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株式会社ドメーヌ

「絵本をきっかけに教育格差のない世界にしたい」。ケンズカフェ東京の創業者、オーナーシェフが絵本を出版した理由とは

(PR TIMES STORY) 2023年06月06日(火)10時09分配信 PR TIMES

日本初のガトーショコラ専門店「ケンズカフェ東京」(所在地:東京都新宿区)のオーナーシェフが、2023年2月3日に自身初となる絵本をケンエレブックスより出版しました。


『ぐるぐるガトーショコラ』

日本で広がる教育格差。「絵本をきっかけに教育格差のない世界にしたい」


『ぐるぐるガトーショコラ』は、「ケンズカフェ東京」の創業者、オーナーシェフである氏家健治が企画及び原作を手掛けた絵本です。以前より絵本を出版したいと考えていた氏家健治シェフ。その理由の1つが、日本で広がる教育格差にありました。言葉・表現力・語彙力を養う最初の入口となるのが、絵本の読み聞かせです。「ぐるぐるガトーショコラ」が、本を好きになるきっかけになればと考え、執筆しました。十分な教育環境になくても、叡智が詰まった本が読めれば、自分で未来を切り開くことができる。


作者のそんな想いが詰まった絵本です。


氏家健治 (うじいえ・けんじ)

実際にガトーショコラ作りを体験できる「レシピ絵本」というコンセプト


絵本としての楽しみもさることながら、レシピ絵本としても活用でき、実際にお子様とガトーショコラ作りを体験していただくことも折り込んでいます。


チョコを溶かしたり、ぐるぐる混ぜたり、焼いたり、時には服が汚れたりしながら、力加減・温度・香り・甘さ・苦味など、五感を使った体験をしてもらいたいと思います。


また絵本の中では、「ぐるぐる」「フワフワ」「トロトロ」「ぱっかーん」など、「オノマトペ」と呼ばれる、言葉に親しむための擬音語や擬態語、擬声語を散りばめています。


本の主人公は、りえこちゃんという女の子。エクアドルの動物たち、オオハシ、アルマジロ、ナマケモノに出合い、みんなで一緒にガトーショコラをつくるという物語です。


1人のスターが頑張る物語ではなく、現代的に、皆んなで作りあげるという“ワンピース”感のあるストーリーにしました。



絵本の読み聞かせは、本に親しむための入口


私も子供がおり、絵本の読み聞かせをたくさんしました。読み聞かせは、本に親しむための入り口として大切なことを深く実感しています。そして私なりにできる事として、代名詞であるガトーショコラを基軸に絵本を仕上げました。



「教育格差」に対する問題意識


氏家は、『ぐるぐるガトーショコラ』の企画を温めていた2018年より以前から、日本でも貧富や教育の格差が広がっていると感じていました。「お金をかけられるご家庭の子息だけが、よい教育を受けられる現状があるのではないか」。そのような構造に危惧を抱いていました。


氏家は、読み書きこそが大切な教育であり、その入り口となるのが絵本だと考えたのです。「絵本を通して物語の楽しさ、読み書きの大切さを伝えられたら嬉しい」と、企画の実現に向けて準備を進めました。


絵本作家ではない氏家が、絵本を出版することは未知の世界でありました。絵を描けるわけでもなく、拙い物語に絵を描いてくださる方がいらっしゃるか不安もありました。


幸い、出版社のケンエレファント社からご推薦いただき、三浦由美子先生に素敵な絵を描いていただきました。

出版後の反響と、今後の取り組みについて


氏家はファミリーマートのオリジナルチョコレート「エクアドル・スペシャル」を監修していることあり、駐日エクアドル大使館にも、当絵本を推薦いただきました。


駐日エクアドル大使館様よりいただいた推薦のコメント

「氏家シェフが日本の子供たちにチョコレートの世界を紹介する素晴らしい本です。この絵本を通じ、世界最高級のカカオの発祥地であり、多くの動植物が生息するエクアドルを知って頂く事を嬉しく思います。」

株式会社ケンエレファント プレスリリースより


おかげさまで、ケンズカフェ東京は2023年6月16日に創業25周年を迎えます。

お礼の気持ちを込めて、本書を全国の300館以上の図書館や幼稚園に寄贈しています。

多くの子供たちに読んでもらえたら幸いです。



■『ぐるぐるガトーショコラ』概要

書名:ぐるぐるガトーショコラ

https://amzn.asia/d/33ghbI4

著者:氏家健治(作)/三浦由美子(絵)

体裁:B5判横変形/上製/24頁

定価:1,650円

刊行日:2023年2月3日(金)

ISBN 978-4-910315-23-2

発行=ケンエレブックス

発売=クラーケンラボ


<作> 氏家健治 (うじいえ・けんじ)

1968年東京生まれ。ケンズカフェ東京の創業者、オーナーシェフ。1998年、東京・新宿御苑前に「ケンズカフェ東京」を開店。日本初のガトーショコラ専門店を立ち上げる。

2015年よりファミリーマート社のスイーツ監修をしており、エクアドル産の高品質カカオ豆を使用したチョコレート、「エクアドル・スペシャル」の開発も担当している。

著書に『1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ――4倍値上げしても売れる仕組みの作り方』(SBクリエイティブ、2014年)、『余計なことはやめなさい!――ガトーショコラだけで年商3億円を実現するシェフのスゴイやり方』(集英社、2018年)など。


<絵> 三浦由美子 (みうら・ゆみこ)

京都市出身。画家/イラストレーター。

展示やSNSを中心に作品を発表し、書籍の装画や新聞挿絵、アパレルブランドとのコラボレーションなど幅広く活動。人物・動物を中心に、独自の色使いで生きものたちの世界を表現している。




「ケンズカフェ東京」について

ケンズカフェ東京の『特撰ガトーショコラ』は、「日本ギフト大賞2015 東京賞」、「食べログ スイーツTOKYO百名店」、「接待の手土産セレクション2019・2020 特選30」などに選出され、日本初のガトーショコラ専門店としてメディアでも度々紹介されています。

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