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直木賞作家・葉室麟の未発表中編「不疑」全文掲載! 「追悼・森村誠一」特集、佐藤正午、窪美澄ら超豪華作家陣が集結する「小説 野性時代」特別編集号が11月22日(水)発売

(PR TIMES) 2023年11月20日(月)18時45分配信 PR TIMES

第14回山田風太郎賞選評、歴代受賞者による競作も掲載!


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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、「小説 野性時代 特別編集 2023年冬号」を2023年11月22日(水)に発売いたします。
「小説 野性時代」は電子書籍で配信している月刊文芸誌。本書は年に一度だけ紙で刊行する特別版です。

▼書誌情報はこちら
https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000533/

直木賞作家・葉室麟の未発表中編「不疑」初掲載に加え、森村誠一の追悼特集、第14回山田風太郎賞の結果発表および選評、佐藤正午・窪美澄ら歴代受賞作家5名による競作を掲載。「小説 野性時代」の新創刊20周年記念特集では、2003年の新創刊以来の歩みを振り返ります。また、伊坂幸太郎、辻村深月の最新刊刊行に合わせた特別企画や、ラランド・ニシダの最新中編小説など、超豪華執筆陣による大ボリュームでお届けします。

作家・森村誠一の追悼特集について


2023年7月24日、森村誠一氏が逝去されました。「野性時代」でご執筆いただいた累計770万部超の代表作『人間の証明』をはじめ、多くのベストセラーを生み出された森村氏を偲び、本誌では特集「追悼・森村誠一 巨星の証明」を掲載。推理小説研究家・山前譲氏に作品解説を、赤川次郎、片岡鶴太郎、北方謙三、篠田節子、東野圭吾ら各氏に追悼エッセイを、ご寄稿いただきました。

作家・葉室麟の未発表中編「不疑」について


2017年に66歳で逝去された葉室麟氏は、多くの原稿や資料をご家族に遺していました。この度、当社からの短編集刊行のご提案をきっかけに、ご家族の皆さまから未発表中編「不疑」の原稿をお預けいただき、本誌にて初掲載させていただくこととなりました。小説本文に加え、葉室氏のご息女・葉室涼子氏に原稿発見と本誌掲載の経緯を、葉室氏と親交の深かった作家・村木嵐氏に作品解説を、ご寄稿いただきました。
なお、2024年1月下旬に、本作「不疑」を含む『不疑 葉室麟短編傑作選』を角川文庫より刊行予定です。
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◆「不疑」あらすじ
中国の前漢の時代、都・長安の知事と警察長官を兼ねた「京兆尹(けいちょういん)」に抜擢された雋不疑(しゅんふぎ)は国家を揺るがす事件に遭遇する。反乱を起こして死んだはずの先帝の長子、衛(えい)太子を名乗る男が、宮殿の門前に現れたという。対応を迫られた不疑は、男の正体を探っていく。

「小説 野性時代 特別編集 2023年冬号」について


◆収録内容
★特別掲載
葉室 麟 未発表中編「不疑」
掲載によせて:葉室涼子
解説:村木 嵐

★特集・発表
1.追悼・森村誠一 巨星の証明
作品解説:山前 譲
追悼エッセイ:赤川次郎/片岡鶴太郎/北方謙三/篠田節子/東野圭吾

2.第14回 山田風太郎賞
結果発表:受賞作『藍色時刻の君たちは』前川ほまれ
選評:朝井まかて/恩田 陸/貴志祐介/筒井康隆/夢枕 獏
受賞記念エッセイ:「秒針は、今もどこかで」前川ほまれ

3.新創刊20周年記念特集 野性時代の20年

4.第14回 小説 野性時代 新人賞
選評:冲方 丁/辻村深月/森見登美彦

5.第43回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞
結果発表:大賞・読者賞・カクヨム賞「をんごく」北沢 陶
選評:綾辻行人/有栖川有栖/黒川博行/辻村深月/道尾秀介/米澤穂信
対談:北沢 陶×黒川博行

★山田風太郎賞歴代受賞者競作
○新連載「天地震撼 信玄と家康」伊東 潤
攻めるは信玄、守るは家康。激突の時は迫っていた――。
謎多き〈三方原合戦〉に、歴史小説界の旗手が挑む。

○長編冒頭「クク戦争に就て」小川 哲
敗戦後、目隠しをされて占領軍に召喚された四人の戦犯。
彼らは、黒塗りだらけの書物の解読を命じられる――。

○新連載「我らが緑の大地」荻原 浩
もし植物の「声」を聞けたら、人間をどう思っているのだろう――。
パニック植物サスペンス開幕!

○読切「ロータスの庭で」窪 美澄
忙しすぎる毎日にすっかり疲弊した美容師の真帆。
そんな日常がアパートの食事会をきっかけに変わっていき……。

○連載再開「熟柿」佐藤正午
轢き逃げの罪を刑務所で償ったかおりは、出産以来いちども
会えない息子への思いを抱えて暮らしていた。

★特別掲載
○読切「時の子」逸木 裕
時計師だった父の本当の姿を、僕は知っていたのだろうか。
日本推理作家協会賞受賞シリーズ。

○読切「国民的未亡人」ニシダ
スター俳優であった夫を亡くした私は、一般人にして有名「未亡人」となった。
ラランド・ニシダの最新中編小説。

○長編冒頭「ラブサバイバー」結城真一郎
“極限状況でこそ見つかる真実の愛”を探す
リアリティショーの撮影現場に「時限爆弾」が仕掛けられた。

★特別企画
1.伊坂幸太郎『777 トリプルセブン』刊行記念エッセイ「コーヒー豆の話」

2.辻村深月『この夏の星を見る』リモート茶話会レポート

3.第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉受賞作紹介
大賞:尾八原ジュージ『みんなこわい話が大すき』書評(背筋)
特別賞:饗庭淵『対怪異アンドロイド開発研究室』書評(朝宮運河)
特別賞:魚崎依知子『つまごい』作品紹介

◆書誌情報
作品名:小説 野性時代 特別編集 2023年冬号
発売日:2023年11月22日(水)
定 価:1,980円(本体1,800円+税)
発 行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322307000533/

◆関連作品情報
作品名:「小説 野性時代」電子版
配信日:毎月25日
希望小売価格:385円(本体350円+税)
発 行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322301000683/

作品名:不疑 葉室麟短編傑作選
発売日:2024年1月23日(火)
定 価:792円 (本体720円+税)
発 行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/322303000876/



プレスリリース提供:PR TIMES

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