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【ライブ配信セミナー】非可食バイオマス・リファイナリーと次世代バイオプラスチック最前線 10月22日(火)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ

(PR TIMES) 2024年09月20日(金)11時15分配信 PR TIMES

★非可食バイオマスを原料とする新しいバイオリファイナリーの現状と将来展望を交えながら、次世代バイオプラスチックとして期待される有力素材・技術・市場開発の最前線を解説。


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12580/2712/12580-2712-1d6df84b15d92ded9a59aa869060ecd0-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


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先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「非可食バイオマス・リファイナリーと次世代バイオプラスチック最前線」と題するセミナーを、 講師に望月 政嗣 氏  (元 京都工芸繊維大学 特任教授、工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー)をお迎えし、2024年10月22日(火)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。

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【セミナーで得られる知識】
 ◇ 地球環境保全と持続的な資源循環型社会に向けての業界や法規制動向
 ◇ 非可食バイオベースモノマーや化学品の最新開発動向と技術的課題
 ◇ 新規バイオプラスチックの開発動向と基本特性、用途・製品・市場開発動向
  
【セミナー対象者】
 ・生分解性プラスチックの基礎から最先端技術の取得を目指す初級〜中級技術者、生分解性プラスチックを用いての成形加工・加工品に興味のある方
 
   
   
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:非可食バイオマス・リファイナリーと次世代バイオプラスチック最前線
開催日時:2024年10月22日(火)10:30〜16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
   * メルマガ登録者は 49,500円(税込)
   * アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:望月 政嗣 氏 元 京都工芸繊維大学 特任教授、工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー
  
  
〈セミナー趣旨〉
 昨今の地球環境・資源・廃棄物問題の背景下、再生可能なバイオマスを原料とするバイオプラスチックの開発が進められる中で、これまで原料としてはコーン等の食料資源が用いられてきたが、近年は食料問題と競合しない非可食バイオマスを原料とするバイオプラの開発が活発化している。例えば、次世代バイオプラと世界的に新設・増産計画が相次ぐポリ乳酸(PLA)に関しても、最近日本で木材パルプから酵素法によるセルロース系糖質の乳酸発酵によるPLAの画期的な製造法が報道されている。また、世界的には木質・草本系バイオマスからパラキシレンを経て100%バイオベースPETの開発と実用化が進展しつつある。
 本講では、これら非可食バイオマスを原料とする新しいバイオリファイナリーの現状と将来展望を交えながら、次世代バイオプラスチックとして期待される有力素材・技術・市場開発の最前線を踏査する。
  
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
  
  
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトからお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

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3)セミナープログラムの紹介
1.地球環境・資源・廃棄物問題の抜本的解決のために
 1-1. 石油由来合成高分子化合物が内包する地球環境・資源・ 廃棄物問題とは
  1) 原料枯渇問題…50 年後に枯渇、そこに至る迄に需給関係 から価格高騰必至
  2) 地球温暖化問題…焼却に伴う温暖化ガスの増大
  3) 廃棄物問題…海洋プラスチック汚染問題等
 1-2. 海洋プラスチック汚染の実態と生分解性プラスチックの 役割
  1) 海洋プラ濃度の経年変化(累積増加)曲線
  2) 海洋汚染問題に対する短期的視点と長期的(グローバル な)視点
  3) 海洋自然生態系が許容し得る分解速度、ポジティブ・ コントロールとは?
   ・地球上に生命が誕生して 38 億年、地球はなぜ廃棄物で 埋もれなかったのか?
 1-3. バイオプラスチックの識別表示制度と環境負荷低減効果
  1) 日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示制度(2021年9月改定)
  (1) 生分解性プラ
  (2) 生分解性バイオマスプラ
  (3) バイオマスプラ
  2) カーボン・フットプリント…LCAによる環境負荷の客観的・定量的評価
 1-4. 世界の法規制、グリーンガイド指針、業界動向
  
2.バイオベース・プラットホームケミカルとバイオリファイナリー最前線
 2-1. バイオマス資源
  1) 可食バイオマス…デンプン(トウモロコシ)や廃糖蜜 (サトウキビ)
  2) 非可食バイオマス…リグノセルロース(茎や葉、雑草、 稲わら、廃木材)、ヒマシ油、廃植物油、その他
 2-2. 非可食バイオマスファイナリーとプラットフォームケミカル
  1) シュガープラットフォーム…セルロース系糖質から微生物発酵又は触媒化学的手法により化学品を得る
   (1) 分解酵素(セルラーゼ)法…酵母や乳酸菌による発酵生産(エタノール、乳酸)
     ・酵素生産、糖化、発酵の生化学的過程をすべて統合化したCBP(Consolidated Bioprocessing)とは?
   (2) 超臨界加水分解法…Plantrose(R)/Renmatix 社の触媒化学的バイオリフォーミング(パラキシレン)
  2) 合成ガス(CO,H)プラットフォーム…低酸素下の熱分解ガスから化学品を得る
    ・微生物触媒によるエタノール生産、微生物による 排ガス発酵技術とは?
  3) バイオマスナフサ調製法と誘導化学品…廃植物油の高温 熱分解から得るバイオマスナフサのクラッキング(エチレン等)
 2-3. バイオベースモノマー又は中間体
  1) C2…エチレングリコール(EG)
  2) C3…グリセリン、乳酸、1.3-プロパンジオール(PDO)、3-ヒドロキシプロピオン酸(3-HP)、アクリル酸
  3) C4…コハク酸、1,4-ブタンジオール(BDO)、γ-アミノ酪酸(GABA)
  4) C6…ソルビトール、イソソルバイド、フランジカルボン酸(FDCA)、アジピン酸
   ・北海道大学が従来法の限界を突破する画期的な高効率FDCA新規化学合成法を開発
  5) C8…p-キシレン(PX)
  6) C10…セバシン酸
  7) C18…リシノール酸
  
3.バイオプラスチックの最新動向
 3-1. バイオポリエチレン(bio-PE)
 3-2. バイオポリプロピレン(bio-PP)
 3-3. バイオポリエステル(bio-PES)
  1) 生分解性バイオポリエステル
  (1) ポリ乳酸(PLA)
    ・生分解性(堆肥化またはバイオマス発電可能)と長期使用耐久性(構造材料)の両面展開が可能な唯一のバイオプラスチック
    ・非可食木材パルプからのセルロース系糖質を原料に PLA生産技術開発(王子 HD)
    ・世界的にPLA生産設備の新設・増産計画が相次ぐ(約50万トン/年)
  (2) ポリブチレンアジペート・テレフタレート (PBAT)
  (3) ポリブチレンサクシネート系(PBS, PBSA)
  (4) 微生物産生ポリエステル系(PHBV, PHBH)
  (5) その他(デンプン系, PGA, PEST)
  2) 非生分解性バイオポリエステル
  (1) バイオポリエチレンテレフタレート(bio-PET)
   ・RenmatixのPlantrose(R)を用いたVirentのBioReformingプロセスによるバイオパラキシレンの生産が主流に!?
  (2) ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)
  (3) ポリエチレンフラノエート(PEF)
   ・化学構造…植物由来フランジカルボン酸(FDCA)から成るバイオポリエステル
   ・基本特性…PET対比で優れたガスバリア性と耐熱性
 3-4. バイオポリアミド(bio-PA)
 (1) ポリアミド11…最も歴史の古い古典的なバイオポリアミド
 (2) ポリアミド10T
  ・化学構造…1,10デカンジアミンとテレフタル酸の重合体
  ・基本特性…超高耐熱性…Tg/Tm:160/314(℃), DTUL(1.8MPa)>300℃、低吸水率耐薬品性、 耐摩耗性、電気特性に優れた次世代スーパー エンプラ
 3-5. バイオポリカーボネート(bio-PC)
  ・化学構造…植物由来複素環式ジオールのイソソルバイドから成るバイオポリカーボネート ・基本特性…光学特性、表面硬度、耐候性・耐光性、耐衝撃性や耐薬品性に優れた新規 エンジニアリング・プラスチック
  
4.質疑応答
  
  
  
4)講師紹介
【講師経歴】
【専門】
 高分子材料科学、特にバイオプラスチックや生分解性プラスチック、高分子の高性能・高機能化材料設計と成形加工技術、繊維・不織布の構造と物性
【経歴】
 1968年 京都大学 工学部 高分子化学科 卒。京都大学 工学部 助手を経て、1969年 ユニチカ(株)入社、中央研究所から大阪本社 技術開発企画室を経て、2003年 理事、テラマック事業開発部長。この間 山形大学と京都工芸繊維大学 客員教授、京都工芸繊維大学 バイオベースマテリアル研究センター 特任教授 兼務。
 2007年 ユニチカ(株) 定年退職後、京都工芸繊維大学 繊維科学センター 特任教授(常勤)として5年間勤務。この間、日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示委員会 委員長、(社)繊繊学会 理事 関西支部長 等を歴任。
【受賞歴】
 繊維学会 功績賞、日経BP 技術賞、その他を受賞。
【著書】
 「生分解性プラスチック入門―生分解性プラスチックの基礎から最新技術・製品動向まで―」(CMCリサーチ)、「生分解性プラスチックの素材・ 技術開発―海洋プラスチック汚染問題を見据えて―」(NTS)、「バイオプラスチックの素材・技術最前線」(シーエムシー出版)、「生分解性ポリマーのはなし」(日刊工業新聞社)、その他多数。
 
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                                 以上

プレスリリース提供:PR TIMES

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