プレスリリース
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火鍋チェーンを展開する中国の外食大手「海底撈(ハイディラオ)」とパナソニックとの合弁会社である「北京瀛海(インハイ)智能自動化科技有限公司」(本社:中国北京市、董事 総経理:橋山 祐一郎)は、2021年12月10日に海底撈既存店舗向け「省スペース型おかず皿配膳システム」の10台の売買契約を締結しました。
これまで北京瀛海は、海底撈の既存店舗への導入に向け、標準的な厨房サイズにフィットする「省スペース型おかず皿配膳システム」を新たに開発し、2021年6月に「海底撈上海呉中路(ウージョンルー)店」に納入しました。(※1)
※1:2021年7月28日プレスリリース「忙しい厨房の皿配膳作業を効率化し、食品安全に貢献」
https://ja.ying-hai.net/news/25.html
このたび、2021年6月に納入したシステムの安定稼働と進化仕様の提案が評価され、10台の追加導入をする売買契約を締結いたしました。
本契約の締結により、2022年度中に中国上海市内の海底撈10店舗に「省スペース型おかず皿配膳システム」の導入し、導入店舗における食品安全と皿配膳作業の効率化の実現を図ってまいります。
【特長 〜おかず皿配膳システム〜】
1.配膳ミスをなくすとともに、食品安全を担保
2.高い皿排出能力で、配膳作業を効率化
3.既存店舗にもフィットする設備サイズ・重量
【特長】
1.配膳ミスをなくすとともに、食品安全を担保
本システムは、来店顧客がテーブルのタブレット端末で注文したおかず皿を自動排出し配膳ミスをなくすことに貢献します。また、排出台ですべての皿のRFIDタグ情報を読み取り、消費期限切れなどの不適切食材の流出を防止し食品安全を担保します。
2.高い皿排出能力で、配膳作業を効率化
皿排出は32皿/分(※2)と高いハンドリング能力を実現しました。店舗内における繁忙時間帯の配膳作業を大幅に効率化し、省人化に貢献をします。また、システムダウンなどの非常時の際には、装置前面からすみやかに皿の手動取り出しが可能な構造となっているため、配膳業務が滞るリスクを低減することができます。
※2:棚割りメニュー割り付けによります。
3.既存店舗にもフィットする設備サイズ・重量
横幅約3.4 m(4モジュール時)x 奥行約2.0 m x 高さ約2.0 mとコンパクトなモジュール構成のため、既存店舗の厨房にも設置しやすいサイズを実現いたしました。また、単位面積当たりの重量も約300kg/平方メートルと軽量のため耐荷重による床補強工事なども不要となり、より納入いただきやすくなりました。
【省スペース型おかず皿配膳システム紹介動画(中国語)】
https://v4.cecdn.yun300.cn/100001_2102065107/%E5%8A%A8%E7%94%BB%E5%86%85%E5%AE%B9v2codec.mp4
【楊利娟(海底撈国際控股有限公司 副首席執行官)コメント】
「このたびの省スペース型おかず皿配膳システムは、食品安全と経済合理性を両立することを目的とし、当社と北京瀛海の2社で検討を重ねた結果たどり着いたシステムです。食品安全を前提としたサプライチェーン全体の効率化を目指して、このシステムが多くの海底撈の店舗、さらに海底撈以外の飲食チェーンへ広がっていくことを期待しています」
【北京瀛海智能自動化科技有限公司の概要】
代表者:董事 総経理 橋山 祐一郎
本社所在地:北京市朝陽区建国路86号 佳兆業広場北棟10階1008号室
設立:2018年5月
出資会社:YING HAI HOLDINGS PTE. LTD. 100%出資
(海底撈国際控股有限公司51%とパナソニック株式会社49%出資合弁会社)
事業内容:生産技術、工場自動化のノウハウを活かした、食品分野への自動化システムの開発・製造・販売およびコンサルテーションサービスの提供
URL:https://ja.ying-hai.net/
プレスリリース提供:PR TIMES