プレスリリース
「人と組織の成長を支援する」
これが、あしたのチームの事業テーマであり、その背後には代表取締役社長CEO赤羽の情熱とビジョンがあります。
赤羽は、人事評価制度の構築・運用支援を主軸に展開する会社で、人事コンサルティングと人事評価クラウドの掛け合わせによるBPaaSサービスを提供しています。
彼は、日本の企業が生産性の低さで伸び悩む原因を「適切に評価されない人事制度」に見出し、その解決のために、人事制度を再構築し、運用まで伴走してやりきり、定着させるビジネスモデルを模索しました。
その結果、赤羽が率いるあしたのチームは現在、人事評価に特化した事業で、生産性を向上させる社会的な役割を果たしています。
赤羽の想いは、「頑張った分だけきちんと評価されるように」、「個人の力と組織の力を最大化できるように」、そして「誰もがワクワク働ける世界を創る」こと。
そのために日々挑戦を続けています。
このストーリーでは、『人事評価制度を通じた日本の働き方改革と生産性向上』に全てを捧げ奮闘しているHRTech企業経営者の見据える未来について紹介します。
ツールの導入に留まらず、組織の課題に深く踏み込む。HRTech業界を切り拓いてきたあしたのチームの事業
「人と組織の成長を支援する」を事業テーマに掲げ、人事評価制度の構築・クラウド化を通じて、企業の「採用」「育成」「評価」「労務」などの経営課題を解決するあしたのチーム。
2008年の創業以来、HRTech市場を切り拓き、中小・ベンチャー企業を中心にサービスシェアを拡大。
現在の導入企業数は4,000社を超え、中小企業導入実績は業界1位(※)となっています。
これを実現するためには、情熱とビジョンが不可欠だったと、私(代表取締役社長CEO赤羽)は考えています。
中小・ベンチャー企業における人事の課題は、ソフトウェアやツールの導入だけで解決できる課題はありません。
組織の問題や業務課題を抽出し、一人一人の役割を明確にし、理想のプロセスをデザインし、どの役割の人を何をもって評価するのが正当な評価なのか、その結果どうやって報酬で報いていくのか、実際の運用までを支援し、確実に定着させることが求められます。
どの事業者も、運用まで支援することは手間であり誰もやっていない領域でした。これこそが、あしたのチームの競争優位性であり、本質的かつ社会性のある事業領域であり、私自身がこれまでのキャリアで追求してきた、「本当の意味で人事の問題を解決する」事業であると考えています。
CEOに就任以来、この事業に原点回帰して、人事コンサルティング(BPO)と人事評価クラウド(SaaS)の掛け合わせによるBPaaS(Business Process as a Service)サービスを、国内外の中小企業の皆様にご提供しています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「HRTechクラウド市場の実態と展望2022年度版」SMB向け人事・配置クラウド売上高より。
日本企業の人事制度に対する課題感から人材紹介や求人広告事業を撤退し、BPaaS事業にフルコミット
2014年、創業社長に誘われる形であしたのチームに参画したのですが、その時、私から1つだけ条件を提示しました。
当時の売上の9割を占めていた人材紹介と求人広告の事業を止め、BPaaS事業にコミットさせてほしいという内容です。
システム会社とコンサルティングファームを経歴に持つ私から見て、その道が唯一の勝機だと確信していたからです。
その後は、私がCFOとして資金調達を行い、採用も進め、システムも内製化しました。
実は私は、あしたのチームに参画する前から、社会全体についての課題感を持つようになっていました。それは「日本の企業における人事制度の在り方」でした。
私は、日本の企業が生産性の低さで伸び悩む原因は、年功序列などの人事制度が依然として残り、実績のある人やポテンシャルの高い人が「適切に評価されない」ことにある、と考えています。
中小企業が99.7%を占める日本では、人事制度がきちんと整備されていない企業のほうが多い状況です。仮にコンサルタントを入れて仕組みを作ったとしても、専任の人事がいなければ形骸化してしまいます。
それを解決するためには、人事評価制度を作るコンサルティングだけでも、クラウド(SaaS)のプラットフォームを導入するだけでも足りません。
システム会社でのエンジニアの経験とコンサルティングファームでのコンサルティング経験を持つ私から見て、コンサルティングとクラウド(SaaS)の掛け合わせこそが唯一の勝機だと確信していたからです。
参画してからは、私がCFOとして資金調達を行い、CHROとして採用も進め、CTOとしてシステムも内製化しました。
その結果、クライアントごとに人事制度を“再構築”し、実際の”運用” までをやりきり、クライアント内に人事制度を”定着” させる、そんなビジネスモデルを確立することができました。
それこそがBPaaSという事業の形です。経営者はもちろん、人事を担当している方も忙しい。
だから新しい人事制度の構築や導入にはどうしても及び腰になる。当然ですよね。
この仕組みを理解しないで「人事評価制度を導入しましょう!」と言っても聞いてもらえない。プロダクトアウトの発想です。
どの企業にもすぐにフィットする完成された制度はないんです。
だから、まずは個社の悩みをとことん理解し、マーケットイン発想でクライアントを想うことから始まります。
正直なところ、手間はかかりますが、クライアント内に人事制度を”定着”させる事を目的とする以上、寄り添って、一緒に汗をかいて、目線を合わせて考えることは絶対に必要だと考えています。
不器用かもしれませんが、このような愚直な活動を積み重ねてきた結果、お陰様で4,000社以上の人事制度に関するお手伝いをさせていただきました。
課題は個社ごとに違うため、提案内容も4,000種類以上ですね。
導入いただけていないクライアントも含めれば2万社以上の人事制度をご提案してきました。
今となってはこの圧倒的な制度構築ノウハウが大きな武器となっています。
成功も失敗も日本で一番経験してきたBPaaS企業になれたと大変誇りに思っています。
人とテクノロジーの力で、個人と組織の力を最大化したい
現時点で当社が社会的な役割を果たせるのは、 生産性向上のための人事制度のコンサルティングと、人事評価クラウドの提供、および人事評価制度の運用支援など、人事評価に特化した領域です。
そのような領域において、実際に当社からご支援出来た事例を1つお伝えします。
「従業員が増えてきて人事制度が必要だったから」というお問い合わせを、建設業を中心としつつも、事業拡大によって従業員が倍増していたA社様から2021年秋にいただきました。
その担当者様からは運用と定着に不安があるとの相談をいただき、制度の構築と導入からサポートを行うこととなりました。
私たちが一緒になって構築と導入を行ったのは、業績と連動した給与基準作りで、自ら目標を立て、結果が出れば給与として返ってくる、という仕組みです。
その運用のポイントは、全ての部署で評価面談を実施する事に注力してもらったことでした。
評価面談に注力することで、営業部以外の部署のスタッフも業績への意識が高まっていき、全ての部署が目標を達成するために自主的に行動する好循環が生まれました。
結果的に業績も向上し、利益を従業員に還元出来る仕組みが実現でき、代表の方に大変喜ばれました。
一番喜んでもらいたい従業員の方達にも喜ばれ、本当に私も嬉しかったです。
私たちの想いは、頑張っても頑張らなくても給与が同じなのではなく、頑張った分だけきちんと評価されるように。
評価制度を正しく運用することにより、個人の力と組織の力を最大化できるように。
あしたのチームの「人とテクノロジーの力」でそんな未来を実現できれば、もっと働く人たちのワクワクが創造できると考えています。
人事評価サービスだけに留まらず、世の中の人たちがワクワク働ける未来をつくる
とはいえ、今ある人事評価サービスの提供だけに縛られる必要は全くありません。
世の中の人たちがワクワク働けるようになるのであれば、将来的にはどんな事業をやってもいいと思っているのです。
大切なのは「それ、ワクワクする?」という問いです。
私たちの日々の挑戦により、世の中の働く人たちの努力や挑戦が報われる世界にする。
それが私たちの願いです。
ビジョン達成に向け、第二創業期は続く
代表交代後、従業員のみんなには、「全員が第二創業期メンバーだ」と伝えています。
BPaaS事業の大きな成長が見込めるため、採用活動も強化しています。
「誰もが “ワクワク” 働ける世界を創る。」という大きなビジョンの達成に向けて、
新規事業への投資計画も進行中です。
私たちは、製品やサービスの導入を検討いただく際、企業のトップの方と直接対話することが非常に多いです。
経営層の方々に信頼されるには、にわかの知識で軽々しく仕事はできません。
クライアント企業で働く方々の人生を左右する仕事である以上、年齢に関係なく学び続け、自ら考え、提案できることが重要になるのです。
こんな考えに賛同してくれる仲間が増えたら、経営者として最高に嬉しいですね。
人事評価制度の構築・運用「あしたのチーム」
URL: https://www.ashita-team.com/servicepage/m08/
人事評価クラウド『あしたのクラウドHR』
URL: https://cloud.ashita-team.com/m07/