プレスリリース
デジタルハリウッド大学[DHU]の在学生・卒業生・教員とゲストクリエイターたちによるオンライン展示会
文部科学省認可の株式会社立の大学として、デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)と、理論と実務を架橋し新たなビジネスを生み出すデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置するデジタルハリウッド大学(DHU、所在地 東京・御茶ノ水、学長 杉山知之)は、面白法人カヤック(株式会社カヤック:神奈川県鎌倉市。代表取締役CEO:柳澤大輔、東証マザーズ:3904、以下「カヤック」)とのコラボレーションによるオンライン展示会「失敗作ミュージアム」を、1月17日(月)より公開します。
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■失敗作ミュージアムとは
DHUで学んだ在学生や卒業生による初期衝動溢れる駆け出し作品=「失敗作」と、現在の作品をBefore→After形式で並べて展示することで、失敗を挑戦の証と捉え、その勇気を称賛する。これが失敗作ミュージアムのコンセプトです。
DHUは2005年の開学以来、3DCG/VFX・映像・グラフィック・メディアアート・プログラミング等のデジタルスキルと、ビジネスプラン・マーケティング・広報PR等の企画・コミュニケーション能力を複合的に学べる4年制大学として、0(ゼロ)から1(イチ)を生み出す人材を数多く輩出してきました。
一方で、入学者の約7割はクリエイティブ未経験者であり、大学入学と同時に初めて自分用のPCを購入する学生が過半数であることも事実です。先輩たちの多くがデジタル素人の状態でDHUの門を叩き、4年間かけてプロとして通用するレベルにまで成長していきます。
スウェーデンの『失敗博物館(The Museum of Failure)』や『失敗図鑑』(文響社)が示すように、人類は失敗から学ぶことで成長します。デジタル社会の中で自ら創造し、新たな価値提供をできる人を育てることを目指すDHUもまた、トライアンドエラーの許される教育の場であり続けたいと願っています。
失敗作ミュージアムにはDHUの在卒生に加えて、クリエイティブ業界で活躍するDHUの実務家教員、さらには本企画の理念に共感いただいた外部クリエイターの作品も展示します。プロ・アマ問わず多様な「失敗作」を鑑賞することを通じて、失敗することは恥ではなく、つくることの楽しさを感じてほしい――そんなメッセージを、これからの未来をつくる高校生や受験生に届けたいと考えました。
■DHU×面白法人カヤックのコラボ企画
失敗作ミュージアムは、面白法人カヤックとDHUによるコラボレーション企画です。カヤックは、固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。
社員の約9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材であり、「つくる人を増やす」が経営理念のカヤックと、”Entertainment. It’s everything.”(すべてをエンタテインメントにせよ!)の標語の下、新しい未来をつくり出す人材を育成するDHU。「つくる」ことをアイデンティティに掲げる二者のコラボレーションによる産学共同プロジェクトです。
2022年3月までの展示期間中、「失敗作」という言葉が持つイメージを180度ひっくり返すような作品やコメントの数々をお届けします。みなさま、じっくりとご堪能ください!
■失敗作ミュージアム
https://www.dhw.ac.jp/p/shippai/
■ステートメント
失敗、それは実に奥深き世界。
恥と捉える人もいれば、
挑戦の証と捉える人もいる。
失敗には多様性があり、
たくさんの学びが隠れています。
そして、知れば知るほど面白い。
このミュージアムに並ぶ数々の「失敗作」が、
これからの世界をつくるあなたにとって、
刺激とエールになりますように。
それでは、ごゆっくりご鑑賞ください。
■作品展示基準
・初期衝動あふれた駆け出し作品であること。
・作品のクオリティは不問。熱量重視。
・世の中への大きな挑戦が感じられるとなお良い。
※小さな失敗や怠惰、挑戦無き失敗は一切展示・掲載いたしません。
■出展(予定)者および展示作品例
作者: 近藤涼さん(デジタルハリウッド大学卒業生[13期生])
作品名:頭蓋骨習作
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失敗POINT:
人体構造を意識せず、骨の質感、ディティールに拘ったため、忠実に形を再現できませんでした。その後、変なプライドが邪魔して復習することもなかったです。
作者: 今井亨さん(デジタルハリウッド大学在学生[16期生])
作品名:cubes
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失敗POINT:
作品というもの自体何かわかっていない状態での制作で、作品の意味を聞かれても何も言えず、初めての作品で大きな壁にぶつかりました。
作者: 藤原麻里菜さん(「無駄づくり」発明家)
作品名:お醤油を取ってくれるマシーン
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失敗POINT:
ピタゴラスイッチみたいなものを作ろうとして数日かけたのですが、できあがったのがこれです。完全に失敗ですが、この失敗が現在の活動のきっかけです。
藤原麻里菜さんTwitter
https://twitter.com/togenkyoo
作者: もにゃゐずみさん(発明家/プロダクトデザイナー)
作品名:水に流せる名刺
[画像5: https://prtimes.jp/i/496/2039/resize/d496-2039-39fd05ee768395f87633-4.jpg ]
失敗POINT:
名刺の欠点として、捨てにくく延々と溜まっていく性質があるので、後腐れなく気軽にトイレに流せるものにしました。気に入っていましたが、あまりの見栄えの悪さから実用に至ることはありませんでした。
もにゃゐずみさんTwitter
https://twitter.com/Monyaizumi
<出展予定者>
・瀬尾拡史さん(デジタルハリウッド大学大学院特任准教授/医療CGプロデューサー/株式会社サイアメント)
https://twitter.com/hirofumiseo
・しんらしんげさん(工作漫画家/紙工作作家)
https://twitter.com/shin___geki
・明和電機さん(芸術ユニット)
https://twitter.com/MaywaDenki
・Ranさん(Bread artist)
https://twitter.com/konel_bread
※その他、DHU在卒生や教員もラインナップ予定
■その他(機能、関連企画など順次実装・発表)
・絞り込み機能
・「しっぱいいね!」ボタン
・DHU公式noteとの連動企画(作者インタビュー)
https://note.com/dhu/
・DHU2021年度卒業制作展との連動企画
■開催期間
2022年1月17日(月)〜
※2022年3月末まで順次作品が追加されます。
■お問い合わせ先
デジタルハリウッド大学 入試広報グループ
nyushi@dhw.ac.jp
【デジタルハリウッド大学[DHU]】
https://www.dhw.ac.jp/
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG/VFX、VR/AR、ゲーム、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート、プログラミング等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界42か国・地域出身の学生が在籍し、 御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。
デジタルコンテンツ研究科では、超高度情報化社会においてデジタルコミュニケーションを駆使し、社会に変革を起こすリーダーを輩出すべく、創発的学究領域 [SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]の4要素をバランス良く身につけ融合し、理論と実務を架橋する人材育成を行う。新規事業プランニングとプロトタイピングなど、院生のアイデアの実装およびスタートアップ支援により、「令和2年度大学発ベンチャー調査」(経済産業省)では全国大学中 12 位、私立大学中 4位となっており、多数の起業家を輩出している。
プレスリリース提供:PR TIMES