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出産前後の食事ストレスを解消して、おいしく手軽に栄養補給を。立ち上げ約2年で10万食突破した「ママの休食」のこだわり

(PR TIMES STORY) 2023年09月05日(火)14時30分配信 PR TIMES

株式会社MYPLATEは、2021年2月9日に誕生した、食×健康のヘルスケア企業です。ママとご家族向けの宅食サービス「ママの休食(https://shop.mamakyu.com )」を中心に複数のサービスを展開しています。


当社の主要事業である「ママの休食」は、“ママとご家族に休養と栄養を届ける”ことをコンセプトに掲げ、コロナ禍に立ち上がった宅食ブランドです。冷凍弁当を中心に、南魚沼の米農家さんと共同開発した玄米粉のベイクドドーナツや、スタッフ厳選のセレクト商品をオンラインにて販売しています。


コロナ禍で外食の機会が減り、家での食事の機会が増えたことで、宅食サービスや冷凍食品サービスが存在感を高めている昨今、なぜ「ママの休食」は産前産後の女性に特化したサービスを展開しているのか。


このストーリーで綴るのは、日本の産前産後の女性を取り巻く健康課題・社会課題を解決するために立ち上がった宅食ブランド「ママの休食」に込めた代表の川端史紀の想いと、商品開発責任者の佐藤香奈恵のこだわりです。


あまり知られていない、日本の産前産後の女性が抱える健康課題

「ママの休食」は、2020年9月に正式リリースした宅食ブランドです。当時から「なぜママなのか」「なぜ産前産後の女性向けなのか」と問われることが多いのですが、その理由は、ママの休食は日本の産前産後の女性を取り巻く健康課題・社会課題を解決するために立ち上がったブランドだからです。


葉酸が不足することで引き起こされる胎児の二分脊椎(先天異常)の発生率は、多くの先進国が減少している状況に対して、日本では年々増え続けています。



諸外国では、食品への葉酸添加政策が行われるなど国策による対策がとられた結果、二分脊椎の発生率が減少していますが、日本では国を挙げての取り組みが十分に行われておらず、女性ひとりひとりの知識や健康意識にすべて委ねられてしまっている現状があります。


また、OECDの2018年のデータによると、日本の低出生体重児(出生時の体重が2500g未満)の割合は、ギリシャの9.6%に次いで9.4%と、先進国のなかでも高い水準となっており、さらに1979年〜2010年に日本で出生したすべての単胎児を調査すると、早産よりも正期産の低出生体重児の出生率が著しく増加していたと報告されています。



日本では長い間、「小さく産んで大きく育てる」という考え方が流布していますが、近年の疫学研究によって、その考え方が大きな誤りであることが明らかになっており、低出生体重児は、生活習慣病やメンタルヘルス、発育・発達の遅延や障害など、成人後も含めた健康に係るリスクが大きいことが指摘されているのです。


このように、日本は他の先進国と比較し、胎児の二分脊椎(先天異常)や低出生体重児の比率が非常に高く、その状況は長年変わっていません。日本の産前産後の女性を取り巻く健康課題は深刻なのです。


「ママの休食」を運営する株式会社MYPLATEの代表である私(川端)は、今年8月に出産を迎えたばかりですが、栄養に関する情報の乏しさに正直驚きました。葉酸摂取の重要性について説明されることもなければ、妊娠中の体重増加の重要性について説明されることもありませんでした。自治体や産院で配布されたいくつかの資料を隅から隅まで読み込めば、栄養管理に関する記載を見つけることができるものの、資料配布だけで十分なのかと疑問に感じてしまいます。

健康課題を解決するために必要なのは時間的余裕

妊娠を機に、健康について考えるようになる女性はとても多いです。妊娠するというのは、一つの命を育むということ。自分の行動のひとつひとつが、生まれてくる赤ちゃんの健康にも影響を与えるので、体調が不安定ながらも健康と向き合おうとする人が多いのは当然かもしれません。


しかし、産後はどうでしょう。妊娠期から授乳期に移行する際に、健康的な食事の遵守率が低下するといった報告もあります。産後は子どものケアにつきっきりとなり、さらにライフスタイルががらっと変わることから、日々の生活に慣れることに精一杯なのです。


妊娠を機に健康について考えるようになっても、共働き世帯が増えている今、出産ぎりぎりまでフルタイムで働く女性はたくさんいます。それに加え、つわり等で体調が安定せず、栄養に配慮した食事を作ろうと思っても、そう簡単に実践できないのです。産後も同様で、時間的な問題、体力や体調の問題が立ちはだかり、栄養のあるものをとる、というところまで気が回りません。


つまり、産前産後の女性には、健康や栄養摂取について考えられるだけの余裕(時間)が必要であり、「休養をとること」と「栄養をとること」の2つが求められているのです。



このような背景を踏まえ、私たちは、サービスを通じて産前産後の女性に正しい健康・栄養情報をお届けするとともに、休養と栄養の補給につながる物理的なソリューションを提供する必要があると考えました。そして、家事の時短につながるプロダクトで、かつ栄養補給が実現できる手段となり得るものとして、冷凍庫から取り出して電子レンジで約5分間温めるだけで完成する冷凍弁当の宅食サービスの立ち上げに至ったのです。

市場を育てて、子育てカルチャーの次世代スタンダードをつくる

企画当時、市場調査はかなり入念に、何度も行ったのを覚えています。


一番最初に行った調査は、私個人のX(旧Twitter)を活用して、妊娠中の女性や妊娠・出産経験者にDMを送ることでした。私の個人アカウントから突然アンケート協力依頼をお送りしたにもかかわらず、多くの方が快く協力してくださり、その結果、ニーズは確かに存在することがわかりました。


とはいえ、特定の市場ニーズに狙いを定めたとしても、その規模があまりに小さすぎたら、事業化は困難です。その規模の小ささが、企画を遂行する上で一番のネックでした。


ビジネス目線で考えると、もっと違うターゲットが良いのではないかと、多くの人から指摘を受け、「産前産後の女性向け」でいきたいという私の意見に賛同してくれたのは、たったの2人でした


なぜそこまでして、産前産後の女性向けにこだわったのか。


今考えると、産前産後の女性の健康課題・社会課題の解決というのは大義で、本当は自分自身の未来のために、というのが本音だったのかもしれません。


仕事と家庭を両立していくためには、家事や育児といった無償労働にも効率化が必要不可欠です。しかし、「手作り料理じゃなきゃ手を抜いている」といった声に代表されるような堅苦しい偏見が世の中にはたくさんあります。これらの偏見から解放される新しいカルチャー、いわば子育てカルチャーの次世代スタンダードを作り上げるために、私自身が欲しい商品・私自身が救われるサービスを作りたかったのかもしれないと、今になって思います。


「産前産後の女性向け」という市場の規模は小さいものの、先述のような理由から、私は市場を育てながら事業を成長させていく、つまり長期戦になる覚悟をもって、この企画で走り出すことを決めました。

おいしさ、健康、原価の3つのこだわりとと強力なパートナーの存在

企画が固まり、テストマーケティングを終え、いよいよ本格的にオリジナル商品の開発に着手することになったのですが、次なるハードルは「おいしくて健康的な冷凍弁当を適正原価でつくること」でした。


原価を気にしなければ、おいしさと健康を両立することはできます(≒栄養価の高い食材をふんだんに使う、高級食材を使う)。

健康を気にしなければ、おいしさと安さを両立することもできます(≒使用する食材を限定する、品目数を減らす、食品添加物の力を借りる)。

おいしさを気にしなければ、健康と安さを両立することもできます(≒使用する食材を限定する、プロテイン等の栄養原料を加える)。


おいしさ、健康、原価、この3つをそろえようと思うと、開発難易度は一気に高くなるのです。



「ママの休食」の冷凍弁当は、管理栄養士・産婦人科医監修のもと、葉酸や鉄など産前産後の女性に必要な栄養素がとれるように栄養設計されています。栄養価を満たすことと罪悪感なく食事を楽しんでいただくために、調理・加工の製造過程において食品添加物は使用せずに、1食に15種類以上もの食材を使用して、見た目や食感、香りなど五感で感じるおいしさをお届けしています。



現在、製造を委託している工場は3社ですが、私たちの無理な要望に応えてくれた工場は、正式リリースから約3年でたった3社しかいませんでした。チャレンジしてくださった工場はたくさんいましたが、製造難易度が高いと断られてしまうケースが非常に多く、だからこそ、現在お付き合いを続けてくださっている工場のクオリティの高さに誇りを持っています。そして、私たちの想いに共感し、難題と向き合い続けてくださることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

商品開発責任者兼元パティシエの佐藤が語る、調理方法や素材選びへのこだわりポイント


私(佐藤)が商品開発を行う上で大切にしていることは、【おいしい・ヘルシー・大切な人に食べてもらいたいと思える商品を作る・愛情をもって作る】ことです。また、五感で味わうことを大切にしたいと考えており、「旨い」と思う感覚や美味しさを感じる力を引き出せるように、素材の味や出汁を活かした調理法を取り入れるなど、さまざまな工夫を凝らしています。


商品開発時に気を付けていることは、お客様に素材の味が伝わるように、調味料はその都度味見をしながら0.01g単位で変更を加えています。食材の茹で時間や調理後の水分量を調整したりするなど、調理工程に手間を惜しまないことでレンジで温めた時に一番美味しくなるように日々研究を重ねてきました。安心してママの休食をご利用いただけるように、素材選びや栄養バランスへの配慮を徹底しています。

大切にしているのは、自分たちや大切な人たちが食べたいと思えるかどうか

そのようなこだわりの商品を食べてくださった方々にアンケート調査を実施したところ、「これまで認識していた冷凍食品のクオリティと比較し、おいしいと感じましたか?」という質問に約89%の方が「おいしい」と回答してくださり、高評価をいただきました。



また、SNS等でもたくさんの声をいただいておりますので、その一部をご紹介します。


ママの休食を活用してくださったママの声



休養と栄養を届ける贈り物!ギフトを受け取った方の声




当社は、女性従業員が多く、商品開発責任者も女性です。女性目線の開発が、女性に受け入れてもらえている一つの要因になっているのではないかと思います。また、新作や新メニューを開発する際に大事していることは、私たちが毎日食べたいと思えるかどうか、自分の子どもや家族など、大切な人にも食べてもらいたいと思えるかどうか、ということです。


だからこそ、第一においしくなければ続けられないし、栄養だけでなく食品添加物や安心・安全の製造にも配慮した商品づくりが必要だと考えています。


ブランドに込めた想いや、商品へのこだわりに共感してくださる方がいるおかげで、「ママの休食」は徐々に売上を伸ばし、立ち上げ約2年で累計出荷食数10万食を突破することができました。特定の市場ニーズにとことん向き合い、たくさんの方に支えられながら市場とともに成長してきた私たちにとって、10万食突破は一つの大きな成果です。


今後は、産前産後にとどまらず、ライフステージの変化に伴う課題を解決するためのサービスへと発展させていきたいと考えています。また、企業や産院、自治体との連携を強化し、サービス提供の幅も広げていきます。

おいしく食べつづけて、いつのまにか健康に。

妊娠を機に健康について考えるようになっても、そこから知識やスキルを身に着けて実践するのは一苦労です。だからこそ、誰もが簡単に、健康への第一歩を踏み出すことができるアイテムが必要です。


その一つの答えが、栄養バランスに配慮した、レンチン5分で食べられる食品なのではないでしょうか。


産前産後は、一般女性よりも1日のエネルギー量やたんぱく質、ビタミン類、ミネラル類の必要量が増えます。なかには倍以上に増える栄養素もあります。さらに摂取量を控えなければいけない食べ物や飲み物があったりと、産前産後の食事は何かと気を遣います。


そんなとき、「あれこれ悩まずにこれさえ食べていればOK」といえるような食事が提案できれば、時間にゆとりを持ちながら、賢く栄養補給ができるかもしれません。誰もが健やかに、意識やスキルに関係なく、いつのまにか健康でいられる方法を、私たちは「ママの休食」を通じて発信し続けます。


手作り料理に固執することなく、外食や中食・外注などを含む幅広い選択肢の中で、自分自身にとっても家族にとっても、よりヘルシーな(健康的な)選択をしていきたいですし、あらゆる選択肢を使いこなすことは賢いことであり、ママの休食はその賢い選択肢の一つとなって、多くのママとその家族の支えになっていきたいと考えています。

会社・サービス概要

【ママの休食ブランドサイト】

https://shop.mamakyu.com/


【noteーママの休食の中のひとー】

https://note.com/mama9


【私たちに出会ったら、最初にきいてほしいお話】

https://myplate.co.jp/journal/64/


【会社概要】

会 社 名 :株式会社MYPLATE

所 在 地 :東京都渋谷区桜丘町9-8

事業内容:宅食サービス「ママの休食」、食品開発支援サービス、他

代 表 者 :代表取締役 川端 史紀

U R L :https://myplate.co.jp/

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