プレスリリース
新しいことを始めたい、人のためになることをしたい、接客に役立てたい…はじめて手話を学ぶ人にぴったりの手話本
株式会社主婦の友社は『動画つき気持ちが伝わるはじめての手話』(https://www.amazon.co.jp/dp/4074495104)を2021年11月29日(月)に発売いたしました。
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[動画: https://www.youtube.com/watch?v=ZkDPU8_BcqE ]
2022年に新しいことをスタートしたい思っている人、手話を始めてみませんか?
コロナ禍に入ってから、首相や知事などの会見などで手話通訳者を目にする機会が増えています。東京オリンピックの開会式・閉会式でも「手話の人」がトレンドワードに上がり、注目を集めました。
手の動きの意味や語源を知るとどんどん覚えられる手話
手話は学ぶほど、使うほどに魅力がわかる視覚的な言語です。
たとえば「良い」という手話は以下です(※写真は鏡合わせにマネできる「ミラー撮影」で左右反転になっています)。
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鼻の前で握った手を前に出す手話ですが、これだけ見ると、「なぜこれで“良い”なんだろう?」と思うかもしません。「鼻高々」という言葉がありますが、それを踏まえ、「良いことがあって鼻が高い様子」から来た手話なんです(語源には諸説あります)。
では、「悪い」の手話は?
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鼻の前に立てた指を横に倒す手話ですが、これは「(鼻高々だったのが)ぽきっと折れた様子」で、「良い」から一転して「悪い」なのです。
というように、手の動きの意味や語源がわかると、手話はおもしろい言葉です。本書では、よく使う単語や表現についてそれぞれの語源を解説しており、覚えやすいよう工夫されてます。
「新しい生活様式の手話」にも対応
本書は「新しい生活様式」の手話に対応していて、コロナ禍以降、日常生活でよく使われるようになった手話も収録しています。
では、「新型コロナウイルス」の手話は?
以下のように、「新しい」+「コロナ」+「ウイルス」という3つの単語を組み合わせます。
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「新しい」⇒つぼめた指先を開きながら前に出します。新芽が開く様子といわれます。
「コロナ」⇒片手を握り、その後ろで反対の手の指を伸ばして半回転させます。太陽の「コロナ」の炎を表現しています。
「ウイルス」⇒筒状にした片手の下で、反対の手の2本の指をぐるっと回します。これは顕微鏡をのぞいている様子で、下の手はうごめくウイルスを表しています。
ほかにも、「マスクは必要ですか?」「ワクチン接種はしましたか?」「在宅勤務にも慣れました」といった日常会話や、「体温を測らせていただきます」「換気にご協力ください」「人数制限があります」といった接客手話など、新しい生活様式に即したフレーズや単語がいろいろ収録されています。
手話初心者が学びやすい工夫がいっぱい
基本の指文字、よく使う単語、あいさつ、簡単な会話から、道案内、交通案内、いざというときの手話、接客手話など、1冊でステップアップして学べます。
耳の不自由な方たちの取材協力もいただき、実際によく使う単語やフレーズをセレクト。
聴覚障がいがある方が困りがちなこと、手話でコミュニケーションをとるときの基本などもよくわかります。
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「ミラー撮影」の写真、2画面式の動画もマネしやすい
手話の写真は「ミラー撮影」採用。鏡合わせにマネしやすいよう、写真を左右反転して収録しています。写真に向かって同じ側の手を動かせばいいので、スムーズに練習ができます。
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動画は2画面式になっていて、右利き・左利きどちらの人にも学びやすい仕様。本書内のQRコードを読みとれば、スマホから動画が見られます。
本書といっしょに、2022年、ぜひ新しい手話体験をスタートさせてみませんか。
監修者紹介
谷 千春(たにちはる)
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1960 年東京生まれ。手話通訳士。NHK手話ニュースキャスターやテレビの手話講座の講師を経て、現在、NPO手話技能検定協会副理事長。わかりやすい解説には定評があり、大学、カルチャーセンターや企業での手話講座の講師としても人気。英語の手話も堪能で、数々の国際会議でも手話通訳者として活躍している。著書・監修書に『DVD つきゼロからわかる手話入門』『はじめての子ども手話』(ともに主婦の友社)、『コンパクト手話辞典』(池田書店)など。
書誌情報
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書名:動画つき 気持ちが伝わるはじめての手話
定価:1595円(10%税込)
仕様:B5判 168ページ
発売日:2021年11月29日(月)
ISBN:978-4-07-449510-8
https://www.amazon.co.jp/dp/4074495104
本書に関するお問い合わせ先
【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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