プレスリリース
2021年ゴールデンウイーク 愛知県の救援件数は4, 342件
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)愛知支部(支部長 寺町一憲)は4月28日(木)、ゴールデンウイーク前に車を運転するドライバーへ注意喚起し、 日常点検の必要性を呼び掛けるため、昨年ゴールデンウィーク期間のロードサービス救援件数を公開しています。
ゴールデンウイークには救援要請が増加
2021年のゴールデンウイーク期間(4月29日〜5月6日)のロードサービス救援件数は全国で46,966件にのぼり、例年同様、お盆や年末年始に次いで救援要請が多い結果となりました。今年は2年ぶりに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などが発令されていないゴールデンウイークということもあり、久しぶりに車を運転する場合には、出発前に日常点検をおこないましょう。
2021年のゴールデンウイーク期間における愛知県内の救援件数4,342件のうち、約2割を占める「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」(四輪・二輪合わせて879件)はお出かけ前の日常点検で早期発見・予防できるトラブルであるといえます。
[画像: https://prtimes.jp/i/10088/3967/resize/d10088-3967-58fd7913d1a097ea350d-0.jpg ]
「タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足」の危険性
タイヤが破裂する「バースト」の主な原因はタイヤのエアー圧不足です。JAFでおこなった実証実験では、エアー圧の違いによってタイヤの状態にどのような変化が起こるのか、タイヤ試験機を使って検証しています。時速100kmから速度を上げ、各速度で10分間観察したところ、時速200kmからエアー圧半分のタイヤの表面温度は100℃を超え、表面が波打つスタンディングウェーブ現象が発生、時速210kmになるとバーストしてしまいました。一方、適正なエアー圧のタイヤは同じ時速210kmでも外見上は問題なく、温度も60℃ほどでした。
この結果からも、お出かけ前にタイヤの状態をチェックする必要があるといえます。種類によって見た目ではエアー圧の低下が分かりにくいものもありますので、まめに確認することが大切です。
【JAFユーザーテスト(実証実験動画)はこちら】
https://www.youtube.com/watch?v=JNW1KXDAxyE
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=JNW1KXDAxyE ]
お出かけ前には「日常点検」を!
日常点検は、走行距離や運転時の状態などから判断して実施するもので、ユーザー本人が比較的容易に行うことができます。目安としては1カ月に一度、長距離走行前や洗車時などに実施することで不具合箇所を早期に発見することができます。点検項目は 、
1.エンジンルームをのぞいての点検
2.クルマのまわりを回っての点検
3.運転席に座っての点検
の3つに分けることができ、点検箇所は全部で15項目あります。
【日常点検15項目やトラブル対処法はこちら】
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/self-check/daily-15check
プレスリリース提供:PR TIMES