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ドクターメイト株式会社

病院を飛び出し、企業で働く看護師たち。臨床経験を活かした第二のキャリアとは

(PR TIMES STORY) 2022年04月07日(木)12時10分配信 PR TIMES

全国40都道府県で介護施設の業務負担を解決するSaaS、日中医療相談夜間のオンコール代行サービスを提供する企業。いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、24時間365日のフォロー体制で施設看護師の負荷軽減に取り組む。


プレスリリース:日本最大の夜間オンコール代行サービスを提供するドクターメイト介護施設からのオンコール受付数が8,000件を突破



ドクターメイト株式会社のサービスを語る上で欠かせないのが、社内に在籍する「医師」「看護師」「介護福祉士」などの専門職メンバーの存在。

看護師としてキャリアを歩んできたメンバーも、「オンコール担当ナース」や「カスタマーサクセス」として働いています。

今回は、病院ではなく企業で働くキャリアを選択した3名の看護師に、転職の背景やサービスへの想いを伺いました。

登場メンバー

根廻麻美さん(医療グループ・グループオーナー)

総合病院の救急病棟勤務をするうち、予防医療への関心が高まり退職。インターンとしてドクターメイトにジョインし、現在は医療グループのオーナーを務める。主にオンコール担当ナースの採用から研修教育、運用フロー設計を担当。


吉田彩香さん(カスターマーサクセスグループ・CS 兼 医療グループ)

整形外科を軸に、大学病院、専門病院、総合病院などを経験。現在も週末は看護師として勤務している。オンコールナースを経て、現在はカスタマーサクセスの定着支援を担当する他、医療チームとしてオンコール対応の品質改善にも取り組む。


岡本真理子さん(カスターマーサクセスグループ・CS)

精神科の閉鎖病棟、中規模病院の内科、地域包括ケア病棟などで勤務。退職後は一般企業で健康管理アプリに携わるスタッフの支援をするうち、働き方改善への関心が高まる。カスタマーサクセスの導入支援担当とオンコール担当ナースを兼務。


なぜ看護師資格を持ちながら、病院ではなく企業で働くのですか?

根廻:看護師時代に感じていた課題を払拭できるから、です。実は病院にいた時に「1対1の看護には限界がある」と感じていて、 1対N(複数)の形で影響が与えられるような仕事がしたいと思っていました。ドクターメイトは日本全国の介護施設をサポートできるので、多くの人を支えられるのが魅力ですね。


岡本:私としては「退院支援をどんなに頑張ってもまた同じ方が入院してきてしまう」という経験があり、予防医療に取り組みたいと思ったのは大きかったです。


吉田:介護業界の負担増加は社会問題にもなっているので、社会貢献できる仕事なのも、ドクターメイトで働こうと思った決め手でした。コロナ禍で医療従事者の負担が増えているというニュースを耳にすることが多い中、私も何か力になりたいと思っていたんです。


また、ドクターメイトのオンコールナースはリモートで働けるのも嬉しいポイントでした。主人が転勤族で、彼の転勤のたびに私も転職し続けていたので、看護師として1つの病院で働き続けるのが難しいという悩みもあり、良いきっかけだと思ったんです。



看護師として働いた経験は、ドクターメイトで活きていますか?

吉田:もちろん!臨床経験があるからこそ、その当時の知識や経験をもとに今の活動ができると思っています。逆を言えば、看護師経験なしで直接企業に入っていたら、今の関わり方はできないと感じます。

クリニックでの経験や、いろいろな病態について学んできたことが、情報収集・アセスメント・判断に活きていると思います。


根廻:施設の方がサービスを導入検討する際に「本当に外部にオンコール対応を任せていいの?」と気にされる気持ちも、実際に現場で働いていた経験があるから共感できます。だからこそ「我々は施設の看護師の存在を支える仲間」だということを、他のメンバーよりも上手にお伝えできるんじゃないかなと思っています。


導入検討中の施設様に対して、直接、オンコールの具体的な事例をお話しすることもあります。例えば「介護施設で利用者様が転倒/転落しました、どうしたらいいですか?」というよくあるコールでは、事故発生時の状況や現在のバイタルをヒアリングしながら、骨折の可能性があれば搬送をおすすめしたり、または経過観察の判断をしたりしています。


岡本:教科書通りには進まない現場のお悩みに対して、体験ベースで知識を組み合わせてお伝えすることでサポートできるのが私たちの強みです。私たちの知識経験を活かして、介護施設職員の方の支えになりたいです。



吉田:働き方改革の意味でも本当に力になりたいと思います。病院の場合、日勤は日勤、夜勤は夜勤ですが、介護施設のオンコールは日勤したあと、さらに夜の電話番もしてくださるシステムなんですよ。それを知った時「働き方として大変すぎるから、なんとかしたい!」と感じたんです。


岡本:看護師は責任感と使命感を持っている人が多いので、過酷な状況でも頑張ってしまうんですよね。


根廻:ドクターメイトのオンコール代行サービスが、人材不足が慢性化している介護施設にとって「新しい選択」として浸透してほしいと思います。

実際にはどんな仕事をしているのですか?

吉田:私はカスタマーサクセスとして、サービスを使ってくださっているお客様にオンラインで定期的にコンタクトをとって、新しい課題やお困りごとがないか確認したりフォローするのが主な仕事です。


例えば、振り返りの機会で「導入前と比べてどうですか?」と聞くと、本当にリアルな喜びの声が聞けるんです。看護師の方から「ゆっくりお風呂に入れるようになりました」「買い物中に携帯を見ないでいられます」と言われたり、施設職員の方から「気兼ねなくいつでもコールできます」と言われたりするたびに嬉しいです。


岡本:私も同じくカスタマーサクセスですが、導入支援担当として、ご契約のフォローや、スムーズに活用いただくためのアドバイスをしたりしています。契約までは施設長のような管理メンバーと話をして、導入後の研修で現場メンバーとコミュニケーションをします。


私たちがしっかりとお話を聞いたり、こちらからお伝えすることによって、管理者様と現場との架け橋になることもできる仕事です。きちんとサービス価値が伝わったり、オンコールの初回利用や医療相談に繋がった時は嬉しい瞬間ですね。



根廻:私は内部の体制作りとして、オンコール対応をしてくれるナースを採用して、研修して、実際に働いてもらって、という一連の流れを見ています。


今、社内でも最多の40人をマネジメントしているのですが、オンコールナースは副業の方がほとんど。いかに仕組みとしてより良いサービスを提供できるようにするかを意識してチームを作っています。


吉田:オンコールナースから「ドクターメイトのオンコールナースって楽しいし、勉強になって、やりがいもある」と言われます。私はオンコールナースからの入職組なので、気持ちもわかるし嬉しいです。

これからやりたいことは?

根廻:私は、オンコールナースとしての働き方が、看護師の選択肢のひとつになるといいなと思います。今、潜在看護師(※)は全国に70万人くらいいると言われているんですが、例えば結婚や出産などのライフステージを理由に休職中の看護師さんが現場に戻るときの架け橋ステップとして、またはキャリアとしてのオンコールナースが一般的になってほしいと思っています。


※ 潜在看護師 …… 看護師資格を持っているが、看護師として働いていない人のこと


ドクターメイトで施設の状況を学んで、介護施設で働きたいと思う看護師が増えたりしてもいいスパイラルだと思いますし、施設と看護師を繋ぐハブになれたら嬉しいですね!


吉田:オンコールナースが、もっとキラキラした職業として認識されてほしいですよね!そうしたらなりたい人が増えていい採用ができるだろうし、施設の方にとっても信頼して任せられるようになるのではないでしょうか。誰もが目指したくなるような憧れの職業にしていきたいと思っています。


岡本:人力や努力でやっていることはいつか限界が来るので、どんどん仕組み化・自動化して、本当に大事な「人が介在しないといけないハートフルなところ」に力を入れられるような状態を作りたいという夢を持っています。


ありがとうございました。オンコールナースという職業が看護師にとってメジャーな選択肢になる日まで、ドクターメイトは駆け抜けます!

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