プレスリリース
今まで三日坊主だった2歳児ママが『工作感覚でアップサイクル(二次使用)できる赤ちゃん・こども服』ブランドを立ち上げるまで
何をしても続かなかった現2歳児ママが、これからスキなことを始めたい人や子育てママに向けて、ベビー服ブランドを立ち上げ三日坊主を克服するまでの七転八起、そのほんの一部を語ります。
合同会社monc. の代表社員 床川咲子です。
わたしは幼少期の頃から、自由に創意工夫して工作するのが大好きです。
ハサミでカットすると「Tシャツになるロンパース」、「身長計になるギフトボックス」など誰でもかんたんにカスタマイズできる商品を企画・販売しています。
”色のある” オーガニックコットンを使った工作感覚でアップサイクル(二次使用)できる赤ちゃん・こども服のブランドを立ち上げ、三日坊主を克服しました。
今まで何をしても長続きしなかったわたしは、アパレルメーカーでWebデザイナー。2021年に出産、育休を取得します。
イギリス人・夫と二人三脚の子育てが始まり、ヨーロッパと日本のベビー肌着、服の違いに気づきます。
両者のいいところどりをしたベビー服は作れないだろうかと、息子に着せていたお気に入りを改良しはじめました。
リサイクルボックスに詰め込まれた服。同じ柄のサイズ違いを買い揃える違和感。お気に入りを長く着せれたらいいのに...。
計画的陳腐化、使い捨ての感覚を目の当たりにし、アップサイクル設計(二次使用できる)のアイデアを具現化していきます。
わたしは、縫製の素人。
家庭科の授業の延長で、シャツの袖を付け替えたり、スカートを作ったりした程度の縫製知識しかありません。
ベビー服デザイナーで実務経験のある友人に、適した生地や副資材の要無、ホルマリン検査など1から10まで教わります。
一般人お断りの生地商社へ同行してもらったこともありました。
縫製工場Aでは、サンプル製作費の過剰請求(60,000円/枚)、4ヶ月間待ちます。
心待ちにしていたファーストサンプルは、意図していたものとは天地の差。
何ともいえない虚無感、怒り心頭。それでも、諦められません!
※通常3,00010,000円/枚、2週間ほどで仕上がります
ネット上で縫製職人をさがしだし、ああでもないこうでもないと意見を交換しながらサンプルを形にしていきました。
日本の大手ベビー服を請け負っている縫製工場B(OEM)に生産を快諾していただき製品化が実現。
人仕事の洋服作り。縫製工場、人との相性は、何より大切だと学びました。
NEVER GIVE UP! 諦めないで。
服がスキ×エコフレンドリーなライフスタイルがスキ×息子がスキでブランドを立ち上げるまでに至り、スキのパワーは計り知れないと身をもって実感しています。
何をしても続かなかった理由は、スキでもないモノ・コトをしていたから。他の方法を模索することもなく、すぐに諦めていました。
IT'S NEVER TOO LATE. 遅すぎることはない。
いろいろな人生経験をして、じぶんの得意・不得意がよくわかるようになってからのブランド立ち上げ、大人になってようやく見つけたスキなこと。
周りにいる誰かに背中を押してもらい、ここまで来ることができました。
次はわたしが誰かの後押しをしたい!勇気づけることができたらと思い、note マガジン『I was a 三日坊Z.』内にてベビー服ブランドを立ち上げるまでの AtoZ をカジュアルに書き綴っています。
note 0123sies(サンジー)
Less but better. より少なく、より良いものを。
こどもも大人も楽しめるデザインや仕掛けの商品を通じて、「赤ちゃんの成長(サイズアウト)を楽しんでいたら、身近なエコアクションをしていた!」が聞こえてくるように、「ファッションではないベビー服」を創造していきます。
「ファッション好きのわたし」から、「地球環境を思いやるわたし」へと価値観を変えたのは、イギリス人・ヴィーガンの友人との出会いでした。
わたしにとって彼女との出会いが "転機" となったように、こどもの未来と地球環境を思いやる “きっかけ” になるブランドをめざします。