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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」発の詩歌集「トビウオが飛ぶとき」を発売

(PR TIMES) 2023年03月29日(水)10時45分配信 PR TIMES

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、2023年5月29日(月)に詩歌集「トビウオが飛ぶとき」 (1,800円+税)を発売。3月29日(水)より各販売サイトでの予約受付をスタートいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/7006/12462/resize/d7006-12462-7e0b6cf43edc1d82cd73-0.jpg ]

 2022年10月から2023年3月まで放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」では、主人公・舞の幼馴染でのちに夫となる梅津貴司が詠む短歌が物語の重要な役割を担いました。その貴司の短歌を中心に、同じく登場人物で貴司のファンで短歌を詠む秋月史子や、貴司に短歌の道を示した古本屋の店主・八木巌の短歌や詩などを収録した詩歌集を出版します。
 脚本を担当し、本著の著者である桑原亮子は歌人でもあり、それぞれの登場人物の性格や背景、心情がにじみ出る短歌が物語内で随所に現われ、SNSでも話題となりました。今回この詩歌集のために、貴司の担当編集者であるリュー北條の短歌も新たに書き下ろされました。さらに、ドラマのファンであり朝ドラにまつわるツイートから「舞いあがれ!」の「非公式応援歌人」とも呼ばれている俵万智が解説を担当します。
 「舞いあがれ!」のドラマファンはもちろん、この数年のブームで裾野が広がった短歌ファンにも響く一冊に仕上がっています。


書籍の注目POINT

1.梅津貴司の第一歌集「デラシネの日々」、第二歌集「連星」の短歌
ドラマ内でも登場した第一歌集と第二歌集より選りすぐりの約40首を収録。

2.秋月史子の短歌
貴司のファンとして現れ、複雑な背景を持つ秋月史子が詠んだ20首を掲載。

3.編集者・リュー北條の短歌
強烈な個性を持つ梅津貴司の担当編集者のリュー北條。一見俗物に見えつつも貴司を歌人として成長させるため叱咤激励する彼自身による短歌を初公開。

4.八木巌の短歌と詩
「デラシネのおっちゃん」として貴司に短歌の道を示した「心の師匠」。彼が若き日に書いた詩「白い蝶」と短歌を収録。

5.「非公式応援歌人」俵万智が解説を執筆
ドラマで出てきた短歌の解釈をつぶやいたり、新たに「妄想短歌」を詠んだりと、自他共に認める「舞いあがれ!のファン」である俵万智が解説文を担当。歌人が見た「ドラマの中の短歌」を熱く語ります。


著者:桑原亮子コメント

 『舞いあがれ!』に短歌が出てくるのは、短歌というものが、弱い立場の人の小さな声まで拾い上げてくれるからです。そして、そのたった31音が、時に他人の人生を変えるほどの力を持つからです。
 ヒロイン・岩倉舞を支えながら自らも歌人として成長し、短歌を通して子どもたちの揺れる心に向き合う梅津貴司は、ドラマのテーマを静かに表現する大切な存在でした。
 「短歌にしたら、一瞬が永遠になるんやんな?」――これは、短歌を作る意味を見失った貴司に舞が言ったセリフです。歌集が出版され、ドラマの中の一瞬が永遠になることを心より嬉しく思っています。


桑原亮子 プロフィール

2013年に第41回創作ラジオドラマ大賞にて奨励賞、翌年には第35回BKラジオドラマ脚本賞にて最優秀賞を受賞して、本格的に脚本家の道に進む。2017年度の文化庁芸術祭で優秀賞を受賞したFMシアター「冬の曳航(えいこう)」などの作品で注目を浴びる。2020年にはNHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」で初めて連続ドラマの脚本を担当。第46回放送文化基金賞番組部門テレビドラマ番組最優秀賞受賞。2008年より短歌を詠み始め、2011年1月には皇居で行われた「歌会始の儀」の入選者10名のうちの1人に選ばれている。


書籍仕様

【タイトル】トビウオが飛ぶとき
【価格】1,980円(本体1,800円+税)
【発売日】2023年5月29日(月)
【判型】四六判
【ページ数】128P

プレスリリース提供:PR TIMES

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