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日本マイクロソフト株式会社

兆円規模の新たなビジネスを生む!「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」ひらめきアイデアコンテスト最終審査会を開催

(PR TIMES STORY) 2023年08月22日(火)17時15分配信 PR TIMES

『一人ひとりのひらめきから、世界を変えるビジネスを創る』

日本最大級のビジネスアイデア&ハッカソンコンテスト「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」ひらめきアイデアコンテストの最終審査会が、2023年6月24日 (土) に開催されました。授与式にはプレゼンターとして、スペシャルアンバサダーのピコ太郎さんも登場。白熱した審査会の様子をレポートします。


4社1団体の主催組織と60を超えるスポンサー企業、

128名のメンターが新しいアイデアを応援!


IDEACTIVE JAPAN PROJECT」は、日本マイクロソフト株式会社、ソフトバンク株式会社、Facebook Japan株式会社、VISITS Technologies株式会社、IoTビジネス共創ラボの4社1団体が共同で発足したプロジェクトです。「SPACE」「SDGs」「エンターテインメント」「XR  (メタバース) 」「IoT」「AI」の6つのカテゴリを対象に、2022年9月からビジネスアイデアを募集。1次審査、2次審査を通過した19のチームが、各カテゴリの専門家をメンターに迎えてブラッシュアップを重ね、最終審査に挑みました。


最年少は小学生!応募総数854のアイデアから

各部門上位3チームが最終審査に!


当日はYouTubeのライブ配信ほか、博報堂プロダクツ豊洲の「TOYOSTREAM」に会場を設け、1,500名以上の観客が見守る中、熱いピッチが繰り広げられました。


今回、最終審査に臨んだ最年少は、なんと小学4年生。インターネット犯罪などから高齢者や子どもを守る「AIコンシェルジュと私」という、ChatGPTを利用したアイデアを披露。市場分析やビジネススキームまで踏み込んだ内容に、「これが本当のIDEACTIVEの姿。君たち世代を待っていました!」 (ウルシステムズ株式会社 漆原氏) 、「ビジネスに必要な様々な視点から考えているのが素晴らしい」 (VISITS Technologies株式会社 松本氏) 、「個人的に西村真理子賞をあげたい!」とMCの西村氏ほか審査員から期待の言葉が寄せられました。


「生成AIネイティブキッズの登場にワクワクします!」と審査員も感激。年齢を問わず誰でも挑戦できる


最優秀賞は賞金1,000万円!

ビジネス実現のためのサポートも継続して実施


記念すべき第1回「ひらめきアイデアコンテスト」の最優秀賞に輝いたのは、SDGsカテゴリから「子どものおこづかいをなくす!」と、家庭内起業キットのアイデアを発表した「悟空のきもち THE LABO」です。子どもが栽培した野菜を親や祖父母などに販売し、売上をおこづかいに代わる収入源とする。起業体験ほか農業体験や食育、節約など多彩な学びを体験できる。「子どもが野菜を育てているようで、野菜が子どもを育てている。成功体験を重ねた子どもが未来を創っていく」とピッチを締めくくりました。


農業を真ん中に「循環する一連のサイクルはビジネスそのもの」。たくさんの学びが詰まったプラットフォーム


「まさに“世界を変えるアイデア”!単なる子ども向けサービスで終わらず、新たなビジネスの種を育むきっかけになる将来性を感じた。ビジネス化に向け支援したい」と実行委員長の西脇氏 (東京エレクトロンデバイス株式会社) 。今回MCを務めた石坂氏 (日本マイクロソフト株式会社) は「家族の絆や高齢者の金融資産の活性化など、考えている以上のサイドインパクトがある」とコメント。事業化に向けた今後の動きに注目です。


「賞金1,000万を元にぜひ1億、1000億、1兆、1京とビジネスを大きく膨らませてほしい。ここからがスタート」とピコ太郎さんからエールが贈られた


また、各カテゴリから1チームずつ優秀賞も選出。記念の盾と副賞が贈られました。


<SPACE>

優秀賞:GAIA

「地球観測衛星データ音楽AIアイドル」


「地球推し!」をコンセプトに、環境問題に触れるきっかけとなるアイデアを発表。衛星データをAIアイドルに学習させ、商業施設やメディアを通じ発信。環境問題ほか、地域活性化などにも貢献する。宇宙だけでなくSDGsやAI、エンターテインメント、XR、IoTと多分野横断型のプロジェクトとなっている。メンバーはAIおよび衛星データ解析技術者、Web開発者、声優、3Dモデラーなど幅広く、「アニメや音楽を通じ日本だけでなく世界へ、衛星データから読み取れる地球の声を届けたい」とプレゼン。


・評価のポイント

「非常に活用が難しい衛星データを、わかりやすいコンテンツで伝えるアイデアに将来性を感じた」と審査員の金本氏 (株式会社スペースシフト) 。

オリジナルキャラクターを設計し、プロの声優が音声を吹き込む。日本の強みが充分に詰まっている


<IoT>

優秀賞:ドローンの働き方改革

ドローン輸送を推進、デリバリーの新しい仕組みを構築


ドローンの弱点は飛行時間の短さ。課題に対し「バスなどの公共交通機関や一般車両の屋根を充電基地にする」とピッチ。流通業の人材不足を補い人件費を削減するほか、陸路が整備されていない過疎・途上地域の輸送も可能にするという。「別のチームが発表してくれた、物流課題を解決するプランの弱点がラストマイルだった。コラボできるかもしれない」と石坂氏。最終審査そのものがアイデア創出のプラットフォームになる、予想外の化学反応も!


・評価のポイント

「ビジネスをしている大人は、 (規制の多い) ドローンは難しいと思っている。そこを突破するには、若い人のアイデアが必要。ハードルは高いけれど、それを応援するのがこのコンテストの趣旨。ぜひチャレンジして欲しい」 (アバナード株式会社 杉本氏) 。

「世界中で様々な輸送シーンを改革したい」と熱い想いをプレゼン


<XR>

優秀賞:xCura

痛い怖い治療をエンターテインメントへ。セラピアVR


治療中の痛みや不安の緩和、鎮静剤使用時のリスクや病院の待機時間といった課題を、VRツールを用い解決する。「強みは医療機関とのネットワーク。心理療法の専門家として、リラクゼーションをVR化する技術もある」と話す。審査員の秋田氏 (株式会社博報堂プロダクツ) は「すぐにビジネス化できる。医師不足が懸念される日本の医療現場に貢献できる」と絶賛。「我々も小児歯科の現場でVR導入に取り組んでいるため、その効果は肌で感じている」 (株式会社Psychic VR Lab 渡邊氏) と大きな期待が寄せられた。


・評価のポイント

「人の内面への影響度の高いVRの特性を活かし不安を緩和する、ビジネスの本質を突いたサービス。非常に先見性を感じた。日本発の医療VRとして世界を座巻してほしい」と渡邊氏。

「被験者になりたい」「どこで受けられますか?」と、審査員も大きな関心を寄せる


<エンターテインメント>

優秀賞:Greip                                                                                                

MRで表現を解き放つ。日本の伝統芸術の鑑賞体験を次のステージへ


狂言や浄瑠璃、歌舞伎などの伝統芸術にMRを取り入れて言語の壁をなくし、非日本語話者に魅力を伝えるアイデア。チーム代表は能楽師の家系に生まれ、当事者目線で課題解決に取り組める点が強み。審査員の松永氏 (青山学院大学) は「教育視点を入れると、日本の伝統文化はとてつもない魅力を持つ。僕も参加させてください」とコメント。「伝統芸能と最新コンテンツの組み合わせはよくあるが、オリジナルにフォーカスした視点が素晴らしい」 (エイベックス・エンタテインメント株式会社油井氏) との評価も。


・評価のポイント

「日本の伝統芸能における言葉の壁、物語の難解度といった様々な課題を解決する一石になると期待しています」 (エイベックス株式会社 AmPm氏)

インバウンド展開から、ゆくゆくは世界の鑑賞体験市場へ。兆円ビジネスを目指す


<AI>

優秀賞:遊びコンシェルジュ

楽しく遊ぼう、気軽に決めよう。親子の時間


「いつも同じ遊びになってしまう」「遊びを調べるのが大変」といった親子の触れ合いにおける課題を解決し、「過ごし方レシピ」を提案。親の思考や子どもの状況にマッチした遊びをAIが提案してくれる。AIを導入することで、思いも寄らない遊びに出会うことも。1歳児を育てる自らの課題から導いたアイデアで、「子どもとの過ごし方のクックパッドを目指す」という。


・評価のポイント

「父親としての原体験がソースになっている点が深く刺さった。マッチングサービスは難しい部分が多いが、ぜひ生成AIの技術・可能性を活用して実現させてほしい」  (ワークスモバイルジャパン株式会社 砂金氏) 。

利用結果を収集しより良い提案につなげる。AIの特性を最大限活用したコンテンツを目指す


この他6チームに企業賞が授与され、最新のPCや企業の提供するスキル研修参加権、5G環境の提供やファイナンスアドバイスなど豪華な副賞が贈られました。


最後に実行委員長の西脇氏は、「どのアイデアも非常に素晴らしく、実行委員会内でも悩みに悩んだ」とコメント。「このプロジェクトは単なるアイデアコンテストではない。ぜひ実際にアイデアをかたちにして社会実装へチャレンジしてほしい。我々も最後まで応援します。」と締め括りました。


社会実装に向けた次のステップとして、IDEACTIVE JAPAN PROJECTは事業アイデアのプロトタイプをアクティベートし、今回の取り組みから生まれた数々のアイデアを、世界を変えるビジネスへ成長させるため今後も様々な取り組みを展開する仕組みを検討していきます。


「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」ひらめきアイデアコンテスト最終審査会の動画はこちらから

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