プレスリリース
株式会社ブリュッケ/翠波画廊(本社:東京都中央区京橋、代表取締役:橋芳郎)は、銀座・京橋と大阪・梅田に店舗を構える、創業34年の画廊です。
『暮らしにアートを 一枚の絵画からはじまる豊かな日常』をモットーに、フランス近代巨匠から若手画家まで幅広いアート作品を取り扱い、常時1000点以上在庫からお客様のお気に入りの一枚をご提案しています。
2023.12月より、株式会社サンカクキカク(本社:福岡県久留米市、代表取締役:宇佐川桂吾)が提供する店舗型ふるさと納税(R)『ふるさとズ』と提携し、茨城県牛久市にて、日本で初めての取り組みとなる、本物のアート作品(絵画)を返礼品として扱う取り組みを開始いたしました。
このストーリーでは、翠波画廊の代表高橋の言葉とともに、本取り組みの活動状況とその思いをお伝えします。
「ふるさと納税の枠が大きすぎる」という限られた方の悩みを知る画廊だからできる新たな発想
翠波画廊でアート作品をお買い求めになるお客様のほとんどが、経営者や医者などの納税額が平均値を超えたお客様です。
そういった方々ほど「ふるさと納税」を上手に使い、節税対策をされており、毎年たくさんのふるさと納税返礼品がご自宅へ届くという話をよく耳にしました。
しかし、5万円分の返礼品のお肉やお米といっても、冷蔵庫や賞味期限に限りがあり、ふるさと納税に使える枠を使いきれない、というお声も多数寄せられており、中には仕方がないので牛を一頭返礼品としてもらい、社内でお肉を配布した、という経営者の方も。
このようなお話を聞くと、富裕層だけの限られた話だと思われる方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、ふるさと納税に使える額が大きな方が、有意義に自治体に寄付をしてくれるということは、地域の活性化としても、ふるさと納税のより一層の浸透のきっかけとしても、大変喜ばしいことではないでしょうか。
そんなお客様たちに、地域支援と同時に、アートの振興や若手作家の応援などの文化的なことに寄付していただくいい方法はないかと考え、今回の取り組みを開始いたしました。
人生を豊かにしてくれる芸術作品
優れた芸術作品との出会いは、人生を深みのある豊かなものにしてくれます。優れた芸術家の手から生み出された枚の絵画は、観る人の心を豊かにしてくれます。芸術作品と触れ合うことは、文化の一端に触れて満たされた気持ちになると同時に、その人の美意識を高めてくれます。流の画家によって描かれた芸術作品とともに暮らす、至福の日常をご提案したい。
翠波画廊は、いつまでも残る本物の絵画をできるだけ多くの方にお届けしたいと考えています。
これからが楽しみな若手作家の生まれ故郷とアトリエの所在地を拠点として
ふるさと納税は2023年10月より、新たに「原則として返礼品は地場産品とする」という規則が制定されました。
翠波画廊は主にフランス絵画を強みとして作品を取り扱っており、20世紀の日本画の巨匠や、昨今の日本人アーティストの作品は、ほとんどがセカンダリー(二次市場)として販売をしているため、ふるさと納税の返礼品として提案するのが難しい状況に立たされました。
そんな中、翠波画廊が長年の活動の中で培ってきたのが「翠波画廊 契約作家」です。契約(専属)作家とは、翠波画廊にて最新作を一番にご紹介したり、お客様からのオーダーのご要望を特別にお受けしたりすることができる作家を、翠波画廊ではこのように呼称しています。
▲契約作家「ハンス・イヌメ」来日時の様子
しかしながら、そういった稀有な作家は簡単に見つかるわけではありません。
私共では、お客様からのそして国外の様々な地を自分の足で歩き、インターネットや書籍、出版物から得られる情報を駆使して、感性にささるアーティストや作品を見つけたら、一緒に何かやってみませんかとお声がけするようにしています。
そんな作家たちとの長年の信頼関係の中で「契約作家」として作品を販売してほしい、というアーティストが増えてきています。
翠波画廊の契約作家のひとり、「猪野直也」は茨城県牛久市に生まれ、現在に至るまでその地で過ごし、作品制作のアトリエ兼ショップを構えています。猪野自身と彼のショップは地元の方々からも愛されており、ふるさと納税を通して牛久市、そして作家の応援にもなると考え、今回の企画へと動き出しました。
「革」に描く、注目の若手画家 猪野直也
猪野直也は、動物の「革」を支持体として日本古来のモチーフを描く、新進気鋭の若手アーティストです。革という素材の独自性と、妖怪や龍など日本の伝統的なモチーフで唯一無二の世界観をつくり上げており、初めて翠波画廊でご紹介した日から、百貨店などでアート作品をお求めになられているお客様や、現代アートに精通しているお客様から大反響をいただいております。
なめした牛革などに、革用の染料を使って直接革に描かれる、猪野のアート作品。
猪野が強い影響を受けたという日本伝統刺青の文化を、アートとして世界に発信したいという想いが、革という素材を使う原点だといいます。
革本来の経年変化によって、時間とともに作品自体も徐々に色合いなどが深まっていく様は、長年変わらずお楽しみいただける絵画作品の魅力と相まって、独特の深みを生み出しています。
2/26(月)〜3/24(日)には、東京・銀座、大阪・梅田を巡回する個展を開催!
今後の活躍が期待できる、大注目のアーティストです。
牛久市ってどんなところ?
茨城県牛久市は、人口8万人超、伊庭楽健の南に位置しており、都心までの交通アクセスの良さから首都圏のベッドタウンとして発展を遂げました。
「茨城観光百選」に選ばれている「牛久沼」、総面積八千平方の敷地に約二百種類、2万本の咲き乱れる花を楽しむことができる「牛久観光アヤメ園」など、緑豊かな自然と都市が調和した安心・安全なまちづくりに取り組んでいます。
(牛久市ふるさと納税 ご担当者様より)
数あるふるさと納税ポータルサイト 一体どれが良いの?
ふるさと納税は年々活発化しており、山のようにポータルサイトが出来ています。当画廊が扱う返礼品は「絵画、彫刻」などの美術品であり、価格帯も決して安いものではありません。
そのため、商材に合うポータルサイトを探すことも一苦労しました。
たくさんのご紹介を受け、体験型の返礼品を中心にふるさと納税事業を行っている、株式会社サンカクキカクと出会いました。
サンカクキカクが提供する店舗型ふるさと納税『ふるさとズ』では、実際に作品を画廊でご覧いただき、そのうえで寄付金額をお決めいただくことが可能です。
すでにゴルフ場などの施設でも導入されており、ふるさと納税の返礼品をモノ消費するのではなく、コト消費するというコンセプトに大変共感し、ご一緒することとなりました。
ひと味もふた味も違ったふるさと納税を
一般的には肉や魚、米などのそれぞれの地域の特産品が選ばれる、ふるさと納税の返礼品。
そんな中、「絵画」「アート作品」がもらえるというふるさと納税は日本初の取り組みとなり、美術・アートに興味のなかった方や、アートを買ってみたいと思っていた方の最初の一歩としても使ってもらいやすいものとなりました。
また、本物の絵画・アート作品を日常的に購入される方というのは、やはり納税額もそれなりに大きな方が多いため、アートをきっかけにふるさと納税をやってみようかなと思っていただけるのは、自治体にとってもメリットだと感じます。
ぜひ、人とは違うふるさと納税をしてみませんか?
■寄付について
■翠波画廊
お問合せ先
TEL:03-3561-1150
mail:info@suiha.co.jp