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贅沢なご褒美時間で、自分を癒す――。アクアレーベルの新プロジェクト「ONELABEL」が目指すブランドのあり方とは

(PR TIMES STORY) 2023年02月17日(金)11時58分配信 PR TIMES

資生堂の「アクアレーベル」は、今年で17年目を迎えるスキンケアブランド。オールインワンのほか、「肌悩みケア」「アクアウエルネス」の3つのラインがあります。特に、オールインワンは売上金額10年連続No.1(※1)で長年多くの方から愛されています。


そんなアクアレーベルは「あなたとつくる、一点もの。」をコンセプトとして、新たなプロジェクト「ONELABEL」を始めました。

 

「ONELABEL」は、アクアレーベルが世界でたった一つのものをお客さまと一緒につくっていくプロジェクト。“大切なものを長く使う”という、一つのサステナブルな考え方に基づいた取り組みです。

 

このたび、「ONELABEL」第一弾のアクションとして、テキスタイルブランド「YUI MATSUDA」デザイナーの松田唯さんと一緒に、植物染料を使った世界でたった一つの「一点ものスカーフ」をつくる染色体験イベント「〜あなたとつくるONE SCARF〜」を2023年2月4日(土)に開催しました。

 

今回は、アクアレーベルがなぜONELABELを立ち上げたのか、さらにONELABELが体現するサステナブルの形について、お伝えします。


※1:インテージSRI、SRI+ セルフオールインワンスキンケア市場 (洗顔・メーク落とし除く) 2013年1月〜2022年12月 推計販売規模(金額) ブランドランキング



「ONELABEL」のコンセプトを伝えるイベントで感じる贅沢な時間

 

イベントでは、アクアレーベルやONELABELについての説明を行ったあと、早速松田さんからワークショップの流れや、今回用いる「引き染め」という手法、使用する染料についてレクチャーを行いました。


今回使用するのは、土から取れる成分であるベンガラを使った顔料と植物染料。それぞれの特徴や性質を生かすことで、染め方にも変化が生まれるそうです。


まずは、使いたい色を選んで、練習です。まっすぐ染料を選びに行かれる方もいれば、周りに飾られたスカーフの絵柄を熱心に見つめ、創作意欲を高める人もいらっしゃいます。大胆に筆を動かす人、慎重に少しずつ色を染めていく人など、進め方は人それぞれです。



いよいよ本番。スカーフへの染色が始まると、練習時間でそれなりにイメージがつかめたのか、皆さんダイナミックかつ繊細に筆を動かしていきます。道具も筆だけではなく、スポンジなど多様なアイテムを使って個性あるデザインができあがりました。


ただ、共通しているのはみなさん集中されているということ。空間はとても静かですが、熱い本気が伝わってきます。



イベント終盤に差し掛かると、はじめまして同士だった参加者同士で自然に会話が交わされるように。お互いの作品を見て、感想を話し合う場面も見かけられました。


参加者の皆さんからは「とても贅沢な時間でした」「普段は美術系ではない仕事をしているんですけど楽しかったです」「手を動かすと集中できて、すっかり没頭してしまいました」といった声が。一点もののスカーフづくりを通じて贅沢な癒しのひとときを過ごされたようでした。



講師を務めた松田唯さんは、自身のテキスタイルブランド「YUI MATSUDA」のデザイナーとして活躍しています。引き染めやシルクスクリーンプリントなどの古典的な技法でテキスタイルから制作し、洋服や装飾などを手がけています。


初期段階からアクアレーベルと二人三脚で作り上げたイベントについて、松田さんご自身が目指すものをうかがいました。



――イベントを終えてみて、いかがでしたか。

 

日常では、布を染めることも大きなものに描くこともなかなかない体験だと思います。何か作ることで内にあるものを発散できますし、いろんな作品を見ながらコミュニケーションを取るなかで新たな発見もあります。そういった機会を皆さんに体験していただけたのはすごくよかったですね。


――どういったことを意識してこのイベントの企画に携わられたのでしょうか。


今回は、参加者全員で一つのものをつくるのではなく、一人で一つのものを作って持ち帰るというワークショップを行いました。そして、最初から作品の完成図が見えているのではなく、つくっていく中で最終的な形が見えてくるものづくりをするのが面白いんじゃないかと思って、こういった体験を企画させていただきました。


――ONELABELの世界観を体現するようなイベントになっているんですね。


引き染めは、まるで一人ひとりのその瞬間を布に記憶させるような染め方になります。なので、完成品はすべて一点もの。だからこそ今回の企画には適していたのではないかな、と思います。


人間の手で染める引き染めは、大量生産には向いていませんが、染まっていく様が目の前で見え、細かく手を加えることができます。布への染料のにじみ方や乾き方は環境によって左右される部分も多く、全てをコントロールできないのが特徴です。まるで環境や気持ちで変化するお肌のようなものともいえるかもしれません。


また、今回使用した植物染料は、化学的に作られたものではなく、自然物である樹木や虫を煮込んで抽出しているのでで、色が安定せず個体差が出ます。そういうところもONELABELには合っているかと思います。


――今回の体験からどのようなことを感じてほしいですか。

 

自分の手と、空気の流れや気温などが相まって染料を動かす引き初めは、予期しないものができるんですよね。普段にはないひらめきや楽しさを感じていただけたら嬉しいです。


あと、植物染めは身近なコーヒーや玉ねぎの皮なんかでもできるので、「これはどんな色に染まるんだろう」と実際におうちでも植物染めをやっていただいて、思わぬものから予想外な色を発見してもらえると楽しいと思います。


――改めてONELABELについてはどのように感じていらっしゃいますか。

 

一点ものを作ることは贅沢な時間を過ごすことにも通じていると思うので、参加させていただけてよかったですし、いいプロジェクトだなと感じています。



――今後、松田さんご自身が目指していることを教えてください。


作る過程も丁寧に、面白いものを作ろうという目標と共に、世代を越えてずっと大切にしたいと思えるものを作っていきたいですね。



自分のための一点ものを作る時間から感じてほしい贅沢な時間

 

コロナ禍を経て、アクアレーベルのチームとしても久しぶりのオフラインでの開催となった今回のイベント。


アクアレーベルの新しい試みとして行われたこのイベントに込めた思いを、ブランド担当の梶田が語りました。



――まず、イベントを終えてみて今の感想を教えてください。

 

お客さまが楽しんでいただけているのが伝わってきたので、純粋にやってよかったな、と思います。もしかしたら自分自身が一番楽しんだかもしれません(笑)。


このプロジェクト自体、お客さまと一緒に作ることがコンセプトなのですが、一緒に取り組むと互いにインスピレーションを与え合うんだな、と思いましたね。

 

――アクアレーベルでは、今までどのような働きかけをされていたのでしょうか。

 

「一品でまるでエステに行ったような満足感が得られる」というベネフィットが、アクアレーベルで重要視しているポイントです。実際にお客さまからも「忙しい毎日だけれど、アクアレーベルのオールインワンで癒されるし、贅沢時間が味わえる」という声をたくさんいただいています。


――どのようにONELABELというプロジェクトにたどり着いたのでしょうか。

 

スキンケアの時間だけを贅沢時間にするだけではなく、アクアレーベルとして「日々の生活も贅沢時間にしていきたい」という思いがありました。自分で作った一点ものでご褒美気分や贅沢気分を味わっていただきたい。そんなブランドとしてお客さまとつながっていきたいという思いをイベントで体現しようと考えました。


また、「アクアレーベルが自分の肌にとってすごくいいものだから長く使っている」というお客さまの声があると認識していたので、いいものを長く使うこと自体がサステナブルであり、その上で「自分だけのもの」「一点もの」というキーワードが大事だと思ったのです。


あわせて、アクアレーベルを長く使ってくださるお客さまと、ブランドメンバーが直接つながる場をつくりたいという思いもありました。愛用者の方々に、アクアレーベルの想いを直接伝えられるようなイベントができないだろうか、と思案したのです。プロジェクトメンバーで話し合って、せっかくなら一点ものを作るワークショップかつ愛用者向けのイベントがいいのではないか、と企画を進めていきました。



――松田さんとどのようにイベントを企画していったのでしょうか。

 

最初はお客さまと作り上げるワークショップではなく、スカーフを松田さんに作っていただいたものをプレゼントするという形を考えていたんです。


でも、ディスカッションを重ねる中で、実際にお客さまに体験していただくことで、私たちのメッセージが伝わるのではないかと思ったんです。参加できる人数も限られるので、その分、私たちのこだわりをしっかり伝えたいなと思うようになりました。

 

松田さんからは「一点もの」というキーワードをふまえて、引き染めをご提案いただきました。実際に自分たちでも引き染めを体験してみて楽しかったので、イベントにしようと考えたのです。

 

――イベント開催までには紆余曲折があったとうかがいました。どういった点で苦労されたのでしょうか。

 

まずは「アクアレーベルというブランドがイベントをやる意味は何だろう」ということを、たくさんディスカッションしました。

参加人数も少ないですし、本当にこのイベントを企画する意味は何か、をたくさん悩みました。しかし、イベントを通じて、アクアレーベルの愛用者の皆さんに直接、「自分で作った一点もので、ご褒美気分や贅沢気分を味わっていただきたい」という我々のメッセージを感じていただくこと、またお客さまがどのようなことを感じてアクアレーベルを使ってくださっているのかを知ることが一番大事なのではないかと思うようになりました。よりアクアレーベルを愛していただくためにも、このイベントを開催することには意義があると思い、イベントに向けて準備を進めました。

何度もシミュレーションを重ねて、最後まで準備には時間をかけましたね。


――これからアクアレーベルがONELABELを通して目指す世界について教えてください。

 

今日のイベントでお客さまから寄せられた「贅沢な気分を味わえた」「癒された」というお声は、もともとアクアレーベルがスキンケアを通じて感じていただきたいことでもあります。一点ものを作る体験と、自分が好きなもの、良いものを長く使い続けることを通じて、自分で自分を癒す方法や、自分だけの癒し時間を知っていただければ、と思います。

 

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