プレスリリース
■大阪中心部の事業基盤を強化
大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区、社長:木下健治)は、2023年4月1日、大阪府門真市において物流施設「(仮称)門真北島物流センター」(以下「本センター」)を着工しました。
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1. 開発の目的
働き方改革関連法によりトラックドライバーの労働時間の上限規制が適用され物流需給がひっ迫する「2024年問題」が差し迫る中、限られた時間で輸配送効率を高めることが課題となっています。特に消費者向け貨物を扱う流通や小売業界では、都市部へのアクセスが良い消費地近郊型の物流施設開発が進んでいます。当社では、2022年10月に東大阪市に「東大阪物流センター」を開設するなど、大阪市近郊での物流基盤の強化を進めていますが、同エリアでのさらなる物流需要の増加を見据え、本センターの開発を決定しました。
本センターは、2024年5月末の竣工を予定しています。竣工後は交通利便性と充実した施設仕様を活かし、主にメーカーや流通、小売業者向けの3PL(※1)拠点として当社が運営します。
※1. 荷主企業に代わる第三者として、物流を設計・提案し、包括的に受託する事業形態
2. 本センターの特長
(1)大阪市および近郊都市への輸配送に最適な立地
本センターは、近畿自動車道「大東鶴見インターチェンジ」、「門真インターチェンジ」、第二京阪道路「第二京阪門真インターチェンジ」、「寝屋川南インターチェンジ」から約3kmに位置し、大阪外環状線(国道170号線)をはじめとする幹線道路へのアクセスにも優れているため、広域輸送と市内配送の両立が可能な立地です。
周辺には住宅地が多く、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」や京阪電気鉄道京阪本線「大和田駅」などが利用できることから、雇用確保の面においても良好な職住近接の環境が整っています。
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(2)幅広い貨物の取扱いが可能な施設仕様
本センターは、北側と南側にカゴ台車やハンガーラックなどの荷役に適した高床式バース(※2)を採用しており、30台の大型トラックが同時に接車可能です。
また、5階建ての建物ながら、貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基と合計6基の昇降設備を設置することで、迅速な商品の搬出入作業を実現します。
※2.荷物の積卸しをするためにトラックを接車するスペース
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3. 施設概要
名称:大和物流株式会社「(仮称)門真北島物流センター」
所在地:大阪府門真市北島東町の一部
敷地面積:14,742. 20m2(約4,459.52坪)
延床面積:30,080.75m2(約9,099.43坪)
構造・規模:鉄骨造 地上5階建て※高床式※2階は事務所のみ
床荷重:各階1.5t/m2
梁下有効高:各階5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター4基(3.6t:3基、4.6t:1基)、垂直搬送機2基(1.5t)
アクセス:第二京阪道路「第二京阪門真インターチェンジ」から約2.5 km、「寝屋川南インターチェンジ」から約2.7 km、近畿自動車道「大東鶴見インターチェンジ」から約2.6 km、「門真インターチェンジ」から約3.0 km
最寄り駅:大阪メトロ長堀鶴見緑地線「門真南駅」から約1.8 km、京阪電気鉄道京阪本線「大和田駅」から約2.7 km、京阪電気鉄道大阪モノレール「門真市駅」から約3.1 km、JR東西線学研都市線「住道駅」から約4.3 km
着工:2023年4月1日
竣工:2024年5月31日予定
稼働:2024年6月1日予定
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社
URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/kadoma
| 大和物流について |
(HP:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/)
大和物流は、1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立64 年を迎えます。建築・建材物流をコア事業とした総合物流業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、103ヵ所・総延床面積約119万平方メートル (約36万坪)(※3)に上ります。また、ベトナムの現地法人を軸にグローバルへの展開も積極的に進めています。
※3. 2023年3月末時点
プレスリリース提供:PR TIMES