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「車載用小形パワーインダクタ」4 mm角サイズを製品化

(PR TIMES) 2022年01月31日(月)16時45分配信 PR TIMES


[画像: https://prtimes.jp/i/3442/4550/resize/d3442-4550-9435f87f3dafef41ce61-0.jpg ]

パナソニック株式会社 インダストリー社(以下、パナソニック)は、厳しい搭載環境に対応するADAS(先進運転支援システム)および自動運転用ECU(Electronic Control Unit)の高性能、小型化を実現する「車載用小形パワーインダクタ[1]」(4 mm角サイズ)を製品化しました。2022年5月より量産を開始します。

自動車の電子化・電動化が進み、多くの車にECUが搭載されています。ADASおよび自動運転には、高度な自動車制御を行うECUが数多く必要になり、接続不良がない高性能で小型のパワーインダクタが求められています。

そこでパナソニックは、メタルコンポジット材[2]を一度溶融させ細部まで充填する成形技術により、振動に強くクラックの発生を防ぎ、コイルのリード部を冗長設計[3]にして接続信頼性を高めた4 mm角サイズの「車載用小形パワーインダクタ」を製品化しました。同製品は、製造工程の改善により、生産に伴うCO2排出量を50%削減しました(CO2排出量/個)。

<特長>
1. 磁性材料の密度の偏りを抑え、製品内部のクラック発生を防ぐ
2. 内部コイルと端子との接続部の冗長設計により、接続信頼性を向上
3. 生産工程でのCO2排出量を従来比50%削減(CO2排出量/個)

<用途>
ADAS/自動運転対応車のECU電源回路、レーダーECU、センシングカメラECU、情報通信システム対応車のECU電源回路、テレマティックス、ゲートウェイ

<用語説明>
[1]パワーインダクタ
DC/DCコンバータ回路などに使用される電子部品で、エネルギーの蓄積やノイズを除去するフィルタの役割を持つ。
[2]メタルコンポジット材
メタルコンポジットは金属磁性材(鉄族)をベースとした粉末を樹脂により絶縁した磁性材料。
[3]冗長設計
特に高い信頼度が要求される部分には,そこに故障が発生しても不具合が発生しないように、予備の手段を用意し通常の機能や安全性を維持できるようにする設計。

【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 インダストリー社 電子材料事業部
URL:https://industrial.panasonic.com/cuif/jp/contact-us?field_contact_group=2162&field_contact_lineup=766&ad=press20220131

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 「車載用小形パワーインダクタ」4 mm角サイズを製品化(2022年1月31日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/01/jn220131-1/jn220131-1.html

<関連情報>
・車載用小形パワーチョークコイル4 mm角サイズ
https://industrial.panasonic.com/jp/products/pt/automotive-inductors/4mmsize-pcc?ad=press20220131
・パナソニック株式会社 インダストリー社 企業情報サイト
https://www.panasonic.com/jp/corporate/industry.html

プレスリリース提供:PR TIMES

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