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株式会社セキュアオンライン

Webマーケティングでセキュリティ人材不足を解消!専門家と企業をマッチングする「セキュリティエージェント」開始の経緯

(PR TIMES STORY) 2023年06月28日(水)23時17分配信 PR TIMES

企業と専門家を繋ぐ新たなプラットフォームとして23年6月にリリース


現代社会において必要不可欠なインフラとなったインターネット。ネットがもたらす利便性は個人から企業、そして社会全体にまで至る。その反面、ネットを使用する上での大きなリスクと言えるのがサイバー攻撃である。


サイバー攻撃は年々高度化・複雑化しており、毎年多くの被害を生んでいる。企業が扱う個人情報や機密情報をサイバー攻撃から守るサイバーセキュリティの対策は急務だが、専門家の人材不足やセキュリティ対策に投資できないといった課題を抱える中小企業は非常に多い。


そんな課題を「Webマーケティング」の力で解決に導くのが、株式会社セキュアオンラインの新しいクラウドソーシングサービス「セキュリティエージェント」だ。同社はセキュリティ意識の啓発や人材育成のサポートなどを展開しており、2023年6月に「セキュリティエージェント」をリリース。このプラットフォームでは、仕事を探している「情報処理安全確保支援士」(登録セキスペ)と、専門家を探している企業のマッチングを行っている。登録セキスペに対しては、受注した案件などに応じたポイント還元システムがあり、収入面でもサポートがある。一方、登録している企業は、国家資格を有した信頼できるセキュリティの専門家と繋がることができ、既にシステム会社などと契約している企業は、セカンドオピニオンとしてセキュリティエージェントを活用して専門家に相談することも可能となる。

友人のWebサイトが標的に! サイトを運営する企業のセキュリティの甘さが原因だった


この新しいプラットフォーム誕生の背景には、株式会社セキュアオンラインを経営する角田優剛氏の身近で起こったサイバー攻撃がきっかけ。角田氏は、セキュアオンラインを設立する前、2011年にWebマーケティング会社である株式会社シーズ・クリエイトを設立。当時はWebサイト構築やマーケティングに従事しており、2013年にセキュリティ業界に参入した。クラウド型WAF製品(ウェブアプリケーションを保護するセキュリティの一種)の代理店として事業を展開していく中、友人のWebサイトがサイバー攻撃によって改竄されるという出来事が起きてしまう。


角田氏が原因を追求したところ、サイトを運営する企業側のセキュリティが甘かったことが判明。中小企業経営者のサイバーセキュリティに対する意識の低さを実感した角田氏は、サイバーセキュリティへの意識啓蒙が必要だと考え、自分の専門であるWebマーケティングを活用したメディア運営をスタートさせた。それが2014年に開設されたサイバーセキュリティ専門メディア「サイバーセキュリティ.com」だ。サイバーセキュリティ製品を扱う企業への取材記事や、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)といったIT関連団体のリリースなどを丁寧に発信するという啓蒙活動を行うところから始めていった。


あまり知られていない国家資格「登録セキスペ」(情報処理安全確保支援士)とは


角田氏が目の当たりにした課題は、多くの中小企業が抱える問題と言っていい。セキュリティ対策に投資をしていないという企業は少なくない。その理由について最も大きな要因は人材不足にあると角田氏は考えた。登録セキスペ(情報処理安全確保支援士)は、高いレベルの知識・技能を要する試験に合格しなければ登録できない国家資格だ。登録セキスペが不足する要因はコスト面にあり、資格更新講習の受講料、登録費などが発生するため、3年間で10万円超の費用を負担しなければならない。さらに登録セキスペという存在があまり認知されていないため「割に合わない」のだ。


企業側も登録セキスペという存在を認知していないために、どのように対策を講じれば良いかわかっていないのが実情だった。そこで角田氏は2020年に株式会社セキュアオンラインを設立。日本国内の企業におけるセキュリティ意識の啓発、セキュリティ人材育成など、資産となる「情報」を守ることをサポートする事業をスタートさせた。その中で生まれたのが、前述で紹介したサイバーセキュリティの専門家「登録セキスペ」と「何をすれば良いのかわからない企業」をマッチングするクラウドソーシングサービス「セキュリティエージェント」だった。


セキュリティエージェント:https://securityagent.jp/


専門家と企業にベストプラクティスなサービスを


登録セキスペのみ事前に募集したところ、200名以上の登録があり、資格保持者からのニーズがあることが判明。一方、十分なテストマーケティングをせずに構築を開始してしまったため、企画立案からローンチまで約1年半を要したという。その反省を活かし、システムの開発時には実際に登録セキスペの資格を持っており、普段から現場でセキュリティの業務に携わっている株式会社アクシス代表取締役CEOの宮腰行生氏をCTOとして迎え入れた。


専門家がどのようなことを考えどこに課題があるかなど、現場からのアドバイスをもとにサービスを構築。さらに評価やポイント制度を設け、登録セキスペの資格更新にかかる費用や受講義務のある講習の費用負担などを軽減できるようにしたことにより、結果200名以上を集めることに成功した。



2023年6月13日にサービスを開始し、同年6月14日から16日の3日間で行われたネットワーク・インフラストラクチャー技術、製品、ソリューションサービスの展示会「Interop Tokyo」に出展。担当者は「サービスローンチ後、専門家の登録は増えているが企業側の登録・利用が課題となっているため、多くの企業への認知を拡大していき、セキュリティ対策のデファクト・スタンダードとなるサービスにしていきたい」と抱負を語った。



企業概要

会社名 :株式会社セキュアオンライン

代表取締役:角田優剛

所在地 :〒277-8519 千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148 街区2 ショップ&オフィス棟5階

設立 :2020年4月

URL :https://secureonline.co.jp/


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