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株式会社Faber Company

「職人」の暗黙知を形式知化して、より多くの人に届けたい。1,700社が導入したツール「ミエルカSEO」開発までのストーリー

(PR TIMES STORY) 2023年11月10日(金)17時54分配信 PR TIMES


株式会社Faber Companyは、初心者からプロまで誰でも使えるSEO・コンテンツ制作支援プラットフォーム「ミエルカ」を運営しています。自社のコンテンツをもっと多くの人に届けたいが、社内の知識やリソース不足でなかなかうまく進まないという悩みを持つ、約1700社ほどの企業に「ミエルカSEO」というツールと人の力で支援してきました。



ミエルカSEOは、ただのコンテンツマーケティング支援ツールではありません。社内の「職人」と呼ばれるプロフェッショナルや産学連携による最先端の「知」を形式知化し、ただツールを販売するだけではなく人の力も加えて支援をしています。そんなこだわりが凝縮したミエルカSEO開発までのストーリーをお届けします。


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メカ少年がSEOと出会い、仲間をつくる

株式会社Faber Companyを創業した古澤は幼い頃、ラジコンを分解したりラジオを作るのが好きなメカ少年でした。趣味が高じてアマチュア無線技士という国家資格も取得。ゲームも好きで、「信長の野望」など気に入ったゲームをとことん攻略したり、学校のテストもゲーム感覚で複数教科で満点を取ることに挑戦したりしていました。


初めてSEOに出会ったとき、アルゴリズムの解明や何かを組み立てることが好きな性格がピタッとハマったのでしょう。リストラされて生活費に困っていた2004年、本を参考にアフィリエイトを見よう見まねで始めてみてからは、睡眠時間も削り、ひたすらアフィリエイトとSEOの研究に明け暮れました。


3ヶ月ほどで生活に困らない程度の収入に達したときに思ったのは、「このまま個人アフィリエイターとして生きるという選択肢は、自分の中にはないな」ということ。もともと遊び仲間を作るのが好きで、「みんなで何か大きいことを成し遂げたい」という野望がありました。仲間を増やして、社会に影響力のある面白いことをやろうと考え、法人を設立したのが株式会社Faber Companyの前身です。


「職人」の暗黙知を形式知にして、より多くの人に届けたい

株式会社Faber Companyの「Faber」は、ラテン語で「職人」という意味。社内では、検索エンジン集客における各専門領域のエキスパートを独自に「職人」と呼んでいます。職人はそれぞれの専門領域について絶えず研究と実践を行い、毎月1回の「職人会議」で、全社員を前に研究・実践結果の発表をすることでそのノウハウを共有しています。


長くSEOに携わってきた古澤を始めとして、職人が持っている知識や経験は暗黙知。経験やそれに基づく勘に頼っている部分もあります。かつてはWebマーケティングの受託制作とコンサルティングが会社の事業でしたが、その事業形態では職人の暗黙知を提供できる企業数はどうしても限られてしまうことが課題でした。


そこで、職人が持つ暗黙知やノウハウを形式知できないかと考えたのが、ミエルカ開発のきっかけです。形式知化できれば機械化でき、機械化できればデジタルを介して多くの人に知識を届けられると考えました。

世の中の知見を味方につけて、難しい部分も解決

ミエルカSEOの開発で当時最も苦労したのは、特定の検索キーワードからユーザーの検索意図を探れるようにすること。職人は検索キーワードを見ただけでユーザーの検索意図を推測することができますが、それはかなり暗黙知的な能力で、デジタル化がもっとも難しい領域でした。


職人は経験やノウハウを持ってはいても、数学の達人というわけではなく、アルゴリズムを作る能力もありません。言語処理の知見を持った大学教授や研究者を探し、技術協力を依頼して大学との共同研究へとこぎつけました。世の中の知見も味方につけて、難しい部分を少しずつ突破していったのです。

辺境の知から”マーケティングゼロ”を実現する

こうして、ミエルカSEOは誰でも使えるツールとして完成し、これまでは職人の暗黙知でしかなかったものを多くの人に届けられるようになりました。実際に、導入アカウント数は約2,000にものぼります。


株式会社Faber Companyは新しく「辺境の知から”マーケティングゼロ”を実現する」という展望を掲げました。爆発的にヒットしたものや今世の中で当たり前となっている商品も、最初は何もない「辺境」のようなところから、会社・社会の主流ではない人が「こうすれば面白いんじゃない?」と言い出したアイディアが実現したもの。株式会社Faber Companyでも、職人たちの斬新なアイデア、「辺境の知」を大事にしていきたいと考えています。


「マーケティングゼロ」は、マーケティングをやめようという意味ではなく、「価値のない仕事や情熱の向かないことに、時間やエネルギーを使うのをやめよう」という意味。例えば、「上司に言われたからとりあえず100万PVを目指したい」といったような顧客の要望が多い中で、常に問いを投げかける姿勢を忘れないことを大事にしています。


その未来を実現するために、まずは今後5年で日本一のマーケティングツール導入社数を実現することが目標です。



■ミエルカSEO公式ホームページ

https://mieru-ca.com/

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