プレスリリース
「ろう者」のピッチャーと「聴者」のバッテリー。違う世界を生きてきた二人が出会う青春ストーリーマンガ『僕らには僕らの言葉がある』発売!
2022年11月30日(水)発売
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、pixiv・Twitterで連載中の『僕らには僕らの言葉がある』(著:詠里)の書籍化を決定、2022年11月30日(水)に発売を開始いたします。
現在、ドラマや映画でますます注目が集まる「ろう者」の世界。
著者は、ろう者やろう文化への理解を深めるため、3年前よりその世界観に真摯に取り組んでまいりました。
今回の書籍化にあたっては、若い世代を中心とした4名のろうの方々に監修に入っていただき、当事者の方が読まれても違和感の少ないマンガを全力で目指しました。
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「聴こえないピッチャー」と「聴こえるキャッチャー」は、「バッテリー」になれるのか?
物語は高校の入学式から始まります。
ろう者として聴こえない世界をすくすくと生きてきた真白。
聴者として野球だけをよりどころに孤独に生きてきた野中。
「野球が好き」という一点だけが共通する二人は、
入学した高校の放課後のグランドで出会い、バッテリーを組むことになります。
学校生活、それぞれの家族、友情、野球部の部活――マンガに描かれるエピソードから、
自然にろう者の世界への理解が深まる、ボーイ・ミーツ・ボーイの青春ストーリーです。
本書には、完全描きおろし5話と、pixiv・Twitter上で発表された作品に加筆・清書した2話を収録。
また、作中に出てくる日本手話や相手と自分から見た「指文字一覧表」、ろう者・ろう文化への理解を深めるための解説コラムなども多数収録しています。
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アニメイト購入者特典
アニメイトで予約・購入された方には、本書の内容とリンクしたフルカラー4P・B6サイズのインタビュー記事風リーフレットが特典としてつきます。※なくなり次第終了
アニメイト商品詳細ページ:https://www.animate-onlineshop.jp/pn/pd/2165746/
◆あらすじ
初の「インテグレーション生」として一般の高校に入学したろう者のピッチャー真白。野球しか興味がないキャッチャーの野中は、「こんな奴 いるだけ邪魔だ」と思う。しかし、真白が放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。違う世界を生きてきた二人の物語が、始まった。
※インテグレーション:障がいのある生徒が各種特別支援学校ではなく、通常教育の学校で一般の生徒と共に学ぶこと。
◆書誌情報
『僕らには僕らの言葉がある』
著者:詠里
発売:2022年11月30日(水)※電子書籍同日配信予定
定価: 1,320円(本体1,200円+税)
体裁:A5判
ページ数:224P
ISBN:978-4-04-605800-3
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322202001222/
◆著者プロフィール
詠里(えいり)
兵庫県生まれ。甲子園球場を身近な野球場として育つ。2016年、硬式野球に打ち込む女子高生を描いた『フジマルッ!』でデビュー。ほかにも、草野球に突如降臨したスーパー野球女子を描く『松井さんはスーパー・ルーキー』など、主に野球をテーマにマンガを執筆。
プレスリリース提供:PR TIMES