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【ライブ配信セミナー】塗布膜乾燥のメカニズムと乾燥トラブル対策 12月14日(木)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ

(PR TIMES) 2023年11月22日(水)11時15分配信 PR TIMES

本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。

先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「塗布膜乾燥のメカニズムと乾燥トラブル対策」と題するセミナーを、 講師に鏡 裕行 氏  (名古屋市立大学大学院 看護学研究科 看護情報センター 教授)をお迎えし、2023年12月14日(木)13:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:44,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:39,600円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
 https://cmcre.com/archives/117272/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。

 塗布膜の乾燥機構の解明は、様々な工学等の分野で求められている重要な課題であります。塗布膜の乾燥においては、例えば乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められるが、多くの場合、膜厚分布が均一にならず、また乾燥条件によって膜厚分布が変化することが経験的に知られていました。均一な乾燥後の膜厚分布を得るためには、塗布膜の乾燥過程の機構を解明することがまず必要で、その解明を経て、必要な制御を系に施すことにより、均一な乾燥後の膜厚分布を得るという目標へ近づくことになります。均質な膜分布を得る場合も同様であります。また、乾燥後の様々な欠陥を克服する際にも、同様のプロセスが必要となります。
 本講演では、塗布膜の乾燥工程の機構を解明するにあたり必要となる物理学的知識、考え方の講義から始めて、それらを基にした上記工程のモデル化の実際、およびその数値シミュレーションの実際を概説し、塗布膜乾燥機構の本質を理解します。また、これに基づいて様々な塗布膜不具合の原因を物理学的に考察します。そして、膜乾燥における様々な欠陥、問題の克服と、膜厚分布の制御の方法について考察します。この講演が、今後参加者が実際に扱う系の乾燥過程の理解および乾燥後の欠陥対策のヒントとなることを目指しています。
  
  
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:塗布膜乾燥のメカニズムと乾燥トラブル対策
開催日時:2023年12月14日(木)13:30〜16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
   * メルマガ登録者は 39,600円(税込)
   * アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:鏡 裕行 氏 名古屋市立大学大学院 看護学研究科 看護情報センター 教授
  
  
【セミナーで得られる知識】
 塗布膜乾燥の機構を理解できる。
 塗布膜乾燥および関連する現象について、物理学的および数理的理解ができる。
 所望の膜厚・膜質分布となる乾燥方法・条件を設計できる(膜厚・膜質分布を制御できる)。
 乾燥後の塗布膜の不具合の原因を推測できる。
  
  
  
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
  
  
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/117272/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12580/2551/12580-2551-6e3693c893d0309a1a89ee7af91693c5-1280x720.jpg ]

  
  
  
3)セミナープログラムの紹介
1.塗布膜の乾燥工程の概要と課題 
 1.1 乾燥させるとは?
  1.1.1 乾燥が進行する原理
  1.1.2 乾燥を進行させる方法
 1.2 レジスト塗布工程の例
  1.2.1 塗布方法
  1.2.2 乾燥方法
 1.3 乾燥後に求められるもの
  
2.液体の理論 
 2.1 液体の一般理論
  2.1.1 液体中の分子に働く力
  2.1.2 液体を固体から乱れた状態としてとらえる
  2.1.3 液体を気体論的に考える
 2.2 液体論からみた蒸発の理論
 2.3 液体の凝集力の起源
 2.4 液体の理論のモデルへの導入のポイント
  
3.溶液の理論 
 3.1 溶液の一般論
  3.1.1 溶液とは
  3.1.2 平衡状態の溶液の化学ポテンシャル
  3.1.3 非平衡状態の溶液の化学ポテンシャル
 3.2 高分子溶液の特徴
 3.3 溶液の理論のモデルへの導入のポイント
  
4.表面・界面の理論 
 4.1 表面張力
 4.2 界面のぬれ
 4.3 界面のゆらぎ
 4.4 表面張力波と緩和時間
 4.5 表面・界面の理論のモデルへの導入のポイント
  
5.溶媒の蒸発速度の理論 
 5.1 蒸発速度の式
  
6.溶液中の溶質・溶媒の動力学 
 6.1 拡散方程式
 6.2 流体方程式
 6.3 揮発中という非平衡状態での動力学
  6.3.1 化学ポテンシャルからの拡散係数の導出(平衡系)
  6.3,2 化学ポテンシャルからの拡散係数の導出(非平衡系)
  
7.平坦な基板上に塗布された高分子溶液の揮発過程 
 7.1 レイリー数とマランゴニ数
 7.2 最もシンプルなモデル化
 7.3 シンプルなモデルの改良
 7.4 精密なモデル
 7.5 数値シミュレーション結果の例
  7.5.1 膜厚分布の時間発展
  7.5.2 乾燥後の膜厚分布の乾燥速度依存性
  7.5.3 乾燥後の膜厚分布の塗布膜厚依存性
  7.5.4 乾燥後の膜厚分布の濃度の拡散係数依存性
  7.5.5 乾燥後の膜厚分布の溶媒の拡散係数依存性
  7.5.6 乾燥後の膜厚分布の固有粘性率依存性
  7.5.7 乾燥後の膜厚分布の蒸発潜熱依存性
  7.5.8 乾燥後の膜厚分布に対する高分子溶液特有の蒸気圧変化の効果
  7.5.9 液膜の表層と内部の乾燥の時間発展の違い
  
8.シミュレーション技術 
 8.1 拡散方程式の解法
 8.2 流体方程式の解法
  
9.実験によるモデルの検証 
  
10.モデルの発展 
 10.1 3次元モデル
 10.2 溶質の種類が複数ある場合
 10.3 溶媒の種類が複数ある場合
 10.4 具体的な現象へのモデルの応用(様々なムラ等)
 10.5 マランゴニ効果の考慮
  
11.膜厚制御の実際、今後 
 11.1 様々なムラ等の制御の例
 11.2 端部の凹凸の制御の例1:温度管理
 11.3 端部の凹凸の制御の例2:気圧管理
 11.4 端部の凹凸の制御の例3:濃度管理
  
12.様々な形状への応用 
 12.1 基板の側面への塗布の影響
 12.2 球状体への塗布膜の場合
  
13.塗布膜の設計における留意点 
  
  
  
4)講師紹介
【講師経歴】東京大学理学部天文学科卒業、京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻修士課程修了、京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻博士後期課程研究指導認定の上退学(単位取得満期退学)、稚内北星学園大学情報メディア学部助手、名古屋短期大学保育科講師、藤田医科大学医学部准教授、徳山大学福祉情報学部教授、周南公立大学福祉情報学部教授 博士(工学)
【活動】塗布膜乾燥機構、間欠泉の噴出機構、尿路結石症発症機構、動脈硬化症発症機構等の数理モデルによる研究
【所属学会】日本物理学会、日本温泉科学会、応用物理学会、情報処理学会、異文化間情報連携学会、徳山大学福祉情報学会
【著書】・ウェットプロセスによる精密薄膜コーティング技術、真部高明・鏡裕行他、技術情報協会、2014年・粘着剤,接着剤の最適設計と適用技術、佐久間亮介・鏡裕行他、技術情報協会、2014 年など
 
  
  
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
  
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
  
  
【セミナー対象者】
様々な塗布膜乾燥工程に従事する企業等の技術者、研究者等。
  
  
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/117272/
  
  
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向
 開催日時:2023年11月28日(火)13:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/115653/


〇カーボンリサイクル評価法および分離プロセスの工業装置へのスケールアップノウハウ
 開催日時:2023年11月28日(火)10:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/115609/
 
〇半導体パッケージ技術の基礎と課題解決およびFOWLP等の最新技術動向
 開催日時:2023年11月29日(水)10:30〜16:00
 https://cmcre.com/archives/117562/
 
〇ALD(原子層堆積)/ ALE(原子層エッチング)技術の基礎と応用
 開催日時:2023年11月30日(木)10:00〜16:00
 https://cmcre.com/archives/116480/
 
〇よく分かる! 品質管理担当者のための微生物の分離・培養・同定の基礎・実践講座
 開催日時:2023年11月30日(木)13:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/114054/
  
〇日本・欧州のプラスチック容器包装リサイクル 現状および最新動向
 開催日時:2023年12月1日(金)13:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/117641/
  
〇ガラスやセラミックスを用いた無機系生体材料の基礎と最新動向
 開催日時:2023年12月4日(月)13:30〜15:30
 https://cmcre.com/archives/116745/
 
〇ChatGPTの基礎理解と4つのフレームワークによる活用方法
 開催日時:2023年12月5日(火)10:30〜12:30
 https://cmcre.com/archives/117870/
  
〇粉体取扱いの基礎とプロセス中での付着性粉体ハンドリングの考え方
 開催日時:2023年12月5日(火)10:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/117455/
 
○量子コンピュータを活用した材料開発の基礎と応用、開発動向
 開催日時:2023年12月6日(水)13:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/117502/
  
○グリーン水素製造に向けた高効率な水電解電極開発最前線
 開催日時:2023年12月6日(水)13:30〜16:30
 https://cmcre.com/archives/117195/
 
  
  
  
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
  
  
7)関連書籍のご案内
 
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
  
                     以上

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