プレスリリース
【LINEリサーチ】「ネットショップ開業サービス」の現在利用率は全体で6% 利用意向のある人は全体で29%、特に10〜20代女性の利用意向が高めの結果に
LINEリサーチ、今と近未来の流行予想調査(第十三弾・ネットショップ開業サービス編)を実施
LINE株式会社では、同社が保有する約559万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
LINEリサーチでは、私たちの行動を決める1つの要因になっている、「みんなが使っている」という世の中の空気感を頼りに、今と近未来の流行を予想する企画を複数回にわたって実施しております。
第十三弾では、日本全国の18〜59歳の男女を対象に、インターネット上に自分のお店が作れる「ネットショップ開業サービス」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想などについて調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/39209626.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
■「ネットショップ開業サービス」の現状と認知度
[画像1: https://prtimes.jp/i/1594/3495/resize/d1594-3495-44dbb4f4429ab7ae2e54-0.png ]
「ネットショップ開業サービス」とは「BASE」「STORES」「カラーミーショップ」などのような、インターネット上に自分のお店を作ることができるサービスのことです。お店のデザインをテンプレートから選択できるなど、ショップ運営のためのさまざまな機能(商品管理、SNS連携、顧客管理など)を利用することができます。また、初期費用や運用コストが無料・低予算のため、初心者でも簡単にネットショップを開設し、すぐに運営を始められる点が魅力です。
なお、今回の調査ではショッピングモール(Amazon、楽天市場など)やフリマ・オークション(メルカリ、ヤフオク!など)を除きます。
「ネットショップ開業サービス」の現状について調査したところ、主な結果は以下でした。
・ネットショップ開業サービスの認知率は全体で54%
・「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で6%
・「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」という利用経験率は全体で9%
「ネットショップ開業サービス」の認知率は、全体で約5割でした。男女別でも大きな差はみられず、それぞれ5割強の認知率となりました。
ただし年代別では、男女ともに10〜20代のほうが30〜50代よりも高い認知率で、特に10代〜20代の女性では6割と高くなっています。
「知っているし、利用している」という現在利用率は全体で6%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含めた利用経験率は全体で9%となっています。利用経験率では、10〜20代女性で15%となり、他の層と比べてやや高めです。
■どのくらいの人が利用していそう?〜現在の流行体感〜
[画像2: https://prtimes.jp/i/1594/3495/resize/d1594-3495-3baa17c2ff7986cd03fe-1.png ]
次に「ネットショップ開業サービス」を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを想像して答えてもらいました。グラフにある流行体感スコアは、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値です。
その結果「ネットショップ開業サービス」の流行体感スコアは全体で「8.6」で、およそ100人に8〜9人ぐらいが利用しているイメージを持たれていることがわかります。
年代別にみると、男女ともに大きな差はないものの、30〜40代よりも10〜20代のほうがやや高めのスコアとなっています。
■1年後はどうなるか〜近未来の流行予想〜
[画像3: https://prtimes.jp/i/1594/3495/resize/d1594-3495-860d0222802750b14750-2.png ]
次に、「1年後、自分のまわりでどのくらいの人が利用していると思うか」を想像して答えてもらいました。グラフにある流行予想スコアは、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値です。
「ネットショップ開業サービス」の流行予想スコアは全体で「24.1」で、およそ4人に1人が1年後に利用していそうというイメージ。現在の流行体感から比較すると、1年後には今の3倍近く浸透しているというイメージになります。男女別にみると、女性のほうが男性に比べてスコアが高い傾向がみられました。年代別では、男女ともに30〜50代に比べて10〜20代のスコアがやや高くなっています。
「ネットショップ開業サービス」を1年後に半数くらいの人が利用していそう/していなさそうと思う、それぞれの意見をご紹介します。
<流行予想として「半数くらいの人が利用していそう」と思う人の意見>
・「SNSの普及で多くの人が目にする可能性が高く、興味を持って、始めようと思う人が多くなると思う」(男性/19歳)
・「副業を推進する中で開業する人が増加し、それに合わせて利用者も増加すると思った」(女性/19歳)
・「CMが多く放送されているから」(女性/28歳)
・「個人の作家さんもどんどん増えているし、コロナの影響もあってネットでの買い物も増えていく」(女性/35歳)
・「近隣のショッピングセンターなど、手軽に買えるところが減っているように思うため」(女性/58歳)
<流行予想として「誰も利用しないであろう」と思う人の意見>
・「自分の周りの人たちが使っていないし、使った感想なども耳にしたこともないので」(女性/39歳)
・「ネットショップを開設する人自体がそこまで増えないと思うから」(男性/31歳)
・「いろいろ手続きが大変そう。個人で管理できるのか心配が多い」(男性/34歳)
・「スマホ移行が進んでいない人も多く見られ、地域性や年代を考えると1年後以降もほとんどの人が利用しないと思う」(男性/50歳)
■自分は利用してみたいか?〜今後の利用意向〜
[画像4: https://prtimes.jp/i/1594/3495/resize/d1594-3495-9bdd63cd34b700b0661c-3.png ]
次に、今後の利用の意向について回答してもらったところ、利用意向がある人の割合(「ぜひ利用してみたいと思う」「機会があれば利用してみたいと思う」の合計)は全体で29%にとどまりました。
男女別ではほとんど差がみられないものの、年代別にみると10〜20代女性の利用意向が高めとなっています。10〜20代は1年後の流行予想スコアも高めの層でした。
一方、利用意向がない人の割合(「あまり利用してみたいと思わない」「まったく利用してみたいと思わない」の合計)は、全体で46%でした。
「ネットショップ開業サービス」の利用意向がある人/ない人、それぞれの意見をご紹介します。
<「利用意向あり」の人の意見>
・「自分でショップを出していろいろな形式の中から自分独自のものを出すのは楽しそうだから」(女性/18歳)
・「お小遣い稼ぎにもなるし、自分を発信することもできるから」(男性/21歳)
・「アクセサリーを作って売ってみたいから」(女性/39歳)
・「近い将来、副業としてネットショップ開設を考えているため」(男性/56歳)
<「利用意向なし」の人の意見>
・「フリマサイトやオークションサイトで用が足りるだろうから」(男性/19歳)
・「売るものがないし、副業が禁止されているから」(男性/27歳)
・「手続きなどが、面倒なイメージがあるため」(男性/48歳)
・「通常の仕事が忙しいので、ネットショップ開設の余裕がない」(女性/58歳)
■「ネットショップ開業サービス」は今より3倍近く伸びる!?
[画像5: https://prtimes.jp/i/1594/3495/resize/d1594-3495-4303fc4273ae134f4b15-4.png ]
ここまでの主な数値をまとめてみました。2021年11月2日時点での「ネットショップ開業サービス」の認知率は約54%、現在利用率は約6%でした。
流行体感としては、全体で”およそ100人に8〜9人くらいが利用している”イメージを持たれているようです。そして、今から1年後には、現在の3倍近くである”およそ4人に1人くらいが利用していそう”というイメージを持たれています。
男女年代別にみると、今後の利用意向では10〜20代女性で他の層よりも高く、3割以上の利用意向があります。また、流行体感スコアや1年後の流行予想スコアでは、男女ともに30〜50代に比べて10〜20代がやや高い結果となりました。
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の18〜59歳男女
実施時期:2021年11月2日〜2021年11月4日
有効回収数:2108サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約559万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年10月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
プレスリリース提供:PR TIMES