プレスリリース
PET、PE、PP、PS、PU、PC、PMMA、PA、PVCなどのリサイクルプラスチックの現状を探った!変化が求められる、自動車、繊維、化粧品業界のリサイクル技術、及び企業のビジネス戦略!
材料科学や化学の先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、https://cmcre.com/)では、このたび「世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート」と題する書籍を2022年10月5日発行いたしましたので、お知らせします。
書籍の定価は、180,000 円(税込 198,000 円)(書籍)、書籍とCDセットの定価はセット240,000 円(税込 264,000 円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/104041/
【新刊案内】世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
Plastics Recycling
◎刊行に当たって
2018年以降、中国が廃プラの輸入禁止後、欧州域内に、廃プラスチックが留まるようになった。そえゆえに、プラスチックリサイクルの投資ニーズが高まり、リサイクル市場が活性化してきている。また、EU各国一律で、2025年までにプラ包材のマテリアルリサイクル率50%、2030年までには55%を達成することが設定された。
米国では、州や自治体ごとにプラスチックに対する規制が異なっており、国として足並みが揃っているわけではなかった。しかし2021年11月、米国環境保護庁(EPA)は2030年に向けたリサイクル率50%達成のための「国家リサイクル戦略」を発表した。
2022年6月には、カリフォルニア州が、プラスチックに関して米国で最も厳しい規制法案に署名した。2032年までに、メーカーは、シャンプー、食品包装、カップなどの包装に含まれるプラスチックの量を25%減らす必要がある。
世界では90か所以上のケミカルリサイクルプロジェクトが計画され、実証段階であるが欧米を中心に20カ所以上のプラントが稼働している。いずれも商業目的に利用されているのではなく、長期的にケミカルリサイクル技術を深耕する。特に、混合廃プラのリサイクルにおいて、化学会社や石油メジャーは石油精製設備を活用した熱分解油技術に投資している。「熱分解法」はマテリアルリサイクルと比べ、化学メーカー主導で実施しやすい。また、既存のナフサクラッカーや重合設備を利用できるのが利点になっている。
マテリアルリサイクルでは、現在、日本がPETの実用化が特に進んでおり、大手飲料メーカーがこのボトルを採用している。その他、“ボトルtoファイバー”、“ボトルtoシート”などの代表的な再生製品があり、バージン並みである。
中国は、中小リサイクル事業者の管理不足が、プラスチック問題を深刻化させた要因という反省から、参入基準を厳格化し、リサイクル企業を全国で数十社程度に絞る。国有や上場する環境企業による新規投資の動きが活発になっている。
本レポートでは、欧州、米国、日本、中国などのプラスチックリサイクル業界の動向を調査し、リサイクル技術の動向とその背景や参入企業などを明らかにした。
その他、PE、PP、PS、PU、PC、PMMA、PA、PVCなどのリサイクルプラスチック、および、リサイクル炭素繊維の業界・開発動向を調査した。
今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
■ 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
■ 発 刊:2022年10月5日発行
■ 定 価:本体価格 180,000 円(税込 198,000 円)
本体 + CD セット 240,000 円(税込 264,000 円)
■ 体 裁:A4判・並製・394頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-30-9
DEMETO、NEXTLOOPP、ResolVe、Life EPS-SUREなどの欧州プロジェクトに勢い!
Loop Industries、PureCycle、INEOS Styrolution 等のベンチャーと大手との提携が増加中!
電子透かし、AI 利用識別、センサー選別など高度技術を導入する欧州の技術動向とその背景!
溶媒ベース精製法、マイクロ波、バイオリサイクルといった新たな手法の開発動向、実力とは?
解重合法や熱分解法、及びガス化法などのケミカルリサイクルの手法別の動向とその背景は
PET、PE、PP、PS、PU、PC、PMMA、PA、PVCなどのリサイクルプラスチックの現状を探った!
バイオベースのPET 、PEF、PE、PA、PP、PTT、PC、PU、PMMAの業界・企業の動向を調査!
欧米、日本、中国、リサイクル事業の投資が高まるインド、インドネシア、タイ等の動きは!
変化が求められる、自動車、繊維、化粧品業界のリサイクル技術、及び企業のビジネス戦略!
https://cmcre.com/archives/104041/
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【本書の構成および目次概要】
第I編 プラスチックリサイクルの概要と動向
第1章 プラスチックリサイクル
1. 概要
2. 欧米、日本、中国のプラ需要、廃プラの処理量、及び予測動向
3. 欧米、日本、中国のプラ需要、廃プラの処理量、及び予測動向(ケミカルリサイクル)
第2章 マテリアルリサイクル
1. 概要
2. マテリアルリサイクルの課題
3. 業界分析
4. 国内のマテリアルリサイクルされた廃プラスチック量
5. 欧州の技術動向とその背景
6. 開発動向
7. 水平リサイクル
7.1 概要
7.2 業界分析
7.3 企業動向
第3章 ケミカルリサイクル
1. 概要
2. ケミカルリサイクルの手法別の動向とその背景
2.1 解重合法
2.1.1 概要
2.1.2 業界分析
3. 熱分解法
3.1 概要
3.2 業界分析
3.3 熱分解法における触媒の使用
3.4 PVC、PET の処理
3.5 開発動向
4. ガス化法
4.1 概要
4.2 業界分析
4.3 開発動向
5. コークス炉化学原料化法
5.1 概要
5.2 開発動向
6. 高炉還元剤法
6.1 概要
6.2 開発動向
7. 溶媒ベース精製法
7.1 概要
7.2 業界分析
7.3 開発動向
8. マイクロ波によるケミカルリサイクル
8.1 概要
8.2 DEMETO コンソーシアム
8.3 業界分析(国外)
8.4 業界分析(国内)
8.5 開発動向
9. バイオリサイクル
9.1 概要
9.2 WhiteCycle
9.3 PETase、MHETase
9.4 業界分析
9.5 開発動向
第4章 マイクロプラスチック
1. 概要
2. 各用途に使用されているマイクロプラスチックと課題
2.1 農業用途
2.1.1 概要
2.1.2 農業用マルチフィルム
2.1.3 徐放性肥料カプセル
2.2 塗料
2.3 医薬品
2.4 化粧品類
2.5 衛生用品
2.6 光拡散剤
2.7 摺動部品
2.8 工業用研磨剤
2.9 アンチブロッキング剤
2.10 インキ
2.11 タイヤ
3. マイクロプラスチックによる生物への影響
4. 淡水系プラスチック
5. マイクロプラスチック調査の現状
6. 添加剤
6.1 添加剤の問題
6.2 ナノプラスチック
6.3 その他の事例
6.4 滲み出る添加剤
7. 廃プラスチック
7.1 概要
7.2 バーゼル条約
第II編 リサイクルプラスチック
第1章 PET
1. 概要
2. PET ボトルのケミカルリサイクル法の種類と動向
3. DEMETO
4. マテリアルリサイクル
4.1 概要
4.2 業界分析(国内)
4.3 業界分析(国外)
4.4 開発動向
第2章 ポリエチレン(PE)
1. 概要
2. ケミカルリサイクル
3. LDPE(低密度ポリエチレン)
3.1 概要
3.2 業界分析
3.3 企業動向
4. HDPE(高密度ポリエチレン)
4.1 概要
4.2 業界分析
4.3 開発動向
第3章 ポリプロピレン(PP)
1. 概要
1.1 Polypropylene Recycling Coalition
1.2 NEXTLOOPP
2. 業界分析
3. バンパーのリサイクル動向とその背景
4. 開発動向
第4章 ポリスチレン(PS)
1. 概要
1.1 Styrenics Circular Solutions(SCS)
1.2 Remove2Reclaim プロジェクト
1.3 ResolVe プロジェクト
1.4 Life EPS-SURE プロジェクト
1.5 RECYQUALIPSO イニシアチブ
1.6 Let’s Do Recycling! program
2. 業界分析
3. 開発動向
第5章 ポリウレタン(PU)
1. 概要
2. ウレタンフォーム
3. 業界分析
3.1 RENUVA™ Mattress Recycling Program
3.2 PUReSmart
4. 開発動向
第6章 ポリカーボネート(PC)
1. 概要
2. 業界分析
3. 開発動向
第7章 ポリメタクリル酸メチル(PMMA)
1. 概要
2. MMAtwo コンソーシアム
2.1 概要
2.2 業界分析
2.3 開発動向
第8章 ポリアミド(PA)
1. 概要
2. 業界分析
3. 開発動向
第9章 ポリ塩化ビニル(PVC)
1. 概要
2. VinylPlus
3. 業界分析
4. 企業動向
第10章 炭素繊維
1. 概要
2. 業界分析
3. 開発動向
第III編 バイオベース/非生分解性プラスチック
第1章 バイオPET
1. 概要
2. 製造法
3. バイオPET の種類
4. 用途
5. 業界分析
6. 企業動向
第2章 PEF
1. 概要
2. 製造法
3. 業界分析
4. 企業動向
(1) 東洋紡
(2) Avantium
第3章 バイオPE
1. 概要
2. 製造法
3. 用途
4. バイオPEの輸入関税撤廃
5. バイオPEのライフサイクルアセスメント事例
6. 業界分析
7. 微生物と産業利用
8. 企業動向
第4章 バイオPA
1. 概要
2. 主なバイオPA の種類と用途
3. 製造法
4. 業界分析
5. PA11(ポリアミド11)とPA12(ポリアミド12)との比較
6. 企業動向
第5章 バイオPP
1. 概要
2. 製造法
3. LCCO2排出量(kgCO2/kg)
4. 業界分析
5. 企業動向
第6章 バイオPTT
1. 概要
2. 製造法
3. 用途
4. 業界分析
5. 微生物と産業利用
6. 企業動向
第7章 バイオPC
1. 概要
2. 製造法
3. 用途
4. 業界分析
5. 企業動向
第8章 バイオPU
1. 概要
2. 製造法
3. 用途
4. 業界分析
5. 企業動向
第9章 バイオPBT
1. 概要
2. 製造法
3. 用途
4. 企業動向
第10章 バイオPMMA
1. 概要
2. 製造
3. 用途
4. 業界分析
5. 企業動向
第IV編 業界動向
第1章 自動車業界
1. 概要
2. 業界分析(国外)
3. 業界分析(国内)
4. タイヤ業界の動向
5. 開発動向
第2章 繊維業界
1. 概要
2. 繊維の種類
2.1 リサイクル合繊
2.2 リサイクルウール
2.3 再生セルロース繊維
2.4 生分解性繊維
2.5 バイオ由来ポリエステル繊維
2.6 PTT繊維(ポリトリメチレンテレフタレート繊維)
2.7 フェイクファー
3. 業界動向
4. 企業動向
第3章 化粧品業界
1. 概要
1.1 マイクロビーズ
1.2 求められる化粧品容器の機能
1.3 企業動向
第V編 国・企業の動向
第1章 世界の動向
1. 欧州
1.1 概要
1.2 EUプラスチック戦略
1.3 EUのプラスチック関連の環境戦略や法規制
1.4 European Plastics Pact
1.5 欧州の動向
2. 米国
2.1 概要
2.2 カリフォルニア州
2.3 米国環境保護庁(EPA)
2.4 US Plastics Pact
2.5 企業動向
3. 日本
3.1 概要
3.2 プラスチック資源循環戦略
3.3 プラスチック新法
3.4 廃プラスチックの総排出量・有効利用量
3.5 日本におけるケミカルリサイクルの動向
4. ドイツ
4.1 概要
4.2 企業動向
5. 英国
5.1 概要
5.2 企業動向
6. フランス
6.1 概要
6.2 企業動向
7. 中国
7.1 概要
7.2 中国におけるプラスチックの製品生産量と回収再生量
7.3 中国のリサイクル事業の課題
7.4 中国の再生ペレットの品質
7.5 スマホアプリ利用回収システム
7.6 Green Recycled Plastics Supply Chain
7.7 企業動向
8. インド
8.1 概要
8.2 企業動向
9. インドネシア
9.1 概要
9.2 企業動向
10. タイ
10.1 概要
10.2 企業動向
11.1 概要
11.2 企業動向
(1) Coca-Cola Vietnam、Ocean Cleanup
(2) 豊田通商、リファインバース
12. 韓国
12.1 概要
12.2 企業動向
第2章 各社のビジネス戦略
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■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
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(4)プラスチック最新業界レポート2020
〜 マイクロプラスチック・廃プラスチック・バイオプラスチックを探る 〜
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■ 発 行:2019年11月11日
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■ 体 裁:A4判・並製・266頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-67-4
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◎最新セミナー/ウェビナーのご案内
〇 二酸化炭素を利用した樹脂接合法の基本原理と産業利用
開催日時:2022年10月24日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/94684/
〇 車載ディスプレイの曲面化及びフォルダブルディスプレイに対応する各種技術動向
開催日時:2022年10月24日(月)13:30〜16:30
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〇 食品・飲料容器包装分野のプラスチックリサイクル技術とその課題
開催日時:2022年10月25日(火)13:30〜16:30
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〇 プラスチックの強度・成形特性を活かした製品設計と強度トラブル防止対策
開催日時:2022年10月25日(火)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100882/
〇 DX/GX時代のグローバル航空・宇宙市場、新たな事業環境認識による日本市場 ものづくりの未来
開催日時:2022年10月26日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/102049/
〇 プラスチックのケミカルリサイクルに向けた触媒反応開発
開催日時:2022年10月27日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/101978/
〇 メタネーション技術の過去・現在・未来
開催日時:2022年10月27日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/99119/
〇 リチウムイオン電池の基礎と性能・安全性評価手法
開催日時:2022年10月27日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/102600/
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開催日時:2022年10月27日(木)13:30〜16:30
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〇 第一原理計算 入門
開催日時:2022年10月28日(金)10:30〜16:30
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〇 燃料アンモニア製造技術と将来展望
開催日時:2022年10月28日(金)13:30〜16:30
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〇 物理劣化・物理再生理論による高度マテリアルリサイクルプロセス
開催日時:2022年11月1日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/98130/
〇 微生物により合成する生分解性プラスチック材料の基礎
開催日時:2022年11月1日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/99822/
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