• トップ
  • リリース
  • ガザの難民キャンプ攻撃「断じて容認できず、国際人道法の順守を」【プレスリリース】

プレスリリース

公益財団法人日本ユニセフ協会

ガザの難民キャンプ攻撃「断じて容認できず、国際人道法の順守を」【プレスリリース】

(PR TIMES) 2023年11月02日(木)19時15分配信 PR TIMES

ユニセフ声明


【2023年11月1日 ニューヨーク発】

ガザ地区最大規模のジャバリア難民キャンプが2日続けて攻撃され、犠牲者が多数に上っていることについて、ユニセフ(国連児童基金)は攻撃を非難する声明を出しました。

* * *

昨日に引き続き、今日もまた、ガザ地区のジャバリア難民キャンプが攻撃を受けました。その殺戮の光景は、凄惨で震え上がるものです。

今回の攻撃による子どもへの被害についてはまだ把握できていませんが、家屋が破壊され、何百人もの死傷者が出ているとみられます。犠牲者には多くの子どもが含まれているとのことです。

ジャバリア難民キャンプへの2度にわたる攻撃は、3,500人以上の子どもが死亡し(本日の犠牲者を除く)、6,800人以上の子どもが負傷したと伝えられる、25日間続く爆撃の後に行われました。つまり、25日間連続で、1日あたり400人以上の子どもが死傷したことになります。このように異常なことを常態化してはなりません。

人口密度の高い住居地域に対するこの規模の攻撃は、無差別の犠牲をもたらす可能性があり、まったくもって受け入れることはできません。難民キャンプや国内避難民のための居住区、そしてそれらの場所で暮らす難民や国内避難民は、国際人道法の下で保護されています。武力衝突に関わる当事者は、彼らを攻撃から守る義務があります。

子どもたちはすでにあまりにも多くのことに耐えてきています。子どもの殺害や監禁は断じて止めなければなりません。子どもたちは標的ではありません。

ユニセフは、すべての当事者に対し、即時の人道的停戦、すべての子どもの保護の保証、および、国際人道法に従い、ガザ地区全域で命を守るための支援を大規模に提供するための安全で妨げのない人道的アクセスを実現するよう、あらためて強く訴えます。

* * *

ユニセフ「ガザ人道危機 緊急募金」 ご協力のお願い
(公財)日本ユニセフ協会は、ユニセフ「ガザ人道危機 緊急募金」を受け付けています。最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ご協力をお願い申し上げます。

1. クレジットカード/ネットバンク/Amazon Pay/携帯キャリア決済/コンビニ払いから
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/gaza/ 

2. 郵便局(ゆうちょ銀行)から
振替口座:00190-5-31000/口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ガザ」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。


※公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

* * *

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る