プレスリリース
【ライブ配信セミナー】GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発 7月5日(水)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ
本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発」と題するセミナーを、 講師に柴田 勝司 氏 (溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学))をお迎えし、2023年7月5日(水)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/112827/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
熱硬化性樹脂複合材料の代表的な製品としては、不飽和ポリエステル樹脂/ガラス繊維複合材料(GFRP: Glass Fiber Reinforced Plastics)、エポキシ樹脂/炭素繊維複合材料(CFRP: Carbon Fiber Reinforced Plastics)が挙げられます。CFRPに使用される炭素繊維(CF)は高価なため、最近はリサイクルされ始め、回収CFの用途探索も進んできました。
一方、CFRP生産量の20倍以上のGFRPについては、2000年頃から約20年間、セメントの原燃料化によるリサイクルしか実用化されていませんでした。しかしながら、ここ数年でリサイクル技術は著しく進歩し、GFRP製の風力発電用ブレードなどがリサイクルされるようになってきました。本セミナーではGFRP並びにCFRPのリサイクル技術に関する最新動向を報告します。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
開催日時:2023年7月5日(水)10:30〜16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:柴田 勝司 氏 溶解技術(株) 代表取締役 博士(工学)
【セミナーで得られる知識】
GFRP、CFRPを代表とする複合材料の、国内外におけるリサイクル技術の動向と課題。
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/112827/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/2386/resize/d12580-2386-861fd881fd372a710c07-0.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
☆詳細なプログラムはこちらから!
https://cmcre.com/archives/112827/
1. 緒言
・複合材料の定義と分類
・米国の各種FPRの市場
・バサルト繊維
・プラスチックリサイクル技術の分類
2. GFPRリサイクル技術の動向
・GFPRの歴史
・国内のGFPR出荷量と用途
・欧州のGFPR生産量
・GFRPの廃棄物処理
・プラスチックリサイクル技術の分類
2.1 国内のGFPRリサイクル技術
2.1.1 マテリアルリサイクル
2.1.2 熱分解法
2.1.3 超臨界流体法
2.1.4 加溶媒分解法
2.1.5 その他の回収技術
2.1.6 再利用技術
2.2 海外のGFPRリサイクル技術
2.2.1 GFリサイクル
2.2.2 マテリアルリサイクル
2.2.3 熱分解法
2.2.4 超臨界流体法
2.2.5 加溶媒分解法
2.2.6 その他の回収技術
2.2.7 易分解樹脂
2.2.8 再利用技術
3. CFPRリサイクル技術の動向
・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の出荷量
・CFPRの用途
・ボーイング787に使われている材料
・PAN(PolyAcryloNitrile)系CFの製造法
・CF製造時のエネルギーとCO2排出量
・CF廃材の種類
・CFPR廃材のリサイクルに適用可能な技術
・各種CFPRリサイクルの比較
3.1 国内のCFPRリサイクル技術
3.1.1 マテリアルリサイクル
・ACA-空気流によるCF回収技術
3.1.2 熱分解法
・炭素繊維協会-実証プラント
・東レ-省エネルギ-熱分解法
・三菱レイヨン-省エネルギ-熱分解
・三菱ケミカル-省エネルギ-熱分解
・高安-前処理なし
・カーボンファイバーリサイクル工業-省エネルギ-熱分解
・リーテム,富士加飾-自動制御システム
・ファインセラミックスセンタ--水蒸気分解
3.1.3 超臨界流体法
・静岡大 岡島准教授-亜臨界流体
・熊本大(現名大)-後藤教授-亜臨界アルコール
3.1.4 加溶媒分解法
・東京工大 久保内教授-硝酸
・大阪府立大-酸
・産総研,東邦テナックス-液相分解
・アースリサイクル-グリコール
・日立化成-アルコール
3.1.5 その他の回収技術
・八戸高専 杉山教授-電解酸化法
・成蹊大-電解酸化法
・信州大 水口特任教授-半導体分解法
・埼玉産技セ-CFRTPの有機溶剤溶解法
3.1.6 再利用技術
・愛媛大,東レ-コンクリート
・JAXA-航空機部品
・阿波製紙(株)-CF製紙
・三菱重工-再生CFRTP評価
3.2 海外のCFPRリサイクル技術
3.2.1 CFリサイクル
・HADEG Recycling (DE)-CF生産工程廃材
・Procotex (BE)-CF生産工程廃材
・Sigmatex (GB)-CF生産工程廃材
・Hexcel Reinforcements UK Ltd. (GB)-CF生産工程廃材
・Carbon Fiber Remanufacturing LLC (US)-CF生産工程廃材
3.2.2 マテリアルリサイクル
・Fiberline Composites (DK)-CFPR工程廃材
・Airbus (FR)-航空機
・ROTH International (DE)-各種製品
3.2.3 熱分解法
・Adherent Technologies,Inc.(US)-真空熱分解
・Karborek (IT),ENEA(IT)
・ELG Carbon Fibre Ltd.(GB)
・Carbon Conversions Inc.(US)
・REFORM (EU)-Re-Fib法
・Aachen Univ.(DE)-残留炭素除去
・Univ. of Concepcion (CL)-CNT付加
・Alpha Recyclage Composites (FR), Toulouse Univ.(FR)-水蒸気分解
3.2.4 超臨界流体法
・The Univ. of Nottingham (GB)-超臨界プロパノール
・Harbin Inst. of Tech. (CN)-超臨界水
・Vartega (US)-超臨界CO2
・Cranfield Univ. (GB)-亜臨界アセトン / 水
・Washington State Univ. (US)-亜臨界水 or エタノール
・Korea Inst. of Sci. & Tech. (KR)-超臨界水
3.2.5 加溶媒分解法
・Advanced Plastics Technologies, Ltd.(GB)-酸,塩基
・Siemens (DE)-アミン
・寧波材料技術與工程研究所 (CN)-DMF / H2O2
・中国科学院大学 (CN)-AlCl3 / 酢酸
・The Boeing Company (US)-各種溶媒
・Shocker Composites (US)-プリプレグ,インライン
・Indian Inst. of Tech. Madras (IN)-酢酸 / H2O2
・Global Fiberglass Solutions (US), Washington State Univ.(US)-エタノール, 水
・Nuremberg Inst. of Tech. (DE)-NMP→H2O2
・Catack-H (KR)-水+?
・Korea Inst. of Sci. and Tech.(KR)-水
・Korea Inst. of Sci. and Tech.(KR)-水+界面活性剤
3.2.6 その他の回収技術
・Vetrotex France S.A. (FR)-溶媒洗浄法
・DaimlerChrysler AG, (DE)-高周波分解法
・Shenzhen Univ. (CN)-電気分解法
・Shenzhen Univ. (CN), Univ of Manchester (GB)-電気分解法
・Kunming Univ. of Sci. and Tech. (CN)-高周波分解法
・Fraunhofer Institut fur Chemische Technologie ICT (DE)-高周波分解法
3.2.7 易分解樹脂
・オランダ応用科学研究機関(TNO)(NL)-Diels-Alder反応を利用した樹脂
・Connora Technologies (US)-Recyclamine(R)
・Adesso Advanced Materials (CN)-Cleavamine(R)
・Adesso Advanced Materials (CN), Connora Technologies (US)
・Connora Technologies (US), Aditya Birla Chemicals (TH)
・Mallinda (US) / Univ. Colorado Boulder (US)-新規ポリイミン
3.2.8 再利用技術
・Imperial College London (GB)-評価技術
・North Carolina State Univ. (US)-評価技術
・CFK Valley (DE)-航空機部品
・SGL ACF / BMW (DE)-自動車部品
・Triumph Composites Systems (US), Washington State Univ. (US)-航空機部品
・Steelhead (US), Vartega (US), Michelman (US)-圧力容器
・Composite Recycling Technology Center (US)-パドル
・Composite Recycling Technology Center (US)-ベンチ
・Composite Recycling Technology Center (US)-合板
・Composite Recycling Technology Center (US),ELG Carbon Fibre Ltd. (GB),Inst. for Advanced Composite Manufacturing Innovation (US)-シートバック
・Dell (US), SABIC (SA)-ノートPC筐体
・Boeing (US), ELG Carbon Fibre (GB)
・Adesso Advanced Materials Wuhu Co., Ltd. (CN)-自動車部品
・Vartega (US), Janicki Industries (US)-航空機部品
・Vartega (US), Janicki Industries (US)-航空機部品
・Composite Technology Center (DE),Airbus (FR)
・Alchemy Bicycle Co (US), Vartega Inc.(US)
・Fraunhofer ICT (DE)-電池セパレータ
・Vartega (US), Braskem (BR)-CF強化PP3Dフィラメント
・CarloRatti Associatti,Italo Rota (IT)-MAE Museum
・IPC/CReCoF (FR)-複合材料リサイクルガイドブック
4. 結言
(1) 結論
(2) 今後の技術課題
4)講師紹介
【講師経歴】
1980年 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
1980年 日立化成工業(株) 入社
1981年代〜2014年 日立化成工業(株)の研究所に在籍
2014年 博士(工学)取得 熊本大学
2015年 日立化成(株)を定年退職
2016年 溶解技術(株)を設立
2019年4月 名古屋大学客員教授を兼任
【研究歴】
1980年代 プリント配線板用エポキシ樹脂
1990年代 エポキシ樹脂接着フィルム
2000年以降 熱硬化性樹脂複合材料リサイクル技術
【所属学会】
高分子学会、日本化学会
【共著書】
エポキシ樹脂技術協会編“総説エポキシ樹脂 最近の進歩 I”、第6章第1節”エポキシ樹脂複合材料のリサイクル技術”p.195-201 エポキシ樹脂技術協会 (2009)
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
・GFRP、CFRPなどの複合材料の研究、開発、設計に携わる方。
・複合材料あるいはプラスチックのリサイクル技術に興味をお持ちの方。
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/112827/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
○有機熱電素子の最前線
― 100℃以下の熱のみでリチウムイオン二次電池を充電できる有機熱電素子の開発 ―
開催日時:2023年6月15日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/106237/
○ARにおけるホログラム技術とヘッドアップディスプレイへの応用
開催日時:2023年6月15日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/111649/
○マテリアルズインフォマティクス(MI)の動向と小規模データ駆動型MIのすすめ
開催日時:2023年6月16日(金)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/111551/
○車載ディスプレイの曲面化及びフレキシブル端末に求められる材料技術の動向
開催日時:2023年6月19日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/109786/
○AI画像認識プログラミングの基礎と応用 〜 Tensorflowによる深層学習入門 〜
開催日時:2023年6月20日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/111933/
○シリコーンの基本知識と高機能化の応用事例
開催日時:2023年6月21日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/110933/
○バイオディーゼル燃料の基礎、応用および開発動向
開催日時:2023年6月22日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/111395/
○量子コンピュータを活用した材料開発の基礎と応用、開発動向
開催日時:2023年6月23日(金)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/109388/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
(1) GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
https://cmcre.com/archives/99255/
■ 発 刊:2022年6月28日
■ 著 者:柴田 勝司
■ 定 価:本体価格 70,000 円(税込 77,000 円)
本体 + CD セット 90,000 円(税込 99,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・211頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-23-1
☆詳細とご購入はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/99255/
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
プレスリリース提供:PR TIMES