べるコンテンツが必要です。
Pythonを学ぶ際の環境構築は、多くの場合、初学者にとって大きな障壁となります。生徒一人ひとりが異なるPCを使用している現状では、それぞれにPython環境を設定することは非現実的です。場合によっては、これらの初期設定の問題が、学習そのものに取り組む前に諦めさせてしまう原因にもなりかねません。
トイプロでは、この問題を解決するために、クラウド上にPythonの実行環境を構築しました。これにより、生徒たちは自分のPCに環境を設定することなく、直ちにプログラミングの学習を開始できるようになります。このアプローチによって、技術的な障害を取り除き、すべての生徒が平等にプログラミングを学べる機会を提供しようと考えています。私たちは、このような革新的な手法を通じて、小中学生が技術の世界に興味を持ち、その才能を伸ばす支援が必要だと考えます。
トイプロのリアルタイム共同学習環境により、場所を選ばないプログラミング学習機会を提供
コロナ禍においても、遠隔地にいる生徒にも、プログラミング学習の機会を平等に提供することは、私たちトイプロにとって必須の目標です。このために、対面授業とオンライン授業を組み合わせたリアルタイムの共同学習環境を提供しています。生徒たちは自分の住む場所や状況に制約されることなく、一緒に学習することが可能です。
生徒たちがリアルタイムで互いに学び合い、協力する環境を提供します。これにより、生徒たちは自分のペースで学習しながらも、グループ学習の利点を享受することができます。トイプロの目標は、生徒たちがどんな状況でも学習を続けることができる環境を提供する必要があると考えました。
「Python」を学ぶことで、プログラミングの基礎的な概念を理解し、実践的なスキルを身につける
トイプロでは、プログラミング教育において、Pythonという専門的なプログラミング言語の習得に特化しています。Pythonは、その汎用性と初学者にも理解しやすい構文のため、世界中で広く利用されている言語です。この言語を学ぶことは、プログラミングの基本的な概念を理解し、実践的なスキルを身につけるための効果的な手段となります。
Pythonを中心に学習することには複数の利点があります。まず、Pythonは読みやすく、書きやすい言語であるため、プログラミング初心者、特に子供たちにとって理解しやすいです。また、Pythonはデータサイエンス、ウェブ開発、自動化、人工知能など、多岐にわたる分野で活用されており、学習者はこれらの分野に対する基礎的な知識と技術を身につけることができます。
トイプロのプログラムでは、Pythonの基礎から始めて徐々に応用に進むことで、生徒たちはプログラミングの基本的な原理を深く理解し、将来的にはより高度な技術的な問題を解決できる能力を養うことができます。このようにして、トイプロは生徒たちがプログラミングの世界に自信を持って一歩を踏み出せるように支援しています。
プログラムの難易度を可能な限り下げることで、子供たちのスムーズな学び、成長を導く。
プログラミング教育において、最も重要なのは学習者が継続的に関心を持ち、能力を伸ばしていける環境を提供することです。プログラムの難易度を可能な限り低く設定し、子供たちがスムーズに学び、成長できるようにしています。
難しいプログラムの読み書きを強いるよりも、小中学生の理解レベルに合わせてカリキュラムを調整することで、プログラミングの基礎から徐々にステップアップしていくことを目指しています。このようにレベルを調整し続けることで、子供たちは圧倒されることなく、楽しみながら学習を続けることができます。
私たちの目標は、単にプログラミングスキルを教えることではなく、子供たちが自信を持って技術を探求し、創造的な問題解決能力を育むことにあります。このアプローチにより、子供たちはプログラミングの楽しさを実感し、長期的に学び続ける動機付けを得ることができます。
「ピアラーニング」、互いに学びあう環境を用意することで学習の基盤を作成
私たちは、子供たちが継続的に学習に取り組むためには、彼らの興味を引くことが不可欠だと考えています。そのため、ピアラーニング、競争と奨励、達成感の共有などの要素を取り入れ、子供たちの学習意欲を刺激しています。また、学習プロセスにゲーミフィケーションの要素を導入することで、楽しみながら学べる環境を提供しています。
ピアラーニングでは、子供たちは互いに学び合い、刺激を受けます。競争と奨励は、健全な競争心を育み、目標に向かって努力する意欲を高めます。達成感の共有は、学ぶ喜びを実感し、自信を深めるために重要です。
これらのしくみは、子供たちが新しい知識や技能を楽しんで習得するための基盤となります。我々の目的は、単に知識を教えることではなく、学ぶことの楽しさを知り、自ら学び続ける力を育むことです。子供たちがこのような環境で学ぶことによって、彼らの内なる好奇心を刺激し、継続的な学習意欲を支援することが可能になります。
2025年度実施の大学共通テストから加わる「情報」科目に特化した教育プログラムを提供。
2025年度より実施される大学共通テストにおいて、新たな教科として「情報」が加わることに伴い、トイプロではこの変更に対応した教育プログラムを提供しています。このプログラムは、特にプログラミングとデータ分析の単元に焦点を当て、生徒が大学入試で求められる知識とスキルの理解を深めることを目的としています。
この新しいカリキュラムは、生徒が大学共通テストの「情報」科目での成功に必要な知識と技能を身につけられるように設計されています。プログラミングの基礎から応用まで幅広くカバーし、試験で求められる問題解決能力や論理的思考力を養います。
大学入試の要件が変わる中で、トイプロの教育プログラムは生徒たちが時代の変化に適応し、将来の学問的および職業的な道を切り開くための一助となることを目指しています。このようにして、トイプロは生徒たちが新しい教育基準に対応できるように支援し、彼らの学術的な成長と成功を後押ししています。
トイプロの「Pythonを中心とした教育プログラム」により、プログラミングへの親しみを上げつつ、フィードバックを行い教育の質も向上させる
トイプロはプログラミング教室様をはじめ、高校生・大学生・社会人・老後の趣味・親子など幅広い層の方々にご利用いただいております。「大学受験を見据えたコードベースのプログラミングのレッスンが可能になった」「生徒が自発的にプログラミングの学習をするようになった」など高い評価をいただいております。また、弊社が運営するプログラミング教室でも、トイプロを入り口として高度なプログラミングに挑戦する生徒が増えており、その成果は明らかです。
Pythonという人気が高く、将来性のあるプログラミング言語を扱うことで、講師側にも大きなメリットがあります。たとえばPythonを学びながら教えることが可能になり、その経験は彼らのキャリア発展においても貴重な資産となります。
このように、Pythonを中心とした教育プログラムは、教える側にも学ぶ側にも多大な利点をもたらし、プログラミング教育の質の向上と講師不足の問題解決にも貢献できると確信しています。
私たちは、楽しみながらプログラミングを学べる環境を提供することを重要視しており、サービスの改善を常に心掛けています。トイプロは、プログラミングがもたらす可能性を最大限に引き出し、それを生徒たちに伝えることに注力しています。プログラミング教育をよりアクセスしやすく、エンゲージメントを高めることで、これからも多くの人々の学習体験を豊かにしていければと思います。
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トイプロ - 小学生から始めるPythonそして、競技プログラミング
トイプロは小学生でもコードの読み書きができるようにすることを目的にした、プログラミング未経験・初学者向けのPython学習サービスです。 Pythonの実行環境があらかじめセットアップしてあるので、特別な事前準備が不要です。すぐにPythonの学習を開始することができるので、プログラミングを始めてみたい方・親子・プログラミングスクール・学習塾等の教材としてご好評いただいております。
会社概要
会社名:MARK株式会社
所在地:茨城県つくば市天久保2-14-2 つくばイーストビル202
代表者:代表取締役 柴沼 友樹
事業内容:プログラミング教育用システム開発・子供向けプログラミング教室の運営
運営URL:https://mark-inc.net/