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株式会社ボーントゥ

TVアニメ『レヱル・ロマネスク』がサミット2024を開催。震災復興を目指す熊本・人吉を舞台にファンの絆と鉄道愛が交差する2日間の裏側

(PR TIMES STORY) 2024年11月07日(木)11時46分配信 PR TIMES



「株式会社ボーントゥ」は、熊本県人吉市・球磨郡をモデル地域とした作品『レヱル・ロマネスク』シリーズを展開してきました。

モデル地域である人吉・球磨を立て続けに襲った地震と洪水――甚大な被害からの立ち直りをわずかなりとご支援するために企画されたイベント『レヱル・ロマネスクサミットin人吉』。

(挿入提案)

シリーズのファンと地域の皆様とをつなぐ架け橋として機能しはじめた同イベントの2024年10月27日開催の同イベントでは、人吉・球磨地域と『レヱル・ロマネスク』の世界を体感いただける多くの企画を用意し、参加者をお迎えしました。本ストーリーではそれぞれの企画へ込めた想いとともに、イベント当日の様子について、ご報告いたします。


『レヱル・ロマネスク』シリーズとは



『レヱル・ロマネスク』シリーズはTVアニメ、PCゲーム、コンシューマーゲーム、マンガ、バイノーラルボイスドラマ、WEBTOON(スマホ向け縦読みマンガ)など、数多くの媒体で展開されています。


鉄道による街の復興を重要なテーマとした『レヱル・ロマネスク』シリーズの制作は、イメージモデルとなる舞台探しから開始されました。

「SLが走る町」「観光面での魅力を持つ町」「食を楽しめる町」――その全ての条件を極めて高いレベルで満たしてくれたのが、熊本県の人吉市と球磨地域でした。

舞台の魅力に支えられ、『レヱル・ロマネスクシリーズ』は、業界でも屈指といえるレベルの大ヒットにめぐまれました。


人吉・球磨を舞台にしたご当地イベントも開催されるようになり、地域とコンテンツの絆が少しずつ育ち始めました。

しかし、人吉・球磨を立て続けに大災害が襲います。


2016年4月12日に発生した熊本地震。そして、熊本県内だけでも67名の尊い命を奪った2020令和2年7月豪雨です。





令和2年豪雨で被災した聖地を支援。人吉、球磨地域の復興に尽力した『レヱル・ロマネスクサミット』成功秘話


特に2020令和2年7月豪雨のもたらした被害は過酷なものでした。

人吉駅前は水没し、複数の橋梁が流出。鉄道路線は壊滅的な被害を受け、地域全体の被害もまた深刻で甚大なものとなりました。『レヱル・ロマネスクの聖地達もその類に漏れず、廃業・移転・改装等々を余儀なくされたところが殆どでした。


鉄路の存続さえ問われる窮地に、人吉・球磨地域は立たされてしまったのです。

かかる事態からの立ち直りをわずかなりとご支援すべく、『レヱル・ロマネスク』サイドは、2018年春、国宝青井阿蘇神社を中心に人吉駅周辺エリアを盛り上げることを目的として設立された一般社団法人『青井の杜外苑街づくり協会』と協力しあい、防災ツーリズムとしての側面をもった新しいイベント『レヱル・ロマネスクサミットin人吉』を実施しました。


災害の残した爪痕を間近に体感し、被災された方の声を直接にお伺いできる、被災聖地見学を中心とした各種の催しは、人吉・球磨地域の現状と魅力とを全国から参加下さった方々へとお伝えするかけがえの無い機会として機能し、大成功を収めました。




資金難を乗り越えた『レヱル・ロマネスクサミット』。支援者からの温かい支援と熱い応援で実現した2024年開催への軌跡


しかし、手弁当での開催を2022年、2023年と連続で繰り返したことにより、同イベントは資金面で困難な状況に陥ってしまったのです。


かかる状況を改善すべく実施された『レヱル・ロマネスクの聖地、人吉を盛り上げたい!イベント開催応援プロジェクト!』クラウドファンディングプロジェクトは、実に達成率1094%、支援総額:21,893,082円という圧倒的なご支援を集めるものとなりました。


こうして、皆様の善意のもとに、『レヱル・ロマネスクサミットin人吉2024』は開催されることとなりました。



香港やシドニーからの参加者も。JR人吉駅前で『レヱル・ロマネスクサミットin人吉2024』開幕



2024年10月27日、午前8時。

小雨交じりのJR人吉駅前、人吉鉄道ミュージアム MOZOCAステーション868前には、120名を超える『レヱル・ロマネスクサミットin人吉2024』参加者が集まっていました。


近くはご当地・人吉から、遠くは香港、あるいはシドニー二−から集った参加者たちは、人吉の特産品であるキジ馬や花手箱などの製造体験を楽しみ、次いでJR人吉駅、くま川鉄道人吉温泉駅周辺を散策します。


かつては鉄道輸送の要衝としても栄えた人吉駅。しかし洪水被災によって、肥薩線は完全に運休。くま川鉄道線も人吉温泉駅-肥後西村駅が部分運休となってしまい――イベント当日には、走る列車の全く無い、文字通りに錆びれた鉄路となってしまっていました。



保存されるSL人吉と歴史ある石造機関庫。鉄道遺産への寂しさを一蹴する、希望あふれるファンミーティング


SL人吉としての役割を終え、人吉駅前に静態保存されることとなった蒸気機関車、58684。かつては58654の住処であった、大正からの歴史を重ねる石造機関庫。

貴重な鉄道資産たちが、鉄道遺産となりかかってしまっている状況は、あるいは参加者さんたちの胸に、暗い影を落としてしまったかもしれません。


しかし、続いて開催された、声優・上坂すみれさんをゲストにお迎えしてのファンミーティングが、その暗雲を鮮やかに振り払います。


憧れの鉄道に夢を託す、上坂すみれさんとともに贈る愛と感動のサミット。明るい未来を描いて


上坂すみれさんの「憧れの鉄道」「終着駅と始発駅」をお伺いするテーマトーク。

上坂すみれさんに参加者が即興のお芝居をみていただける「なりきり声優コンテスト」。

そして、上坂すみれさんがライブでお演じくださった「ミニボイスドラマ」。


声がキャラクターを、キャラクターたちが生きる世界を描き出す――そこに描き出された未来図から、鉄道が復興した人吉の姿さえ思い描かれました。

続くビンゴ大会が予想外に早く終わってしまう――というアクシデントも、上坂さんがその場で台本にサインを描いて追加プレゼントするという大サービスをくださったことにより、嬉しいイベントと成り代わりました。


ファンミーティングの締めくくりには、いまは使うもののいない出発信号機を指差し、上坂さんの「出発! 進行」の喚呼に参加者全員が唱和する、という明るい未来を予感させるものとなりました。



栗めしの振る舞いと地域振興への想い、湯前まんが美術館で語るコンテンツの未来。『レヱル・ロマネスクサミット2024』大盛況で閉幕


続く、28日には、マイクロバスを使っての聖地/被災地めぐりが開催されました。

球磨川第四橋梁、HASSENBA(くま川下り)、くま川鉄道木上駅、ヤギのいる球磨川、湯前駅等をめぐってのお昼休憩には、人吉駅前「人吉駅弁やまぐち」の名物、栗めしが特別パッケージで振る舞われました。


その後2025年3月から『レヱル・ロマネスク企画展(仮称)』の開催が予定されている湯前まんが美術館におけるクロストークが開催され、地域振興とコンテンツビジネスに関わるトークが、イベント参加者さんたちを交え繰り広げられました。



湯前駅からはキャラクターヘッドマークを掲載したくま川鉄道特別列車にて肥後西村駅まで戻り、肥後西村駅からはマイクロバスで人吉駅前に帰着。もって、『レヱル・ロマネスクサミット2024in人吉』は、大盛況のうちに閉幕しました。


イベント成功の裏側。ファン、地域、ゲスト全てが繋げた支え合いのレール


今回のサミットの成功の裏側には、ファンの皆様、地域の皆様のみならず、ゲストとしてお招きした声優・上坂すみれさんの多大なるご尽力がありました。


今回のサミットの開催前、地域の皆様とファンの皆様それぞれにいただいたご意見を元に『レヱル・ロマネスクサミットの理念』を打ち出させていただきました。


  1. レヱル・ロマネスクファンの皆様に、人吉・球磨地域の魅力を知り、楽しんでいただくこと
  2. 人吉・球磨の多様な文化と歴史、地域の現状を尊重し、敬意をもって振る舞うこと
  3. 観光や体験、宿泊、お土産の購入等を通じ、人吉・球磨地域の経済活動に参加すること


イベントスタッフはもちろん、参加者のみなさんにも理念を意識していただけたおかげでしょうか。

レヱル・ロマネスクサミット2024は、ファンの皆様からも地域の皆様からも「参加してよかった」「いいイベントだった」というお声を、2022年、2023年開催時と比しても更に多数頂いて終幕することが叶いました。


けれど、サミット中に行われた全国配信で発生下トラブルは、かなり深刻な問題となりかねないものでした。

参加者さんにアドリブ的にお芝居をいただく「声優なりきりコンテスト」、上坂すみれさんにライブで声のお芝居をいただく「ミニボイスドラマ」という難易度の高いコーナー群が大成功裏に終わり、ほっと安心の気持ちで迎えたビンゴ大会。

ここで、まさかのビンゴ者が続出し、配信時間が膨大に余ってしまったのです。


かかる窮地を救ってくださったのが、ゲストである上坂すみれさんの機転とご厚意でした。

なんと司会進行が使っていた台本の裏側にサインをし、ビンゴ大会をさらに盛り上げてくださったのです。

この出来事がきっかけとなり、ヒヤっとした空気が流れようとしていたトークイベント会場はさらなる熱気に覆われ、最終的には大成功で配信を終えることができました。

地域と作品の絆がさらに深まる『レヱル・ロマネスクサミット』。人吉・球磨地域と共に歩む次なる未来へ



イベント実施と並行し、リターンアイテムの一部を人吉・球磨地域から仕入れ、「湯前線100周年」ロゴ使用にともなうくま川鉄道へのロイヤリティ支払いなどを行うことによっても地域への収益還元を行った本プロジェクトの成功は、『レヱル・ロマネスクサミット』を人吉・球磨地域と『レヱル・ロマネスク』シリーズとを更に強固に繋ぐ場に育てるという目標を着実に推し進めました。


今回のイベントの成功と経験を、2025年10月11日、12日に開催が予定されている『レヱル・ロマネスクサミット2025』へとフィードバックし、地域の皆様、参加者の皆様、双方によりご満足いただける内容としていくべく、更に邁進してまいります。


■レヱル・ロマネスク ポータルサイト

https://railromanesque.jp/

■プロジェクト概要

実施サイト :CAMPFIRE

期間    :2024年5月10(金)7月1日(月)

目標金額  :2,000,000円

支援総額:21,893,082円

目標達成率 :1094%

支援者数 :626名

https://camp-fire.jp/projects/view/697984


■『レヱル・ロマネスクサミット2024in人吉』ファンミーティング(ゲスト:上坂すみれ)見逃し配信

https://www.youtube.com/live/0bwyqb9I5ao


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