プレスリリース
本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方」と題するセミナーを、 講師に倉地 育夫 氏 (株)ケンシュー 代表取締役 工学博士)をお迎えし、2022年11月7日(月)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/102793/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
2022年4月に施行された法律により高分子材料の再資源化が活発に行われるようになりました。例えばPETボトルのリサイクル材は、12年前70円前後の価格で取引されていたが現在は100円以上です。さらにかつては、回収PETボトルの価格から再資源化されたPETペレットの市場価格を予測できたが、現在はリサイクル事業者ごとにその価格は異なります。また、他のリサイクル樹脂も同様で白色あるいは無色のリサイクル樹脂はバージン樹脂ペレットと同等かそれ以上の価格で取引されています。色味だけでなく機能性がバージン樹脂同等であればリサイクル樹脂はバージン樹脂よりも高価です。いまや一部のリサイクル樹脂はバージン樹脂よりも高価な「環境対応」という高機能性樹脂として市場で扱われるようになりました。
高価な機能性樹脂としての扱いがなされるようになったリサイクル樹脂であるが、そもそもリサイクル材ゆえに基本物性は劣ります。例えば難燃性リサイクル樹脂では力学物性のばらつきとしてそれが観察されたりします。これはバージンPCであればLOIが20以上と高い難燃性樹脂であるがリサイクルPCでは19前後とばらつくのでPC系の難燃性樹脂を設計するときに難燃剤の添加量を増やすことになります。その結果力学物性とのバランスをとるのが難しく、量産時に力学物性がばらつく原因です。
本セミナーでは、12年前PETボトルのリサイクル材を用いた複写機用内装材や外装材、およびUL94-5Vb合格PC/ABS(再資源化率80%以上)などを開発した最近の経験から高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方を解説します。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:高分子材料の再資源化における難燃化技術の考え方
開催日時:2022年11月7日(月)10:30〜16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:倉地 育夫 氏 (株)ケンシュー 代表取締役 工学博士
【セミナーで得られる知識】
1. リサイクル材の市場動向
2. 高分子材料に関連する環境問題
3. 高分子材料の再資源化に必要な難燃化技術に関する知識
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/102793/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/2098/resize/d12580-2098-1213dd4b42bcb46ae580-0.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
1. 世界が直面する危機と高分子材料
1.1. 高分子材料の大半はゴミ
1.2. 再資源化の課題
1.2.1. 環境問題の変遷
1.2.2. ゴミ処理とサプライチェーン
1.2.3. サーマルリサイクルの問題
2. 高分子材料の再資源化
2.1. 高分子材料概論
2.1.1. 高分子材料の知識整理
2.1.2. 高分子材料の評価技術
2.1.3. 半導体無端ベルトのLCA
2.2. 再資源化プロセス概論
2.2.1. PETボトルの再資源化
2.2.2. 小型家電のリサイクルと高分子の再資源化
2.2.3. 再資源化の課題
3. 高分子材料の難燃化技術
3.1. 難燃化技術概論
3.1.1. 高分子の難燃化機構
3.1.2. 難燃性評価技術
3.1.3. 溶融型難燃化
3.1.4. 炭化促進型難燃化
3.2. 事例から考える再資源化の課題
3.2.1. リサイクルPETの複写機内装材への応用
3.2.2. リサイクル樹脂含有率80%以上の複写機外装材用PC/ABS
3.2.3. 高分子の再資源化における難燃化技術の課題
4. 課題の解決策
4.1. プロセシング技術
4.2. 設計段階からの品質管理技術
4.2.1. 事例:TMによるUL94-5Vb合格PC/ABSの開発
4.2.2. データサイエンスによる解析
5. まとめ
4)講師紹介
【講師経歴】
1977年3月 名古屋大学 工学部 合成化学科 卒業
1979年3月 同大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士課程 前期修了
1983年4月 科学技術庁 無機材質研究所 留学(1984年10月まで)
1992年9月 学位取得(工学博士; 私立中部大学)
1979年4月 ブリヂストンタイヤ 入社(現;ブリヂストン)
1984年11月 ブリヂストン 研究開発本部 復職
1991年9月 ブリヂストン 退社
1991年10月 コニカ 第四開発センター 入社(主任研究員)
1993年4月 福井大学 工学部 客員教授
1993年11月 コニカ 感材技術研究所 主幹研究員
1998年6月 同社 MG開発センター 主幹研究員
2001年8月 同社 中央研究所 所長付主幹研究員
2005年8月 コニカミノルタ ビジネステクノロジーズ 生産本部 生産技術センター デバイス技術部 第3デバイス グループリーダー
2008年10月 同社 生産技術センター デバイス技術部 担当部長
2009年4月 同社 開発本部 化製品開発センター 機能部材開発部 担当部長
2011年3月 コニカミノルタ ビジネステクノロジーズ 定年退社(57歳)
2011年3月 ケンシュー 設立 代表取締役社長 就任(現在に至る)
【受賞歴】
2000年5月 第32回 日本化学工業協会 技術特別賞 受賞
2004年5月 写真学会 ゼラチン賞 受賞
その他 ブリヂストンの超高純度βSiC半導体技術が日本化学会 化学技術賞 受賞
【活 動】
高分子学会 代議員、高分子同友会 開発部会 世話人、日本化学会 代議員、日本化学会 産学交流委員会 シンポジウム分科会 主査、同委員長、日本化学会 春季年会 講演賞 審査委員長など
共著多数
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
高分子材料の知識が無くても理解できます。
(1)環境問題について企業で担当している管理者、担当者
(2)環境問題の対策のため高分子材料開発を担当している管理者、担当者
(3)製品開発を担当している管理者、担当者
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/102793/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇 ALD(原子層堆積)/ALE(原子層エッチング)技術の基礎と応用
開催日時:2022年10月17日(月)10:00〜16:00
https://cmcre.com/archives/98178/
〇 ファインバブルの基礎と活用事例
開催日時:2022年10月17日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100349/
〇 粉砕によるメカノケミストリーの基礎と応用
開催日時:2022年10月18日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/102390/
〇 CMOSデジタルイメージセンシングとAI・コンピューティングの技術動向
開催日時:2022年10月18日(火)10:00〜17:00
https://cmcre.com/archives/102275/
〇 CO2回収技術の基礎と応用
開催日時:2022年10月19日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/101992/
〇 マイクロ波加熱の基礎 〜 電子レンジから高温加熱炉まで 〜
開催日時:2022年10月19日(水)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100314/
〇 シリコーンの基本知識と高機能化の応用事例
開催日時:2022年10月20日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100732/
〇 火災事故に学ぶ、LiB電池の安全対策
開催日時:2022年10月20日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100868/
〇 再生プラスチック化に求められる材料技術
開催日時:2022年10月21日(金)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/102578/
〇 EV化により留意したい騒音と対策技術
開催日時:2022年10月21日(金)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/98224/
〇 二酸化炭素を利用した樹脂接合法の基本原理と産業利用
開催日時:2022年10月24日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/94684/
〇 車載ディスプレイの曲面化及びフォルダブルディスプレイに対応する各種技術動向
開催日時:2022年10月24日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100593/
〇 食品・飲料容器包装分野のプラスチックリサイクル技術とその課題
開催日時:2022年10月25日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/102464/
〇 プラスチックの強度・成形特性を活かした製品設計と強度トラブル防止対策
開催日時:2022年10月25日(火)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/100882/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
(1)世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
https://cmcre.com/archives/104041/
■ 発 行:2022年10月5日
■ 定 価:冊子版 180,000 円(税込 198,000 円)
セット(冊子 + CD) 240,000 円(税込 264,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・394頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-30-9
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/104041/
(2)カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術
https://cmcre.com/archives/95102/
■ 発行:2022年2月26日
■ 監修:室井 高城
■ 定価:本体(白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)
冊子 + CD(カラー) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体裁:A4判・並製・本文351頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-17-0
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/95102/
(3)世界のCCU・カーボンリサイクル 最新業界レポート
https://cmcre.com/archives/86153/
■ 発行:2021年9月21日
■ 定価:冊子版 170,000 円(税込 187,000 円)
セット(冊子 + CD) 200,000 円(税込 220,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体裁:A4判・並製・275頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-09-5
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/86153/
(4)触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021
https://cmcre.com/archives/78988/
■ 発行:2021年4月20日
■ 著 者:室井 高城
■ 定 価:冊子版 90,000 円(税込 99,000 円)
セット(冊子 + CD) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・302頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-99-5
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/78988/
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
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