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株式会社インプレスホールディングス

グラフアルゴリズムの世界的名著がついに翻訳完成! 『セジウィック:アルゴリズムC 第5部 グラフアルゴリズム』発行

(PR TIMES) 2021年11月24日(水)16時45分配信 PR TIMES


 インプレスグループで理工学分野の専門書出版事業を手掛ける株式会社近代科学社は、2021年11月24日に、『セジウィック:アルゴリズムC 第5部 グラフアルゴリズム』(著者:R.セジウィック、訳者:田口 東、高松 瑞代、高澤 兼二郎)を発行いたしました。

[画像: https://prtimes.jp/i/5875/4205/resize/d5875-4205-0ba38c0f7d11e52998ce-0.jpg ]

●書誌情報
【書名】セジウィック:アルゴリズムC 第5部 グラフアルゴリズム
【著者】R.セジウィック
【訳者】田口 東、高松 瑞代、高澤 兼二郎
【仕様】B5判・並製・400頁
【本体価格】6,500円(税込7,150円)
【ISBN】978-4-7649-0566-5 C3004
【商品URL】https://www.kindaikagaku.co.jp/information/kd0566.htm

●内容紹介
本書は『セジウィック:アルゴリズムC 第1〜4部(Algorithms IN C Parts 1-4, THIRD EDITION)』(https://www.kindaikagaku.co.jp/information/kd0560.htm)に続く、第5部『Algorithms in C, Part 5: Graph Algorithms』の邦訳です。グラフとグラフアルゴリズムは、現代ではコンピュータを使って問題解決を考える場合に頻出します。
本書の主なねらいは、グラフ処理問題を解く手法と背後にある基本原理を読者に届けることです。
初歩的な原理、グラフを現実的な時間で解くためのアルゴリズム、練習問題を豊富に掲載しており、アルゴリズム研究の入門書としてもうってつけです。
原著は『アルゴリズムイントロダクション』と並び称される世界的名著であり、様々な分野でグラフおよびグラフアルゴリズムの知識が求められている今、待望の翻訳書といえます。


●著者紹介

田口 東(たぐち あずま)
1974年 東京大学工学部計数工学科卒業
現 職 中央大学理工学部情報工学科教授 工学博士

高松 瑞代(たかまつ みずよ)
2005年 東京大学工学部計数工学科卒業
2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了
現 職 中央大学理工学部情報工学科准教授 博士(情報理工学)

高澤 兼二郎(たかざわ けんじろう)
2005年 東京大学工学部計数工学科卒業
2010年 東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了
現 職 法政大学理工学部経営システム工学科准教授 博士(情報理工学)

●目次
第5部 グラフアルゴリズム
第17章 グラフの特徴と種類
17.1 グラフに関する用語
17.2 グラフADT
17.3 隣接行列表現
17.4 隣接リスト表現
17.5 変種,拡張,コスト
17.6 グラフの生成
17.7 単純パス,オイラーパス,ハミルトンパス
17.8 グラフ処理問題

第18章 グラフ探索
18.1 迷路の探索
18.2 深さ優先探索
18.3 グラフ探索ADT関数
18.4 DFS森の性質
18.5 深さ優先探索アルゴリズム
18.6 分離可能性と二重連結性
18.7 幅優先探索
18.8 一般化グラフ探索
18.9 グラフアルゴリズムの解析

第19章 有向グラフと有向非巡回グラフ
19.1 用語と議論の枠組み
19.2 有向グラフにおける深さ優先探索の分析
19.3 到達可能性と推移閉包
19.4 同値関係と半順序
19.5 有向非巡回グラフ
19.6 トポロジカルソート
19.7 有向非巡回グラフにおける到達可能性
19.8 有向グラフの強連結成分
19.9 推移閉包の再検討
19.10 展望

第20章 最小全域木
20.1 重みつきグラフの表現
20.2 最小全域木アルゴリズムの根底にある原理
20.3 プリムのアルゴリズムと順位優先探索
20.4 クラスカルのアルゴリズム
20.5 ボルブカのアルゴリズム
20.6 比較と改良
20.7 ユークリッド最小全域木

第21章 最短路
21.1 根底にある原理
21.2 ダイクストラのアルゴリズム
21.3 全点対間最短路
21.4 非巡回ネットワークの最短路
21.5 ユークリッドネットワーク
21.6 帰着
21.7 負の重み
21.8 展望

第22章 ネットワークフロー
22.1 フローネットワーク
22.2 増加道を用いる最大流アルゴリズム
22.3 プリフロープッシュ最大流アルゴリズム
22.4 最大流への帰着
22.5 最小費用流
22.6 ネットワークシンプレックス法
22.7 最小費用流への帰着
22.8 展望

【株式会社 近代科学社】 https://www.kindaikagaku.co.jp
株式会社近代科学社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚浩昭)は、1959年創立。
数学・数理科学・情報科学・情報工学を基軸とする学術専門書や、理工学系の大学向け教科書等、理工学専門分野を広くカバーする出版事業を展開しています。自然科学の基礎的な知識に留まらず、その高度な活用が要求される現代のニーズに応えるべく、古典から最新の学際分野まで幅広く扱っています。また、主要学会・協会や著名研究機関と連携し、世界標準となる学問レベルを追求しています。

【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。
「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【お問い合わせ先】
株式会社近代科学社
TEL : 03-6837-4828
電子メール: reader@kindaikagaku.co.jp

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