プレスリリース
百貨店とディスプレイ会社がアップサイクル什器を共同開発“廃棄衣類から作られた什器”による新たな循環の仕組みを提案
■会期:2022年4月23日(土)正午〜午後6時・24日(日)午前11時〜午後5時
■展開場所:宮下公園 伊勢丹新宿店ブース
[画像1: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-de642387ca99d44124f6-20.jpg ]
株式会社三越伊勢丹(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 細谷 敏幸、以下三越伊勢丹)と、マネキン・ボディ・什器のレンタルおよび販売、商業施設等の空間演出を行う株式会社七彩(ななさい)(本社:大阪市淀
川区、代表取締役 社長執行役員 瀬川 剛、以下七彩)は、循環型繊維リサイクルボード“パネコ(PANECO(R))”を活用した、商品展開用の什器を共同開発いたしました。今回、こちらの什器を2022年4月23日(土)・24日(日)に東京都渋谷区の宮下公園にて開催されるアースデイ東京「サステナブルファッションウィーク2022」に出展する伊勢丹新宿店ブースにて初めて使用します。「サステナブルファッションウィーク2022」を皮切りに、三越伊勢丹と七彩は「廃棄衣類から作られた什器」を通じて商業施設什器の新たな形を提案して参ります。今後、伊勢丹新宿店を中心としたイベントやプロモーションでの更なる活用を検討しており、百貨店として販売以外の部分での循環型社会を目指した取り組みを推進していきます。
取り組みの背景と目的
年間を通して数多くの什器を使用し店頭イベントを実施する三越伊勢丹と、百貨店に向け什器をレンタル・販売する七彩は長年、商業施設の空間づくりにおける「環境への負荷」を課題に感じていました。この課題を解決するため、使用されなくなった衣料品や端材を利用した再生繊維を用いて作られたリサイクルボード“パネコ(PANECO(R))”を活用し什器を開発。今回登場する什器は、三越伊勢丹グループのサステナビリティ推進活動「think good」の一環として2022年3月23日(水)〜4月5日(火)に伊勢丹新宿店で開催された「デニム de ミライ 〜Denim Project〜 」の壁面装飾に使用されたパネコ(PANECO(R))を再利用して作られました。
今回の取り組みの流れ
[画像2: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-8689d71e8a1be17d26b8-24.jpg ]
三越伊勢丹が考えるサテナビリティ活動 think goodとは
[画像3: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-32a056c10c376beac7d7-10.jpg ]
三越伊勢丹は、彩りある豊かな未来へ向けて「想像力を働かせ、真摯に考えることからスタートする」という想いを込めた「think good」という合言葉のもと、サステナビリティ活動に取り組んでおり、本企画もその一環として位置付けています。
think goodを通して、生態系を含む地球環境や、関わる人・社会に配慮した品揃え、4R (Reduce,Reuse,Recycle,Refuse)の推進、文化・技術・感性の発信を行っています。
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f2/sustainable_sp.html
「デニム de ミライ 〜Denim Project〜」でのステージ装飾
[画像4: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-2a8447d0c82a5a6b0b88-8.jpg ]
「デニム de ミライ 〜Denim Project〜」概要
■会期:2022年3月23日(水)〜4月5日(火)
※現在は一部商品を除き、終了しました。
■会場:伊勢丹新宿店 本館・メンズ館各拠点、三越伊勢丹オンラインストア
株式会社三越伊勢丹、株式会社阪急阪神百貨店、株式会社岩田屋三越、株式会社エスティーカンパニー、株式会社ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維株式会社(GEA)の6社がタッグを組み、株式会社ヤマサワプレスが所有する<リーバイス(R)501(R)>のユーズドストックを、国内外の約60のブランドやクリエーター、アーティストの手を介しアップサイクルした、200型以上のアイテムを展開。
洋服やバッグ、シューズなどのファッションアイテム、家具などのライフスタイルアイテムや、アートまで、ファッションを楽しむ中に「私らしいサステナビリティ」が選択できる未来を目指し、開催しました。
■伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージで使用されたパネコ(PANECO(R))
[画像5: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-e47a5bcee664739f4848-21.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-a1607add8b20e75a5800-23.jpg ]
・「デニム de ミライ 〜Denim Project〜」 の立案者である伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤーの神谷将太がこだわったのが「メッセージを感じられる空間」にしたいという想いを表現した空間装飾。こちらの装飾にはパネコ(PANECO(R))が使用されました。
・今回のパネコ(PANECO(R))の素材には、「デニム de ミライ」で使用したデニムの端材約200kgと、着用が終了した伊勢丹と三越の制服約600kgを使用。
・本来であれば捨てられるものからアップサイクルして作り出される建築素材で、再度粉砕して別のパネコとしての活用が可能。
[画像7: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-8462a910a565984980d0-9.jpg ]
※パネコ(PANECO(R))とは
株式会社ワークスタジオが研究・開発・製造・販売をおこなう廃棄衣類で作られた循環型リサイクル繊維ボード。
パネコ(PANECO(R))を再利用したレンタル什器について
[画像8: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-2efa30289d31d2edc3e5-7.jpg ]
・「サステナビリティ×ファッション+文化多様性」をテーマに、様々な企業、デザイナー、行政、環境活動家などが集結する「サステナブルファッションウィーク2022」。今回、伊勢丹新宿店が宮下公園にブースを初出展。
・「長く大切に使う」「美しく手放す」ための選択肢をご紹介するブースの装飾什器に、「デニム de ミライ」のステージ装飾で使用したパネコ(PANECO(R))を再利用したテーブルやラックなど17点の什器を活用。
・使用終了後も今後の伊勢丹新宿店での使用を検討しています。
サステナブルファッションウィーク2022 概要
■会期:2022年4月23日(土)正午〜午後6時、4月24日(日)午前11時〜午後5時
■会場:宮下公園・原宿エリア他
■ミヤシタパーク屋上 宮下公園 伊勢丹新宿店「think good」ブース内について
・【アップサイクル】デニム de ミライ〜Denim Project〜
・【アップサイクル】七彩×伊勢丹新宿店 パネコ(PANECO(R))
・【リウェア】リ・スタイル〈KUROZOME REMAKE〉黒染サービス
・【リユース】i’m green(アイムグリーン)買取・引取サービス
※イベントの内容は、都合により変更または中止となる場合がございます。
■株式会社七彩
[画像9: https://prtimes.jp/i/8372/2179/resize/d8372-2179-37c535491e425ae8e5ea-19.jpg ]
1946年創業のマネキン・ボディ・什器のレンタルおよび販売、商業施設等の空間演出を行う企業。
取引先は全国主要百貨店、アパレルメーカー、 問屋、全国主要ファッションチェーン店、各種専門店、デザイン設計事務所、各種学校、病医院など多岐にわたる。
PANECO(R)の販売代理店業務も行っており、運営するNANASAI ONLINE STOREにて販売している。
プレスリリース提供:PR TIMES