• トップ
  • リリース
  • 〈伝統×革新〉で新しい価値を生み出す−着物屋「OHARIYA」の挑戦

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

〈伝統×革新〉で新しい価値を生み出す−着物屋「OHARIYA」の挑戦

(PR TIMES STORY) 2024年06月10日(月)11時25分配信 PR TIMES

着物屋「OHARIYA」の誕生ストーリー

着物屋「OHARIYA」は2023年Yuca氏によって東京都大田区にオープンしました。


〈伝統を重んじながら、時代に合った革新的なアイデアを持って進む〉をテーマとし、

店主のYucaが厳選したアイテム(着物ブランドの反物、アンティーク・リサイクル着物、帯、和小物等)を幅広く仕入れ、取り扱っています。古典的なものだけではなく、

現代のファッション性を取り入れた商品まで取り扱うため、これまでの着物の楽しみ方にアレンジを加えたいファッショナブルな方や、20代50代の幅広い世代に注目を浴びています。


デパート白木屋の専属仕立屋として日本橋を拠点としていた大正13年頃の尾張屋


OHARIYAの起源は、 1883年(明治16年)に日本橋に誕生した手縫い仕立て専門の着物屋「尾張屋」にあります。初代店主・森岡重太郎氏の創業より代々受け継がれ、現在はYucaの父・森岡正博氏が4代目店主を務めています。(東京マイスター(東京都優秀技能者知事賞を受賞))

−現在も続く尾張屋がありながら、なぜOHARIYAをスタートさせたのか。

それは、とある父の言葉と、着物屋の娘に生まれたYucaの、もっと着物を身近に、

たくさんの方に着物の愉しさを広めていきたいという想いからでした。


●新生「OHARIYA」−着物文化を守り、進化させる

それは、個性が注目される現代社会でこそ通用する着物の新事業。

現代を生きる人々に、ハレの日など特別な日だけでなく、もっと着物を身近に感じてほしい。洋服を楽しむ感覚と同じように着物も楽しめるようにしたいと思い、

「伝統×現代ファッション」の提案をするOHARIYAを始めました。


ラグジュアリーファッションブランドの企業でコーディネーターとして経験を積んできた店主Yucaが各ファッション方面から厳選し、仕入れているアイテムたちは、どれも他にはできないOHARIYAならではの斬新なコーディネートを楽しむための必需品です。


また購入だけでなく、着物一式のレンタルサービスも可能。多くの方が手の届く金額帯を設定し、着物を日常生活に取り入れやすいように工夫しています。

 

(取扱商品の例)色無地反物/70,000円(税別)〜、リユース着物/16,000円(税別)〜、レンタル一式/35,000円(税別)〜

〜OHARIYA店主という道へ転身したYucaの想い〜(受け継がれてきた想いを継ぐ、決意と情熱)

着物屋の娘として生まれ育ったYucaは幼い頃から着物に囲まれて育ちました。

しかし、昨年2023年5月までは10年以上着物の世界ではなく、ラグジュアリーブランドの世界で活躍していました。

ラグジュアリーブランド企業で勤めていた頃のYuca


−そんな彼女が着物の世界へ転身した訳。それはとある父の言葉が大きなきっかけでした。

 

「後継ぎがいないから、10年以内に尾張屋を畳む」


4代目として家業を継いだときの父の苦悩や想いを知っていたからこそ、その言葉はYucaにとって今後の生き方を考えさせられるほどに衝撃的でした。

父は後継ぎとしての資格取得や修行をしていましたが、一度は会社員経験も積みたいと考え、着物の世界を離れていた時期がありました。しかし、父がもう一度、着物の世界に戻ってきた頃には、祖父は病の影響で余命僅か。

その後の祖父の葬儀で、当時高校生のYucaは、父が祖父に向かって泣きながら謝っている姿を目にしていました。父が家業を畳むという言葉を口にしたとき、Yucaは当時の気持ちを鮮明に思い出し、今度は自分が当時の父と同じように謝るような最期にしたくないと思いました。


―家業として141年もの間、受け継がれてきた尾張屋を、私の代で終わらせたくない。


尾張屋を継ぎたいと父に話をしてみるも、一級の仕立て職人になるには10代からの修行が必要。それでも必ずしもなれるわけではないと言われ、自分にはどうしようもできない状況にとても悲しくなりました。

これまで仕立ての修行をしてこなかった私には仕立て屋「尾張屋」を継ぐことはできない。

それでもYucaは、諦めずに必死に考え、職人にはなれなくても尾張屋の〈想い〉を継ぐことならできると思い、自分のこれまでの経験スキルを活かした「OHARIYA」を誕生させることに決めたのです。

 

とはいえ、会社員を辞めて独立することへはかなり勇気が必要でした。最後の一歩を踏み出す背中を押してくれたのは着物スタイリストの小田桐はるみさんの存在でした。

 

小田桐さんの着こなしアドバイスが大きなヒントになり、着物の伝統を尊重しつつも、これまでのラグジュアリーブランドの経験を生かし、現代のファッション性を融合した新しいコーディネート提案をする着物屋として「OHARIYA」開業の決意をしました。


OHARIYA店主Yucaにしかできない、“新しい着物”の世界へ

OHARIYAではYucaにしかできない“新しい着物”のコーディネートを提案しています。



ラグジュアリーブランドの企業で、バッグや洋服、シューズなど全身のコーディネートをお客様に提案し、販売をしてきたYucaだからこそ養えた柔軟なセンスを活かし、これまでの常識を覆すようなコーディネートを得意としています。






”着物は洋服のように単色と単色の組み合わせではなく、多色と多色の組み合わせでもコーディネートを楽しめます。洋服では難しい色や柄の組み合わせも着物ならば叶いやすく、着る人の個性を最大限に引き出せるのです。”




 

”着物を通し、今まで出会ったことのない自分に出会える、その心躍るようなときめきをOHARIYAのコーディネートで楽しんでいただきたいと思っています。”




ポップアップ開催・“OHARIYAならでは”を手に取れる空間

2024年4月27日(土)にはOHARIYA初のポップアップストアを開催しました。

場所は表参道。1日限定開催でありながら、約120人が来店し大盛況でした。


 厳選して買い付けた反物、状態のいいアンティーク、昭和中期の着物、羽織、帯、和小物などを複数展開。


着物のイメージこそ強くないが、最先端ファッションへの興味関心が高い表参道を開催場所にし、OHARIYAならではのコーディネートやセレクトアイテムを堂々展開。


京友禅のハイファッションブランド「成謙」とのコラボで、OHARIYA限定受注販売商品

「甘くない苺」の帯




「お客様にヒアリングしながら寄り添った提案することを大切にしたい」という

Yucaにとって、直接多くのお客様とお話できる空間はかけがえのないものでした。

次回開催は2日間以上の開催を目標にして準備しています。(2024年秋頃を予定)



実際に手に取って素材の風合いや色味を確認しやすい陳列で展開




着物であなたの魅力を開花させる。

OHARIYA唯一の価値を届けていく情熱と覚悟。


 1883年創業から4代大切に受け継がれてきた伝統文化を、自分にしかできない方法で受け継ぐ覚悟をしたYuca。

高価で特別なものと思われていた着物の敷居の高い印象を覆し、本当に良いものを手が届きやすい価格で提供することは決して簡単なことではありませんが、着物をもっと身近なものにしていきたいYucaにとっては譲れないこだわりです。

 

−カタチは違っても想いは同じ。

「伝統を重んじながら、時代に合った革新的なアイデアを持って進む」

そのテーマを大切に、Yucaは尾張屋の想いを継ぎながらOHARIYA唯一の提案をしています。

 

”着物をすでに楽しんでいる方も、これまでは着る機会がなかった方も、

ぜひOHARIYAへ一度お越しになってみてください。お客様ひとりひとりに合わせて

魅力を引き出すお手伝いをさせていただきます。尾張屋の仕立てでマイサイズでご用意もさせていただきます。初めてのお誂えも安心してお任せください。”

 

”尾張屋が繋いできた着物の伝統を、私がこれからは繋いでいきます。”


■OHARIYAへのお問合せ

公式サイト:

https://ohariya.theshop.jp

Instagram:@ohariya_kimono

Mail:ohariya6972@gmail.com












このページの先頭へ戻る