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「マイナビ 2025年卒大学生のライフスタイル調査 〜Z世代の就活生の“日常”と“将来”を徹底研究!〜」 を発表

(PR TIMES) 2024年01月25日(木)13時15分配信 PR TIMES

物価高の影響で半数の学生が「食費が上がった」と回答し、一人暮らしでは影響がより顕著に。共働き希望や子どもが欲しくない学生が増加する背景にも、経済面での不安あり


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年卒の大学生・大学院生を対象に「大学生のライフスタイル調査 〜Z世代の就活生の“日常”と“将来”を徹底研究!〜」を実施しました。調査概要は以下の通りです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-c7906f174c2cbadc238cad0ec2a4aa02-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


《TOPICS》
<現在の日常>
・サークル・部活動の参加率は前年比3.0pt増の53.6%で増加に転じる。定期的なアルバイトをしている割合は前年比8.0pt増でコロナ禍前の水準に近づく【図1、2】
・半数の学生が物価高によって「食費が上がった」と回答。一人暮らしの学生は貯金の切り崩しや食料品支援を利用する割合が高く、影響が顕著に【図3】
・「推しがいる」学生は前年より増加。推し活により活動範囲や交友範囲の広がりがあったほか、価値観への影響も見られる【図4、5】
<将来の展望>
・共働き希望率が70.0%で過去最高に。「一方の収入だけでは生活できない」「将来に備えて貯金したい」「一方の収入に頼るのはリスク」など経済的な不安を理由に挙げる学生が増加【図6、7】
・「育児休業を取って子育てをしたい」という学生は59.6%で、男子も59.5%が育休取得を希望。一方で、「今のところあまり子供は欲しくない」は増加し過去最高に【図8、9】

【調査概要】
<現在の日常>
サークル・部活動への参加率は53.6%で、過去最低値となった前年から3.0pt増加した。また低迷していた「定期的にアルバイトをしている割合」も全体で80.1%(前年比8.0pt増)となり、コロナ禍前の水準に。25年卒は、第1回緊急事態宣言と同時期に入学した24年卒の学生に比べて、入学時の行動制限が緩和されたことでサークル・部活動への参加率も増加に転じたと見られる。【図1、2】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-d40351422af5f7aebb61004c62533a24-625x296.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-547252a3ede307f953f04206e47bc830-585x338.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

物価高の影響で最も多かったのは「食費が上がった(50.7%)」で、そのほか「学食・生協の値段が上がった(28.3%)」、「交際(飲み会や外食・レジャー)を控えるようになった(13.7%)」などが上位に挙がった。中には「大学による食料品支援(100円朝食、割引学食、食料配布など)を利用した(全体9.1%、一人暮らし12.7%)」や「貯金を切り崩した(全体9.9%、一人暮らし11.7%)」などの回答もあり、一人暮らしの学生で影響がより顕著となった。【図3】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-20ed4cb8f7f5468fee83f3e2a14f4d46-657x358.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

人に薦めたいと思うほどに強い好感を持っている人物・対象を指す「推し」がいるという回答は67.5%で、前年より6.2pt増加した。推しに会いに行ったり応援する活動を指す「推し活」で受けた影響については「活動範囲が広がった(56.1%)」が最も多く、「交友範囲が広がった(32.7%)」などポジティブな影響を示す項目が続いた。また「お金の使い方に対する意識が変わった(32.7%)」、「美容や身だしなみに対する意識が変わった(30.1%)」、「購買意識(商品選択など)が変わった(28.3%)」など、「推し活」による価値観への影響も見られた。【図4、5】
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-049f911f7102e7653fbd5ad61c6d10ea-541x260.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-f1d8fa0152c8d069b117519e63e1f6b3-603x307.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



<将来編の展望>
結婚後に共働きを希望している学生が70.0%で、調査を開始した16年卒以来最高値を更新した。男女別にみても男子は64.1%、女子は73.5%と、ともに高い水準となった。理由としては、「一方の収入だけでは生活できないから(14.8%)」が最も多く、その他「将来に備えて貯金がしたいから(7.3%、前年比1.1pt増)」や「一方の収入に頼るのはリスクがあるから(9.0%、前年比1.4pt増)」などが前年比より微増し、将来や結婚後の収入に対する不安が見えた。【図6、7】
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-72c2ae76034c523c6af10d8231d96a24-618x329.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-05aacf09d8920c92be79c5cd3039b114-608x336.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

子育てについては、前年からは微減したものの「育児休業を取って子育てしたい」が最多の59.6%で、男子は59.5%、女子は59.7%となった。一方、「今のところあまり子供は欲しくない」や「子育てのことなど考えたこともない」は増加した。子供が欲しくない理由は「うまく育てられる自信がない(57.4%)」、「自分の時間がなくなる(51.5%)」、「経済的に不安(51.0%)」などが挙がり、子育てに対し複合的な理由から不安を抱えている様子がうかがえた。【図8、9】
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-2e6803eff5d6c74c03467064d5f10301-615x357.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2955/1903/2955-1903-5e51e64fe6a46827bc99a06e00a30dd8-604x346.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【調査担当者コメント】
前年の24卒の調査で減少が見られたサークル・部活動、アルバイトなどの活動量は、25卒では回復の兆しが見えました。また「推し活」によって活動や交友の範囲を広げているなど、学生時代の経験の幅がより広く、多様になっている様子がうかがえました。共働き希望の割合は過去最高で、育休取得希望の割合も男女ともに高水準となった一方、その背景に将来に対する経済面での不安が垣間見える結果となりました。大学生活を物価高の進行とともに過ごしている世代でもあり、経済面への不安が人生観・キャリア観に影響を与えている可能性も考えられます。
マイナビキャリアリサーチラボ 研究員 長谷川 洋介


【調査概要】マイナビ 2025年卒 大学生のライフスタイル調査
○調査期間/2023年11月28日(火)〜12月25日(月)
○調査方法/『マイナビ2025』の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/2,337名(文系男子 366名 文系女子 1,029名 理系男子 433名 理系女子509名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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