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株式会社インプレスホールディングス

星野道夫が「名作」と呼んだ幻の古典 『極北の動物誌』ヤマケイ文庫から刊行

(PR TIMES) 2021年12月13日(月)14時45分配信 PR TIMES


インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)は、ウィリアム・プルーイット著『極北の動物誌』を刊行いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5875/4239/resize/d5875-4239-b6dd75bd3bd0e4d0bd0b-0.jpg ]

 本書は、写真家の星野道夫が宝物のように大切にしていた本で、長らく絶版だったため幻の名著として知られていましたが、このたびヤマケイ文庫から復刻することになりました。
 星野さんは著書『ノーザンライツ』のなかで、「この本全体に流れている極北の匂いに、どれだけアラスカの自然への憧れをかきたてられただろう」と語っています。

 本書の著者であるウィリアム・プルーイットは、極北の地に生きるカリブーやオオカミなどの動物研究の第一人者として、そしてアラスカを核の実験場となる危機から守った人物としても知られています。
 どのページをめくっても、極北の地に生きる生き物たちへの温かな眼差しと深い観察眼に満ちあふれているため、読者はあたかもその場に居合わせているかのように感じられるでしょう。アカリスと一緒に木の枝から枝へ飛び移ったり、オオカミと一緒にカリブーの群れを追う臨場感を味わうことができるのです。

 1967年に出版された原著と同じく、ウィリアム・ベリーの生き生きとしたイラストが、登場する生き物すべてのあたたかな存在感とすばらしい躍動感を伝えているのも本書の大きな魅力の一つです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5875/4239/resize/d5875-4239-ecb76a1e56c0d4628145-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/5875/4239/resize/d5875-4239-8e19aab163ee7759c34c-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/5875/4239/resize/d5875-4239-a39c32fb88dc6a1943f8-3.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/5875/4239/resize/d5875-4239-b6dd75bd3bd0e4d0bd0b-0.jpg ]

定 価:990円(本体900円+税10%)
頁 数:256ページ
発行日:2022年1月5日
https://www.yamakei.co.jp/products/2821049280.html


著者プロフィール:
ウィリアム・プルーイット(1922-2009)動物学者。アメリカのメリーランド州生まれ。アラスカにおけるアメリカの核実験場開発計画「プロジェクト・チャリオット」を環境調査によって阻止し、そのためアメリカを追われることになった。その詳細は星野道夫著『ノーザンライツ』に記されている。カナダに移住後は、マニトバ大学動物学研究室教授。タイガ生物学研究所を設立。極寒地における野生生物の研究を続け、カナダ科学アカデミー最優秀賞などを受賞。93年、アラスカ州政府より正式の謝罪を受け、名誉回復。アラスカ大学名誉博士となる。

■イベント開催
またこの出版を記念して、北の自然をテーマに20年間撮影を続けている写真家・大竹英洋さんをお呼びし、トークイベントを開催します。オオカミが暮らす森の魅力、星野道夫への思い、そしてウィリアム・プルーイットとの関わりについて、野生の息づく大自然の写真を交えて語っていただきます。
このトークイベントでは、特別に、今もアラスカと日本を行き来する星野直子さんからのビデオメッセージもお届けします。

地球温暖化の危機が叫ばれ、自然と経済、そして私たちの未来像が模索されている現在。
なぜ今、この本が注目に値するのか。
そしてウィリアム・プルーイットから星野道夫へ、さらに大竹英洋さんへと受け継がれた大切なメッセージとは。

エコロジーや気候問題、本当の豊かさとはなにか、そして命のつながりに関心のある皆様のご参加をお待ちしています。無料のオンラインイベントですので、ぜひお気軽にご参加ください。

■開催概要
日時:2021年12月16日(木)19:30〜21:00
場所:YouTube「山と溪谷チャンネル」よりライブ配信(https://youtu.be/ZHV2YcjeeY4
費用:無料
特典:星野直子さんからのビデオメッセージ
主催:株式会社山と溪谷社

■大竹英洋さん プロフィール
大学卒業後、著名な写真家ジム・ブランデンバーグに弟子入りしようと、ミネソタ州北部の森へ旅する。以来、カナダへもフィールドを広げ、ノースウッズと呼ばれる北方林を舞台に人間と自然のつながりをテーマに撮影。ナショナル ジオグラフィック日本版や写真絵本などで作品を発表している。2018年、連載をまとめた『そして、ぼくは旅に出た。』で第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。2019年、カラフトフクロウの営巣を捉えた作品で日経ナショナル ジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門最優秀賞受賞。2021年、これまでの活動の集大成となる写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』で第40回土門拳賞を受賞。

【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

以上

【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:岡山泰史
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900  E-mail: info@yamakei.co.jp
https://www.yamakei.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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