プレスリリース
今なお低い、後席シートベルト着用の意識
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)岐阜支部(支部長 加藤 元康)は、2月18日(金)、警察庁と合同で行ったシートベルト着用状況調査の結果を公開いたしました。この結果を受け、後席シートベルト着用の徹底を呼び掛けています。
岐阜県の後席シートベルト着用率は一般道路61.5%(全国平均42.9%)、高速道路80.3%(同75.7%)の結果でした。2008年に後席シートベルト着用が義務化され、岐阜県は全国平均を上回っているものの、依然として運転席・助手席と比べると着用の意識が低いことを示しています。
〈調査地点〉
全国886箇所(一般道路781箇所、高速道路105箇所)
岐阜県19箇所(一般道路15箇所、高速道路4箇所)
JAFでは、後席シートベルトを着用していないと発生する3つの危険性を示し、ドライバーと同乗者に注意喚起をしています。
《後席でシートベルトをしていないと発生する3つの危険性》
1. 車内の構造物(ピラーやシートなど)に激突し自らが傷害を負う危険性
2. 運転者や助手席の同乗者へぶつかり、危害を加える危険性
3. 窓などから車外に放出される危険性
[画像1: https://prtimes.jp/i/10088/3888/resize/d10088-3888-1b8bfacff1fcf78263ec-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/10088/3888/resize/d10088-3888-a03c95c4e16f29e1ce5a-1.png ]
時速55kmでの衝突実験では、シートベルト非着用の後席ダミーが前に放り出され、シートごと運転席ダミーを押しつぶした。
※後席ダミーは運転席側でシートベルト非着用、助手席側でシートベルト着用
※衝突テストの映像はJAFホームページからご覧になれます。
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/rearseat/infographic/nonwear
JAF岐阜支部では乗員の安全を確保するため、後部座席同乗者にも自発的にシートベルトを着用するよう、全席シートベルトの着用、並びにチャイルドシートの使用について、今後もさまざまな啓発活動を続けてまいります。
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