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株式会社インプレスホールディングス

八百万の神や仏たちを庶民生活の視点から大解剖。縁起物に祈りを捧げれば、開運招来。2022年は明るい年になる! 庶民文化研究・町田忍の“ラッキーゴッド”研究の集大成を発刊。

(PR TIMES) 2021年12月08日(水)17時45分配信 PR TIMES


 インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝峰富雄)は、2021年12月9日に、『町田忍の縁起物のひみつ 「福」はいつも隣にいる』(町田忍著)を刊行いたします。
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 庶民文化や風俗文化研究の第一人者・町田忍が、古来身近に存在し、庶民生活を支えてきた「草の根の神々」研究を集大成した「縁起物大全」です。発生から発展、深化・転移・転変などをフィールドワークで感得した独自の視点から深く平易に考察。コロナ禍や自然災害などで混迷する令和の時代を生き抜くための“ラッキーゴッド”(著者の造語)を生活信仰の“アイコン”として見直すことを提案していきます。ありがたい神々の姿を、筆者の貴重な記録写真や撮り下ろし写真、図版等を加えながら多角度から掘り下げ、庶民生活に寄り添いながら再確認していく構成です。
 内容は「庶民崇拝のシンボル」(道祖神や鶴亀など)、「伝統信仰の神々」(河童や七福神など)、「先客万来のアイテム」(福助や熊手など)、「厳かなる意匠」(唐破風や金精様など)、「日常生活のラッキーゴッド」(千歳飴や酒票など)の5章にわけて全部で31のラッキーゴッドを紹介。また、第3章では、江戸時代に江戸四宿に数えられて賑わった宿場町(千住・品川・内藤新宿の3宿)の懐かしい街角に福を探しに行く、町田忍流の開運散歩も提案しています。
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[画像3: https://prtimes.jp/i/5875/4225/resize/d5875-4225-77d1edca8bf3648a7169-2.jpg ]

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【目次】
はじめに 身近にいるラッキーゴッドに感謝!

第1章●庶民崇拝のシンボル
ビリケン│ビリケンは日本で人気者となり、新聞広告に採用された
道祖神│集落の結界で邪悪な存在を封じ込め、人々の安寧を守ってきた
だるま│眉は鶴、鬚は亀を表現し、金文字で願が墨書された縁起だるま
鯱鉾│神聖な霊獣を媒介として、天からパワーを取り込む仕組み
鶴亀│禅寺の枯山水の主役。蓬莱山を左右から支える鶴島と亀島
富士山│江戸時代は、毎年1万数千人が頂上を目指した

第2章●伝統信仰の神々
七福神│七福神のうち日本古来の神様は、夷(えびす)のたった一人だけ
龍│インドの蛇神と道教の龍は、日本の龍神信仰と一体となった
河童│人間に近い水神の仲間で、共存共栄してきた歴史をもつ
麒麟│150年間もほとんど変わらないビールの麒麟絵ラベル
狛犬│日本の狛犬のルーツはシルクロードの彼方にある?
地蔵│錫杖を携え、忙しく六道を歩き回る地蔵菩薩はいつも素足である
天狗│修験道を確立して飛天の術を体得した役小角の法力は、天狗そのものであった

第3章●町田忍の開運散歩 江戸の宿場町には「福」がある
千住宿│伊豆長八製作の白狐からパワーをもらう
品川宿│東海七福神巡りが御利益の早道?
内藤新宿│新宿の花園神社は招福パラダイス

第4章●千客万来のアイテム
狸の置物│体つきから持ち物まですべてが千客万来・商売繁盛に通じる
熊手│江戸時代には大鷲神社と勝専寺、鷲大明神の市が江戸っ子で賑わった
福助│伏見人形をベースに五徳のイメージを加えて創案された福助人形
仙台四郎│自由気ままに町々を歩き回り、人々を幸せな気持ちにした人神
鬼瓦│邪にも正にもなってきた鬼。鬼と神は紙一重の存在
デパート神社│社は小さいが由緒は正しく、祭礼や行事なども行われている
招き猫│「猫に招かれて雨をしのぎ、貴僧の仏法を聞くのも仏の因縁に違いない」

第5章●厳かなる意匠
金精様│町を歩けば男根に当たる!? 金精様はどこにでもいる
唐破風│唐破風は極楽浄土へ導く門であり、日常と祝祭空間・快楽空間との境界
神輿│神様が渡御した神輿は神様そのもの。盛り上がる熱気の中、町内を清めていく
正月飾り│正月飾りは門前で邪気を打ち払い、神様と福を呼び込む目印である
角樽・菰樽│角樽は「一生」=「一升」が多い。菰樽は樽の保護材として発達した

第6章●日常空間のラッキーゴッド
千歳飴│長寿を願う縁起物づくしの意匠
赤飯│赤は呪力があり、邪気などを遠ざける
鯛│鯛は鱗中の長である(『本朝食鑑』)
祝儀袋│熨斗鮑と水引が「特別感」を醸す
燐寸箱│浮世絵師が手掛けた明治時代のパッケージ
酒票│霊験あらたかなお札のような意匠

おわりに 御利益は“授かり物”で、感謝の気持ちの裏返し


【筆者プロフィール】
町田忍(まちだ・しのぶ)
昭和25(1950)年、東京都目黒区生まれ。和光大学人文学部芸術学科卒。大学時代に博物館学芸員資格取得の実習で訪れた国立博物館で博物学に興味を抱く。在学中から全国を旅して、ヨーロッパ、アメリカ、東南アジアを放浪。その後、警視庁警察官を経て、近・現代の庶民文化(特に風俗意匠)を研究するため、庶民文化研究所を設立。現在は執筆活動のほか、コメンテーター、コーディネーター、映画・テレビ・ラジオ出演、ドラマの時代考証などと多方面で活躍している。生活文化、意匠文化、昭和遺産などの著書多数。散歩の達人としても知られ、関連DVDなども手掛けている。近著に『町田忍の昭和遺産100』(天夢人)、『町田忍の銭湯パラダイス』(山と溪谷社)、『懐かしくて新しい「銭湯学」』(メイツ出版)などがある。

【書誌情報】
書名:『町田忍の縁起物のひみつ 「福」はいつも隣にいる』
仕様:A5版 224ページ
定価:1980円(本体1800+税10%)
発売日:2021年12月9日

全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
https://amzn.to/2ZIIqcj


【株式会社天夢人】 https://temjin-g.com/
2007年設立。隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上

【本件に関するお問合せ先】
株式会社天夢人   担当:野口
Tel: 03-6413-8755 / E-mail: info@temjin-g.co.jp
URL:https://temjin-g.com/



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