プレスリリース

私たちCKCネットワークは1990年に愛知県で創業し「おせっかい」を通じて子どもたちから学び、総合教育企業として成長してきました。現在は『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する』を理念とし、全国700教室以上のナビ個別指導学院を中心に、個別指導塾やオンライン指導塾などを展開しています。また、グループ会社では集団塾や家庭教師仲介業なども運営しており、幼児から高校生までを対象に幅広く教育事業を行っています。

Preステップオンラインは『できた！わかった！を積み重ねるための基礎からの学習スタイル』をコンセプトとして2023年４月にスタートしたマンツーマンオンライン塾です。「担当講師」によるマンツーマン授業と「担任」による個別面談を通して、勉強が苦手なお子さまや不登校・軽度発達障害・グレーゾーンのお子さまの学習と保護者のサポートをしています。

このストーリーでは通信指導実績33年、累計通信指導会員数50万人以上を誇るCKCネットワークが新たに本サービス開始をするに至った背景についてお伝えします。

サポートを必要とするお子さまに向けた、新たなカリキュラム開発と個別面談の実施

私たちは33年前より通信指導を始め、累計50万人以上の生徒たちと遠隔の指導で関わってきました。受講されるお子さまの多くは、その先の進路や学校での定期テストでの成績向上を目的としていました。私たちのカリキュラムもそのような生徒を指導するために予習・復習を中心とした内容となっていました。

しかし、受講者の中には不登校や発達障害などそれぞれのペースや状況に合わせた学習やサポートが必要な生徒もいらっしゃるので、既存のカリキュラムに沿った指導には限界がありました。

そこで、8年前より、不登校・軽度発達障害をもつ中学生向けに、一人一人のペースに合わせたカリキュラムで学習できる少人数制オンライン指導と、お子さまがそれぞれ抱えた問題に寄り添う個別面談を開始しました。

生徒・保護者から好評をいただけた一方で、少人数制の授業に限界を感じた

受講した生徒からは「わからなくなったところから教えてもらったので、学校の授業を受けやすくなった」「学習だけでなく、普段の生活の話、好きなことの話、悩んでいることを聞いてくれたので、続けて受講できた」という声をいただきました。

中には「指導を通して学校生活を楽しめるようになった。生徒会役員にもなり、目標、目的を見つけることができるようになった」という生徒もいました。

保護者からは「わからないと投げだしていたのが、できたことがうれしかったのか勉強を進んでするようになった。このサポートに出会えてよかった」「このサポートをしていなかったら高校進学も考えられなかった。まさかうちの子が高校に行けるとは思っていなかった。希望をもらった」という声をいただきました。

しかし、その中で課題も見えてきました。3〜5名の少人数制で行う授業に対して「他の生徒がいる中で間違えるのが怖い」「他の生徒を意識して自分のことを話せない」「自分のペースで学習できない」という声が生徒からあがりました。

また保護者の方からは「マンツーマンで子どもを見てほしい」「小学生の妹もサポートを受けられませんか？」という声をいただきました。

少人数制の授業ではそれぞれの特性に合わせた指導が難しく、私たちも学力や生徒一人一人の性格に合わせたマンツーマン授業の必要性を感じ始めました。

マンツーマン授業を取り入れ、より生徒や保護者に寄り添えるサポート体制を構築

そこで私たちは多くのお子さま・保護者のサポートをしたいとの思いから、新たに2023年4月から「Preステップオンライン」を開始しました。

多くの生徒・保護者からいただいた声を取り入れた内容にしました。

まずは、急増していた不登校への学習支援として中学生だけでなく希望者も多かった小学生へのサポートを開始しました。

「担当講師」がお子さま一人一人に向き合う時間を増やすため、そして、周りの目を気にせずお子さまがのびのびと参加できるようにするために先生1人に対して生徒3〜5人の１回30分の少人数制から、先生1人に対して生徒1人で1回40分のマンツーマン授業への変更を行いました。

また、色々なことを学びたいというお子さまの意欲に応えるために教科は数学のみから小学生は算数・国語、中学生は数学・英語に対応できるように変更しました。

そして、お子さまだけでなく、お子さまの教育で悩まれる保護者の方へのサポートの必要性を感じていました。そこで、今までは1回10分でお子さま中心の個別面談だったものを1回15分の保護者中心の個別面談へと変更しました。

このように大きく変更したことにより新たな課題も見えてきました。

例えば、中学生のみの対応から、小学低学年まで対象を広げたことにより、年齢による話題の合わせ方や言葉の伝え方です。

中学生には伝わっていたことが、小学低学年には伝わらないといったケースが多々あり、難しい表現を避けたり、目線や話題を合わせるために小学生の間ではやっていることを調べて勉強したり、と最初は試行錯誤の連続でした。

そのうち、学齢に応じた対応もできるようになり、子どもたちと一緒に私たちも成長してきたことに気づき、言葉や見え方よりもなんとかしようという熱意が大切だと感じました。

2023年4月スタートから会員数は約80名（2023年10月現在）となり、多くのお子さま、保護者へのサポートを行っています。

Preステップオンラインは、学年に関係なくさかのぼり学習や学びなおしができる一人一人に合わせたコースです。

既存の塾にはない勉強に困っているお子さまの受け皿のような機能を担えるようになったことがPreステップオンラインが、お子さま・保護者の方に必要とされている理由だと思います。

実際に、生徒や保護者から「高校進学で選択肢を広げるために、好きな野球だけでなく勉強も頑張りたい」という声や「頑張って描いた絵を先生が毎回褒めてくれるから、絵だけでなく授業の時間も楽しみになった」という声をいただきました。

Preステップオンラインのロゴは未来への「ステップ」をイメージしていて、右に行くほど文字が大きくなっています。

これまでの経験や知識を生かし、急増する不登校への支援イベントを実施

文部科学省の調査によると、小・中学校の不登校児童生徒の数は2022年度に過去最多の299,048人を記録しており、2013年度以降、年々増加しています。

私たちは8年の「不登校児童生徒へのオンライン授業・面談実績」があり、多くのお子さま・保護者の方々への家庭学習サポートを通して不登校支援を行ってまいりました。その中で得た経験や知識を困っているお子さま、保護者にお伝えするために不登校支援のイベントを行っております。利用者が急増している「出席扱い制度」や「家庭学習との向き合い方」「不登校の高校入試」など様々なテーマで説明会を行っております。

また、私たちの経験や知識を世間で役立てていけるように不登校コミュニティや放課後デイサービスやフリースクールでの説明会も行っております。

成功体験による「自信」の積み重ねと、コミュニケーションによる「可能性」の増加をサポートする

原「Preステップオンラインでは、さまざまな理由や環境、状況により学習や生活に不安や悩みを抱えた子どもたちをサポートしています。

　学習内容が難しくなり遅れが生じるケース、不登校などの理由により学習や生活に不安を抱えたケース、本人の特性や個性によって学校のペースについていけないケース、などの様々なケースに対応できるサポート体制で子どもたちのことを第一に考え、次へのステップを後押しする取り組みを行っています。

　学習については、あきらめたり投げ出したりしていたことも、「できた」と実感させるため、今の学年に関係なくわからなくなったところから振り返る無学年方式を採用し、状況や理解度、個性も違う子どもたちのペースを尊重するための個別計画を組んで十人十色のカリキュラムに対応するため完全マンツーマン授業でサポートしています。

　こうして、小さな「できた」を重ねながら、大きな「できた」という自信につなげることで、あきらめを力に変えていきます。

　また、保護者の方々も子どもたちと同様、さまざまな状況によって困り事、心配事が違うため、それぞれに寄り添い解決の糸口を一緒に探していくために定期的な面談を通した支援を行っています。

　子どもたちの本当は「できる」ところを引き出し、個性の成長をサポートすることで新たな一歩を踏み出せるよう応援していきます。」

藤崎『「お母さん、今日はこんな計算ができるようになったよ！」「先生、ほかの教科も気になるから宿題増やしてほしいです」生徒からこんな言葉が出たと聞くたびに、本当に嬉しくなります。

Preステップオンラインを受講している生徒は、勉強に対する自信がない生徒が多いです。学校や家庭学習で「できない」「わからない」にぶつかり、そこから「どうせできない」「やりたくない」という思いにつながっているからです。

熱い思いを持った先生たちがそんな生徒たちに一歩踏み出すきっかけを与えるために、生徒一人一人に合わせた楽しさと褒めを大切にした授業を行ってます。その中で、できた・わかったを積み重ね、自信と意欲を育んでいます。私たちと一緒に、その一歩を踏み出してほしいです。』

Preステップオンラインが一番大事にしていることは成績の上昇ではなく、成功体験による「自信」の積み重ね、コミュニケーションによる「可能性」の増加です。

一人でも多くのお子さま・保護者の方がPreステップオンラインを利用していただくことで明るい未来への「ステップ」をしていけるようにサポートをしていければと思っています。