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【LINEリサーチ】「代替肉」の現在利用率は全体で10% 、利用意向のある人は全体で48% 1年後には約3人に1人が利用していそうというイメージ

(PR TIMES) 2022年02月25日(金)19時46分配信 PR TIMES

LINEリサーチ、今と近未来の流行予想調査(第十五弾・代替肉編)を実施

LINE株式会社では、同社が保有する約577万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
LINEリサーチでは、私たちの行動を決める1つの要因になっている、「みんなが使っている」という世の中の空気感を頼りに、今と近未来の流行を予想する企画を複数回にわたって実施しております。
第十五弾では、日本全国の18〜59歳の男女を対象に、主に植物性原料から作られる「代替肉」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます: https://research-platform.line.me/archives/39725508.html

※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
■「代替肉」の現状と認知度

[画像1: https://prtimes.jp/i/1594/3642/resize/d1594-3642-7c2e2a9b6c0ef80f97d8-0.png ]

代替肉とは、大豆などの植物性の原料を使用し、動物性の肉に味や食感を近づけた食品のこと。大豆が原料の代替肉は「大豆ミート」と呼ばれることもあります。温室効果ガスの削減、食糧危機の解消が期待されており、最近では動物の細胞や微生物を利用するなど、幅広い原料から作られるようになりました。脂質やコレステロールが少なく健康的なこともメリットです。近年はスーパーなどで手軽に購入でき、メニューに取り入れるレストランやファストフード店もあります。

「代替肉」の現状について調査したところ、主な結果は以下でした。

・代替肉の認知率は全体で84%
・「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で10%
・「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で20%

「代替肉」の認知率は、全体で84%と高い割合です。男女別では、男性が81%、女性が86%とやや女性のほうが高くなっています。
年代別では、10〜20代と比べて30〜50代のほうがやや高い認知率で、もっとも高いのは30〜50代女性で9割弱でした。

「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で10%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で20%となっています。利用経験率では、男性よりも女性のほうがやや高めでした。

■どのくらいの人が利用していそう?〜現在の流行体感〜

[画像2: https://prtimes.jp/i/1594/3642/resize/d1594-3642-89a1d0d0a37aad32990a-1.png ]

次に、「代替肉」を利用している人が、現在身の回りにどのくらいいると思うかを想像して答えてもらいました。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値です。
その結果「代替肉」の流行体感スコアは全体で「11.0」で、およそ9人に1人が利用しているイメージを持たれていることがわかります。
年代別や男女別では、スコアに大きな差はみられませんでした。

■1年後はどうなるか〜近未来の流行予想〜

[画像3: https://prtimes.jp/i/1594/3642/resize/d1594-3642-e67356717ffdfdd38b01-2.png ]

次に、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらいました。グラフにある流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかをスコアとして算出した数値です。
「代替肉」の流行予想スコアは全体で「29.2」で、およそ3人に1人が1年後に利用していそうというイメージでした。現在の流行体感から比較すると、1年後には今の2倍以上浸透しているというイメージになります。男女別でみると、男性よりも女性のスコアが高くなっています。年代別では、男女ともにスコアに大きな差はみられませんでした。

「代替肉」を1年後に利用していそう/していなさそうと思う、それぞれの意見をご紹介します。

<流行予想として「半数くらいの人が利用していそう」と思う人の意見>
・「SDGsなど、環境への意識が高まっているため、代替肉の認知度が上がり利用する人が増えると思ったから」(女性/19歳)
・「肉に比べてヘルシーだから」(男性/21歳)
・「今よりもいろんな食品やレストラン等でも使われるようになる気がするから」(女性/38歳)
・「ニュースでもよく見るし、もう少し安くなるとみんな買うと思う」(女性/43歳)
・「二酸化炭素削減政策で畜産業も変わっていくと思うから」(男性/51歳)

<流行予想として「誰も利用しないであろう」と思う人の意見>
・「あまりおいしいイメージがないから、健康に気を使う人しか使わないと思う」(男性/18歳)
・「まわりで売っているのを見たことがないし、あっても値段が高そう」(女性/19歳)
・「メディアで紹介されるほど身近では見かけないし、周囲から食べたという話も聞かないから」(男性/28歳)
・「代替肉よりも普通の肉のほうがおいしいから、代替肉を買う必要がないと思う」(男性/37歳)
・「そこまで、まだ誰も認知していないと思うし、抵抗がある人もいると思うから」(男性/43歳)

■自分は利用してみたいか?〜今後の利用意向〜

[画像4: https://prtimes.jp/i/1594/3642/resize/d1594-3642-d7d6fe6e787f15b78eb3-3.png ]

次に、今後の利用の意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で48%となりました。
男女別にみると、男性よりも女性のほうが高い割合となっています。年代別では、男性は10〜20代のほうが高く、女性は年代による差はほぼありませんでした。
一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で29%でした。

「代替肉」の利用意向がある人/ない人、それぞれの意見をご紹介します。

<「利用意向あり」の人の意見>
・「タンパク質が多そうだから」(男性/28歳)
・「お肉の食感などもちゃんと再現されていて、おいしく食べられる。植物性なのでヘルシーで環境にもやさしいので」(女性/37歳)
・「本物の肉とは明確に違うものの、食の楽しみを奪うようなものではなく、むしろ選択肢を広げるものと考えている」(男性/39歳)
・「体によさそうだと思っているし、もともとお肉が苦手だから、ぜひ試してみたい」(女性/44歳)
・「食べてみて違和感なく食べられたし、とてもおいしかったから」(女性/48歳)

<「利用意向なし」の人の意見>
・「本物のお肉のおいしさには到底かなわないし、今の代替肉は肉々しいおいしさを感じない」(男性/19歳)
・「肉の味や食感まで代替肉が再現できると思わないから」(女性/19歳)
・「以前に『大豆ミート』を利用したが、植物性独特の甘みと臭みが気になったため」(男性/30歳)
・「本当の肉のほうがおいしいから」(男性/48歳)
・「普通の肉が流通している限り、あえて代替肉を食べる必要性がない」(男性/53歳)

■「代替肉」は今より2倍以上伸びる!?

[画像5: https://prtimes.jp/i/1594/3642/resize/d1594-3642-2afa2bfd06687027afc1-4.png ]

ここまでの主な数値をまとめてみました。2022年1月19日時点での「代替肉」の認知率は約84%、現在利用率は10%でした。
流行体感としては、全体で“およそ9人に1人が利用している”イメージを持たれているようです。そして、今から1年後には、現在の2倍以上である”およそ3人に1人が利用していそう”というイメージを持たれています。
男女年代別にみると、今後の利用意向では男性よりも女性が高く、10〜20代、30〜50代どちらも5割超。男性では、30〜50代と比べ10〜20代のほうが高くなっています。
また、流行体感スコアや1年後の流行予想スコアでは、男女ともにあまり差はみられませんでした。


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18〜59歳男女
実施時期:2022年1月19日〜2022年1月21日
有効回収数:2108サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約577万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2022年1月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/



プレスリリース提供:PR TIMES

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