プレスリリース
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:夏野剛)は、自社で運営する小説投稿サイト「魔法のiらんど」において、人気急上昇中のボカロP「MIMI」「jon-YAKITORY」を選考委員に迎え、ボカロ文化の祭典「The VOCALOID Collection(ボカコレ)」とコラボした小説コンテスト第2弾を開催、この度9月15日に受賞作品を発表いたしました。
受賞作品をモチーフに、「MIMI」「jon-YAKITORY」完全プロデュースのもと楽曲とMVの制作が進行中! 2022年10月上旬に開催されるボカコレ2022秋にて公開予定です。
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特設サイト:https://maho.jp/special/entry/vocanovel-contest-2022-au
<光部門>大賞
◆『ハロー・オルガン。』 作者:桜樹璃音
https://maho.jp/works/15591934027811497776
<光部門>選考委員:ボカロP「MIMI」さんコメント
なんて切なくて、儚くて、美しい小説なのでしょう。
与えられた命の時間の悲しいほどに綺麗な煌めき、それぞれの人物が持つ優しさと思いやりの表現の繊細さに、すぐに物語に引き込まれていきました。
そして真ん中を流れる1本の線のように、音楽を中心に展開されるストーリー、そこに綴られている儚くも温度を持った言葉たちが、より一層小説に輝きと感動を与えている様に感じました。
もしかしたら、人生の時間というものは、ピアノの音の色のように、誰かにとっての救いかもしれないと同時に、そこにただ存在しているだけで美しいものなのかもしれないと思わされました。
生きづらい世の中で、普段はあまり意識しない、或いは考えないようにしている、「生きる時間の意味」。
本小説は、その答えのない問いに対して胸が苦しくなるほどに丁寧に向き合い、人生の一瞬一瞬の煌めきを言葉のひとつひとつに凝縮させています。
選考作品はどの作品も素晴らしく、そこにあるストーリーに引き込まれるものばかりでしたが、色付く音楽のように言葉が展開される本小説に大変感動したので、今回〈光部門〉の大賞に選ばせていただきました。
<闇部門>大賞
◆『雨子』 作者:白瀬カフカ
https://maho.jp/works/15592098914038490054
<闇部門>選考委員:ボカロP「jon-YAKITORY」さんコメント
どの作品も素晴らしくて一つを選ぶのに心苦しかったのですが、白瀬カフカさんの「雨子」を選ばせてもらいました。
一番の決め手としては、闇部門としてしっかりダークな世界観を物語のベースにされていたことです。
ダークな世界観ながらも決して安っぽくはなく、また美しさと隣り合わせとなっているところも不気味さをよく引き立てていてゾクゾクしました。
後半からの怒涛の展開にも圧倒されました。
物語自体はシンプルでわかりやすいもので、それを展開の仕方や時系列の並べ方、言葉の美しい使い方で読み応えのある精密な「作品」として完成させており、単純にエモーショナルな部分以外の、目を離させない物語を構築する実力も感じられました。
ぜひ映画化して欲しいですし、その際はぜひ主題歌にjon-YAKITORYを使って頂きたいなと、そう強く思いました。
総評
<光部門>選考員:ボカロP「MIMI」さん
どの作品も、その圧倒的なクオリティと物語性の前に引き込まれるばかりでした。
そこにある人と人との出会いや関わりの中から生まれてくる、時に切なく、時に美しい感情が、繊細かつ熱の篭った言葉で丁寧に紡がれていて、大変読み応えがありました。
甘酸っぱく、つかもうとしたらすぐに消えてしまいそうな青春の恋や、「人生の意味」を考えさせられるような作品まで、そこには無限に広がるオリジナルな世界観。
読めば読むほど止まらなくなり、どの作品も眩しいくらいにとても刺激的でした。
貴重な体験をありがとうございました。
<闇部門>選考委員:ボカロP「jon-YAKITORY」さん
想像以上に良い作品ばかりで恐れ戦いています。普段小説を書いてもいない私が偉そうに言えたことでもないですが、どの作品も心の機微を繊細に、かつドラマチックに描いていて、言葉でしっかり表現してやろうという情熱と実力があって感動しました。
闇部門ということで、様々な角度からの「闇」とその展開が見られ、皆さん本気で作品に向き合っているのが伝わってきてたくさんの刺激を貰えました。
沢山のご応募ありがとうございました!
第3回 ボカコレ×魔法のiらんど 小説コンテスト開催決定!
詳細は決まり次第、編集部からのお知らせや魔法のiらんど公式Twitter、ボカコレ公式サイトでお知らせします。
ボカロP「MIMI」プロフィール
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/11189/resize/d7006-11189-d27fe5fb8f22d2b67467-1.jpg ]
作曲家。美しくて切ないピアノが印象的な楽曲が多く、世の中が生きづらいと感じる人へ向けて、心に届くような曲が幅広い年代から支持を得ている。
【MIMIさんコメント】
今回魔法のiらんど小説MV化企画に参加させていただくにあたって、その小説に込められた気持ちや情景を音にすることができるのをとても楽しみにしております。できるだけたくさんの人に込められた思いが伝わればいいなと思っています。
●公式ツイッター:https://twitter.com/mimi_3mi
●ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/user/42004123/mylist/55458052
●YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCam3IAA-nyfxRL8_wDQ35VA?app=desktop
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ボカロP「jon-YAKITORY」プロフィール
[画像3: https://prtimes.jp/i/7006/11189/resize/d7006-11189-13217e5dc066284c0552-2.jpg ]
ブラックミュージックのビート感とボカロミュージックの融合に挑戦するボカロP。TVアニメ『探偵はもう死んでいる』OPソングや、大人気ゲームシリーズ『LOST JUDGEMENT:裁かれざる記憶』の主題歌「蝸旋(feat. Ado)」 を書き下ろし、大きな話題を呼んでいる。現在、JFN系列で放送中の「クリエイターズ・スタジオwith ボカコレ」の木曜担当パーソナリティを務める。
【jon-YAKITORYさんコメント】
一生懸命頑張ります。
●公式ツイッター:https://twitter.com/jon_408
●ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/user/24776290/video
●YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCENRrmGuopCcwwi2jW00LDQ
The VOCALOID Collection(ボカコレ)について
ボカロにまつわるすべての人々にとって、新たな出会いがある日。
色々な形のボカロ愛が集まる日。
みんなが待ち望んでいる「音楽」を、「エンターテインメント」を生放送、
REMIX企画、クリエイター支援などの様々なコンテンツを通して今一度盛り上げられる場所を作る。
『The VOCALOID Collection(ボカコレ)』はボカロ文化をきっかけに生まれたインターネット等で活動するクリエイターやユーザー、企業などボカロに関わる全ての方が参加できる祭典です。
ボカコレ公式サイト: https://vocaloid-collection.jp/
ボカコレ公式Twitter: https://twitter.com/the_voca_colle
VOCALOID(ボーカロイド)」ならびに「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。
魔法のiらんどについて
1999年より無料ホームページ作成サイトとしてサービスを開始。数々の人気作品が生まれ、「Web小説」を代表するブランドとして人気を博してきました。今の時代に合った、よりシンプルで使いやすいサイトを目指し、2020年4月1日に「あなたの妄想かなえます!女の子のための小説サイト」をキャッチコピーとする、小説投稿に特化したサイトに生まれ変わりました。月間ページビュー数3億PV、月間ユニークユーザー数130万を数えます。「魔法のiらんど」は女の子たちの創作活動を応援し続けています。
●公式サイト: https://maho.jp/
●公式ツイッター:https://twitter.com/mahonovel
●公式LINE:https://page.line.me/xur4569s?openQrModal=true
●開催中のコンテスト一覧:https://maho.jp/special/
●書籍化・コミカライズ等に関する企業様向け問い合わせ窓口:https://maho.jp/info/entry/media_inquir
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