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株式会社こどもりびんぐ

園児、保護者、先生のすべてに寄り添った情報誌を作りたい。幼稚園・保育園の先生に向けた雑誌「園ふぁん」の誕生ストーリー

(PR TIMES STORY) 2023年10月05日(木)15時06分配信 PR TIMES

「あんふぁん」は幼稚園に、「ぎゅって」は保育園に直接配布をする雑誌として、全国で合計約110万部を発行しているフリーマガジンです。その発行社である株式会社こどもりびんぐでは、2023年1月に、初めて幼稚園・保育園の先生に向けた雑誌「園ふぁん」を発行しました。


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これまで、子育てファミリーに向けた情報を発信してきた当社が、なぜ今回、園の先生に向けた情報誌を発行するに至ったのか。その理由には、「あんふぁん」「ぎゅって」に向き合ってきたからこそ生まれた関係と思いがありました。




園児とママ・パパに寄り添い続けた20年、唯一無二の子育て情報誌に

2022年度に「あんふぁん」は20周年、「ぎゅって」は5周年という節目の年を迎え、2023年度は気持ちも新たに、より読者に寄り添った媒体として、その役目を担おうと気合いが入っているところです。


私たちは、2020年5月に「こどもりびんぐ」として新会社を立ち上げた際に「everyday with a smile たくさん笑おう」という言葉を、会社の理念として掲げました。これは、園児とママ・パパ、そして彼らを取り巻く幼稚園・保育園に寄り添うことで「親子の毎日にあふれる笑顔を届けたい」という思いを表現したものです。


当社の事業は、フリーマガジン「あんふぁん」「ぎゅって」発行を主軸に、「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」というWebメディアの運営、園でのプロモーションの実施や読者のインサイトを探り、発信していく「シルミル研究所」という調査機関を展開しています。もともとは誌面発行のみだったところ、ここまで多彩な形態に発展したのは、日々、子育て、家事、仕事に頑張るママ・パパを支える一助となるべく、考え、実行してきた結果であると考えています。


「あんふぁん」を作り続けてこられた理由は幼稚園の先生の目があったから



私たちのスタートは2002年に発行された「あんふぁん」でした。「あんふぁん」はフリーマガジンですが、家庭へのポスティングや店舗や駅などへの設置配布ではなく、全国12拠点の幼稚園に直接配送し、先生から園児に手渡され、家庭に持ち帰る…という形で読者の手元に届きます。通常の雑誌の場合、構成を考える時には「読者」や「広告主」に焦点を当てて考えると思いますが「あんふぁん」の場合はさらに「幼稚園の先生」にも納得いただける内容にする必要がありました。先生に納得してもらえない、正確性や平等性に欠ける内容の場合、先生が読者である子どもや保護者に渡すことを拒否することがあり得るからです。もちろん、読者に届ける情報はもとよりきちんとした根拠のあるものを提供していましたが、この「先生の目」というフィルターが一枚追加されたことで、私たちの「信頼できる情報を届ける」という意識がさらに強固になったように思います。


こうした意識のもと作り続けてきた「あんふぁん」だからこそ、20年間、読者、園の先生、そして広告主の支持を得て、発行してくることができたのではないかと考えています。

働くママ・パパの保育園時代に寄り添う「ぎゅって」



あんふぁんの創刊から15年が経った2017年。女性の社会進出は進み「働くママ」は珍しくない時代となっていました。“働くママはとにかく時間がない”と言われ、生活ステージは家庭・保育園・職場という限られた範囲の方が多かったように思います。当時、あんふぁんは専業主婦層が多く、14時に子どもが降園する幼稚園ママと、フルタイムで働き18時にお迎えに行くママとではライフスタイルや時間の使い方が異なって当然でした。私たちはそれぞれに合った情報を届けたいという思いから、保育園を配布ステージとする「ぎゅって」を創刊しました。あんふぁん同様、園の先生方から保護者に直接配布されるため、“信頼できるもの”として閲読率は85.1%に上ります(2023年3月調べ/調査協力:ジャストシステム)。

ひとくちに「働くママ」といっても、価値観は多様化しており、悩みも細分化してきています。時代と共に変化する読者ニーズをとらえ、求められている情報をしっかり届けられるよう、私たちは読者と定期的に交流を持ったり、毎月寄せられる1000件以上の読者からのコメントに目を通しています。こういった読者とのコミュニケーションこそ、私たちの財産であり、ご提案の土台となっています。


 創刊当時は働くママ向けの情報誌でしたが、現在は多くのパパにも読んでいただいています。小さな子どもがいる毎日は、思い通りにいかないことも多く、落ち込むこともあります。しかし読者から届く声は、親である幸せを感じさせる内容ばかりです。今は大変だけど、少し先の未来に保育園時代を宝物と思えるように。園の先生方や企業の皆さまと共に、働くママ・パパを応援していきたいと思います。

先生のための情報誌「園ふぁん」が生まれたきっかけ



この20年間、多くの先生たちに出会う機会がありました。1年ほど前、ある園長先生に「最近は保育に対するネガティブな意見を耳にすることが多く、先生たちが疲弊している。だから先生が元気になるような企画を『あんふぁん』『ぎゅって』でやってくれたら嬉しい」というご意見をいただきました。日々真摯に子どもに向き合い、保護者に寄り添っている先生の姿を目にしていただけに、この言葉はとても記憶に残りました。先生に喜んでもらえて、なおかつ役に立つ雑誌を作ることはできないか。それが「園ふぁん」創刊の起点でした。


当社では、「あんふぁん」「ぎゅって」を配布していただいている園を定期的に訪問し、先生にヒアリングを行う巡回スタッフがおります。また、数多くの園取材やイベントを通して先生方から最近の保護者の傾向や園運営の困り事などさまざまなお話をこれまでに伺ってきました。それをあんふぁん・ぎゅってのコンテンツ制作に生かしてまいりましたが、先生にダイレクトに発信するメディアは初めてです。そこで、グループ会社である小学館の「新 幼児と保育」編集部をたずね、協力をいただけることとなりました。当社で培ってきた園や読者に対する知見と、「園の先生のための情報誌」として保育に関する膨大な情報を持つ同編集部が連携した結果、2023年1月にトライアルとして「園ふぁん 0号」の発行を実現することができました。


ところが「園ふぁん 0号」は、先生向けであるにも関わらず、一部で保護者向けの媒体と誤認されることがありました。「あんふぁん」「ぎゅって」と一緒に届く=ママとパパ向けのもの、と認識していただくのは大変うれしいことですが、先生方に届かなくては意味がありません。そこで表紙に先生方へのメッセージを入れ、イラストだった表紙をより親近感を持っていただけるよう先生方と園児の写真にしたり、さらにオリジナルコンテンツも充実させました。


そうして9月に発行した最新号では、コロナ禍で保護者との関係構築が難しかった先生に向けた「保護者とのコミュニケーション術」について紹介しています。実際にお読みいただいた先生からは、「園長、副園長含め、各担任で回覧致しました。改めて目を通しておきたい内容でしたので、参考になりました」「イラストも多く読みやすかったです。世界の言葉コミュニケーションの記事などは、すぐに保育に役立ちそうだと思いました」といった声をいただいております。


今後も年4回発行を継続し、先生たちが「笑顔」になる情報を届けていきたいと思っています。先生たちの笑顔は、必ず子どもたちや保護者の笑顔にもつながっていくはずですから。


こどもりびんぐ コーポレートサイト  

 https://kodomoliving.co.jp/


・あんふぁん公式サイト「あんふぁんWeb」 

 https://enfant.living.jp/


・ぎゅって公式サイト「ぎゅってWeb」

 https://gyutte.jp


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