プレスリリース
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【2022年1月26日 ナイロビ(ケニア)/マプト(モザンビーク)発】
熱帯低気圧「アナ」による強風と豪雨が、東部・南部アフリカの4カ国で暮らす数千人の子どもの生活に被害をもたらしています。最新の報告によると、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエの一部が、この地域では今シーズン初となるサイクロンに見舞われました。
いまだに雨が降り続き、水位が上昇し、子どもたちやその家族にとって悲惨な状況が続いている場所も複数あります。今回の熱帯低気圧は、アクセスが困難な遠隔地を含む、この地域における気候災害のリスクと影響、また、災害発生直後からの緊急の人道支援ニーズについて、改めて考えさせられるきっかけとなりました。
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不安定な状況が続くモザンビークでは、すでに子どもの栄養面に悪影響が出ていますが、今回の熱帯低気圧によって、あまりにも多くの子どもたちが新たな危機にさらされています。現在、サイクロンによって約2万3,000人の女性と子どもを含む4万5,000人が人道支援を必要としています。137校の346の教室と12カ所の保健センターが一部損傷あるいは全壊し、1月31日からの新学期を前に、2万7,383人の生徒が学びの場を失っています。
ユニセフ(国連児童基金)とパートナーは、24時間体制でアフリカ4カ国の状況把握に努め、浄水器や医療キットなどの命を守る支援物資の備蓄や栄養サービスなど、被災した子どもたちやコミュニティへの迅速な支援に取り組んでいます。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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