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キュービーネットホールディングス株式会社

QB HOUSE、国内累計来店客数3億人を突破!記録からみる3つの強みとは

(PR TIMES STORY) 2024年04月05日(金)18時16分配信 PR TIMES

「10分1000円のヘアカット専門店」をコンセプトに、1996年11月 東京・神田美土代町に第一号店をオープンさせた「QB HOUSE」。30〜50代の忙しく働くビジネスパーソンを中心に、幅広い年代のお客さまにご利用いただき、そして共に働く理美容師(以下、スタイリスト)に支えられながら、創業から27年目となる今年3月20日(水・祝)、ついに国内の累計来店客数が3億人※を突破いたしました。(※日本国内の全てのブランド(QB HOUSE、QB PREMIUM、FaSS)を対象)


なぜ「QB HOUSE」は3億人ものお客さまにご利用いただけているのか。緻密なビジネスモデルに惚れ込み、働く人の温かさに魅了され、2014年に新卒で入社した私 宮城が現職の広報視点で今までの歴史を振り返ってみると、そこには「QB HOUSE」ならではの3つの強みがありました。


アメリカの人口に匹敵するこの記録

そもそも”3億人”という人数。この大きな数字に到達することを、本社にカット技術研修に来ていたスタイリスト数名に伝えたところ、「えっ!すごいっすね・・・すごいけど…3億人って聞き慣れなくて、どれくらいの人数なのかよくわからないですね…(笑)」とちょっと困惑した様子。


では改めて、3億人とはどれくらいすごいことなのか。それは世界のほとんどの国の総人口よりも多く、例えばアメリカ合衆国の人口は約3.3億人、インドネシアの人口は約2.7億人。アメリカやインドネシアといった大国の全人口に相当する人々の髪を27年かけてヘアカットしてきたことになるのです。創業以来、店舗数・来店客数ともに順調に伸ばし、2011年には国内累計来店客数1億人に到達、その4年後の2018年には2億人、そして今年、2024年3月に3億人到達へと至りました。




■QB HOUSEが持つ3つの強みとは

強み1:「シンプルだからこそ効率的」なビジネスモデル

はじまりは創業者自身の「不満」からでしたが、蓋を開けてみれば多くの人のニーズを掴むこととなります。老若男女問わず、誰でもいつでも使えるのがQB HOUSEの良さですが、歴史を積み重ねるごとに、その中でもコアな4つのターゲット層が見えてきました。


  • 顧客ターゲット@ 忙しく働くビジネスパーソン

まず創業当初からこのビジネスモデルにフィットしたのがビジネスパーソンです。特に、創業者同様に日々忙しなく働いているビジネスパーソンにとって、時間が限られている中で手軽にかつ迅速にヘアカットを済ませられることは大変魅力でした。また、休みの日にわざわざ時間を取られたくない、行くための予約が面倒といったニーズにもマッチしました。


  • 顧客ターゲットA 学生

限られた予算内で手早くヘアカットをしたい学生も、QB HOUSEの主なターゲット層の一つです。以前、お取引先の方が、「中学生の頃は部活で短髪にしなければならず、よく通っていました。大学生になるとカラーもしたかったので総合サロンに行っていましたが、社会人になり美容室にかける時間と費用を見直した時に、QB HOUSEに戻ってきたんです。」と話してくれたこともあり、年代によるニーズの違いが明確にあることと同時に、時を経て改めて選び直してくれる喜びも感じる出来事でした。


  • 顧客ターゲットB   シニア層

予約不要で生活圏内にお店があること。この手軽さはシニア層の方々にも大変受け入れられています。「カラーは別の美容室に行っているの。3か月に1回程度かな。その間、カットだけでいいなという時にはQB HOUSEを利用しているのよ。」と、その時々のニーズによって賢く使い分けてくださる方も多いのが、QB HOUSEユーザーの特徴の一つです。自分に合った美容室を自分に合ったタイミングで使えるビジネスモデルがニーズとマッチしたのではと言えるのではないでしょうか。


  • 顧客ターゲットC   時間を重視する人々

幅広い年代の方々に受け入れられて必要とされているQB HOUSEですが、なによりもマッチしたと言えるのは「短時間」のビジネスモデルであるということです。これは単にサービス提供時間が短いだけではありません。多くの施術メニューの中から「ヘアカットのみ」に絞り美容室にかける時間を短縮させたこと。また、美容室に行きたいと思ったとき、通常は美容室を調べて空いている日程を確認し予約を行いますが、思い立った時にすぐ行けるのがQB HOUSE。予約不要で、店舗の混雑状況が見られるQBシグナル(店頭およびWEBで確認可能)の色により、来店のタイミングを自分で決められるため、効率性を重視する人にとって、「安さ」だけではない、「手軽さ」の魅力を感じてくれているのです。



手間を省いて短時間を実現し、多忙な現代人が抱える時間とコストに対するニーズに応えることで、QB HOUSEは幅広い年齢層や職業の人々から支持を受け、広い顧客基盤を確立してきたのです。


創業者のアイディアによって生み出された「ヘアカットのみ」というビジネスモデル。誕生秘話はこちらのSTORYをご覧ください。

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強み2:「どこに行ってもあるよね」の立地戦略

顧客ニーズにマッチしたQB HOUSE。そのニーズをさらに獲得していくためには、顧客に寄り添った店舗展開が肝でした。それがQB HOUSEの2つ目の強み「立地戦略」です。

QB HOUSEの立地戦略を一言で表すと「生活動線上にある店舗」。美容室に行くためにいつもと違う路線を使わなければいけない、家とは逆方向に店舗があるからわざわざ駅を越えなければいけない、といった煩わしさをなくすため、会社から自宅までの帰り道の間や最寄りの駅、ショッピングセンターの中でもトイレや立体駐車場の近くに出店していき、お客さまの生活の延長線上にいつでもQB HOUSEがある状態を作っていったのです。まさに、お客さまを“待つ”のではなく、こちらから“迎えに行く”作戦ということです。



さらに、出店立地にこだわったことでこんな恩恵もありました。

とある日、海外の担当者とのミーティングの中で、こんな話をしてくれたのです。「先日、日本に観光に行ったとき、主要な駅はもちろん、郊外の駅にも、どこに降りてもQB HOUSEがあることに驚いたんだ」と。これこそ、私たちが狙っていた立地戦略が効果を発揮していると実感した瞬間でした。「どこに行ってもあるよね」という立地戦略が顧客の目に留まり、安心感の醸成に繋がり、さらに店舗自体が大きな看板の役目を担うことで認知度が高まり、ふとした時に思い出してくれる存在へと浸透していったのです。(ちなみに、どこにでもあるが故に、旅先でもQB HOUSEを見に行ってしまうのは私の旅行のお決まりコースです(笑))




さらにこの立地戦略には続きがあります。


QB HOUSEユーザーの方々の中には、複数の店舗をその時々に使い分けていただける方も多いのです。普段は自宅の近くのQB HOUSE、混んでいたら会社近くのQB HOUSE、出かけた先でふと髪を切りたいと思った時にはそこで見つけたQB HOUSE、さらに出張に行ったときは出張先のQB HOUSEを使うなど。お客さまの生活圏内に数多く出店してきたことで、接点を増やすことができ、このような立地戦略も3億人突破の大きな要因だと分析しています。


強み3:「カットがしたい!」を叶えられる働き方

QB HOUSEでも店舗展開が軌道に乗るまではカット経験者、いわゆる「即戦力」の理美容師を採用していましたが、将来的に人口増が望めず理美容師も減っていく日本において、即戦力を採用し続けることは早々に限界を感じていました。「技術は見て盗め、そして将来は独立を」という職人気質かつ師弟関係の強い理美容業界。手取り足取り後輩に教える風習はありません。教わっていないから教え方も分からない。教えてもらってないから成長に時間がかかる。負のスパイラルなわけです。そこで2012年に立ち上げたのがQB HOUSEの独自の研修制度「ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール」(以下、「ロジスカット」)です。


他店に就職していたもののシャンプーや雑務を担当するアシスタントのまま、カットができないうちに退社。当社に入社した時点ではハサミの開閉もうまくできなかった研修生が、入社から3か月後には1日で12人のお客さまに入客できるまでにカット技術を習得。入社から6か月後には25人をカットできるようになり、しかもカットできる髪型が増えた状態で現場に配属され、即戦力として働いているのです。ロジスカットに集まる方々の中には、一度理美容の業界から離れてしまった方も多く、1年前の自分を振り返るとその成長度合いに自分自身が驚くほど。このロジスカットの取り組みは業界でも唯一無二、他社も真似できない独自の取り組みとなり、様々なメディアにも取り上げられてきました。


2023年11月には研修施設も増床し、より多くの有資格者を採用。お客さまのあらゆるニーズにお応えできる経験値を、人が人へ丁寧に教えることで増やし続けていることが、QB HOUSEの3つ目の強みであるといえます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000061391.html


ロジスカットの詳細はこちらのSTORYをご覧ください。

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コロナ禍で再確認できた3つの視点


明確なビジネスモデルと人を育成する環境を整えてきたことで、このタイミングでの3億人突破は当然の結果!ではありませんでした。2020年から流行した新型コロナはご多分に漏れず当社にとっても大きな影響を及ぼすことになったのです。緊急事態宣言の発令に伴い、感染拡大防止への社会的責任を第一に熟考し、全店休業に踏み切りました。政府からの休業要請の対象から、理髪店は外される見通しでしたが、働くスタイリストの安全と安心を考えた結果であり、覚悟を持った休業でした。


ただ、今振り返るとこの休業期間は決してネガティブなものではありませんでした。挑戦をし続けてきた当社にとって、一度立ち止まることで3つの気付きを得ることができたからです。


  • 気付き@:理美容の必要性

QB HOUSE休業中、SNSを通じて「QB HOUSEが休業していて困った」「美容室難民だ」などと、ありがたくも嬉しいお声もたくさんいただきましたし、感染防止対策を徹底して営業再開したあとは、既存のお客さまはもちろん、感染対策を意識して短時間で終わるサービスに魅力を感じて、初めてご利用いただくお客さまも多くいらっしゃいました。日々の生活の中で髪を切ることが必要なことだと実感できた方も多かったのではないでしょうか。


  • 気付きA:時間の価値

創業当初のお客さまの反応は「安くていい!早くていい!予約しないので手軽でいい!」という三拍子が特徴でしたが、時代の変化に伴って「短時間で済ませられることがよい」「必要最低限の会話で済むからよい」「一度使ってみたら意外と謙遜ない」といった、創業当初にはなかったメリットが増えてきたように思えます。これは、人々の時間に対する価値が、コロナによって変わったことを感じるとともに、平等に与えられている時間の価値を、QB HOUSEならさらに高めていけると感じた瞬間でもありました。


  • 気付きB:理美容の仕事が好きだということ

「1か月髪を切らないだけで手が動かなくなること」、「立ち止まったことで改めて理美容の仕事の良さを感じられたこと」、「給与を補てんしてくれる会社への感謝」。これらは当社のスタイリストに営業再開後に実施したアンケートに実際に寄せられた意見でした。休業期間中の給与満額支給への感謝、そしてやはり理美容の仕事が好きだという気付き。この全店休業は覚悟の決断でしたが、この休業のおかげでブランクなく技術を提供することの大切さをスタイリスト自ら実感することができたのです。その時諦めずに、共にコロナに向き合ってくれた多くの仲間がいたからこそ、今このタイミングで3億人に到達することができたと言っても過言ではありません。


これからも期待にお応えするために

QBに入社して10年。学生の頃の私は、「ヘアカット専門店は生活に必須!無くならないビジネスだ!」という想いを持ち、当社に足を踏み入れましたが、そこに隠されていた奥深さに驚嘆することが、10年経った今でも日々あることに驚いています。


そして、創業から27年もの月日の中で、世の中がヘアカット専門店に求められるレベルも高まってきたことを実感しています。ご利用いただくお客さまの「髪を切りたい」という欲求の本質には、髪を切ることで「さっぱりしたい」「身だしなみを整えたい」「理想通りの髪型になりたい」「まとまりやすい髪型に戻したい」といった本当に解消したいことがあるはずです。無駄を省いたビジネスモデルで一躍有名となりましたが、省いたことで生み出される余白を育成にまわし、お客さまからの期待にお応えしながら、持続性のある理美容への挑戦をし続けていく当社の未来に心を躍らせています。


3億人という数字は企業の努力だけでは決して成し得ない結果です。これまでQB HOUSEを必要としてくれたお客さま、そして働く場所としてQB HOUSEを選んでくれたスタイリストの皆様のおかげで今があることに心から感謝するとともに、この大きな記録に誇りを持ち、これからも共に働く仲間と一緒に時間の価値を高められる仕事をしていきたいと強く思えるきっかけとなりました。

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