プレスリリース
第23回山階芳麿賞記念シンポジウム「超小型の記録計で動物の生活を探る〜バイオロギングの歩みと動物研究」
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内藤靖彦国立極地研究所名誉教授=山階鳥類研究所提供
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7月22日に都内で開催した贈呈式=山階鳥類研究所提供
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:角田克)は公益財団法人山階鳥類研究所との共催で、今年の山階芳麿(やましな・よしまろ)賞受賞者、内藤靖彦(ないとう・やすひこ)国立極地研究所名誉教授らが講演する記念シンポジウム「超小型の記録計で動物の生活を探る〜バイオロギングの歩みと動物研究」を9月21日(土)、東京大学弥生講堂で開催します。
ペンギンやウなどの海鳥類をはじめ、ウミガメ類や、海産哺乳類など、潜水する生き物が、どんな深さにどのくらいの時間潜って、何をしているのかは、以前は知る方法がありませんでした。今回山階芳麿賞を受賞された内藤靖彦国立極地研究所名誉教授と研究グループは、世界に先駆けて動物装着型の記録計を開発し、その後電子式の潜水記録計(データロガー)を開発して、これらの生き物の生態解明に大きな貢献をされました。現在バイオロギングと呼ばれるこの研究手法によって、深さや時間にとどまらず、移動の速度や加速度などのデータ、さらにロガーをつけた個体の側から見た画像も得られるようになり、その結果、幅広い分野で大きな研究の進展がみられたのです。シンポジウムでは内藤名誉教授と研究グループのメンバーに、バイオロギングの始まりから、現在の鳥類学における研究の広がりまで、わかりやすく紹介していただきます。
【会場】東京大学弥生講堂 東京都文京区弥生 1-1-1 東京大学農学部内
【日時】2024(令和 6)年 9 月 21 日(土)13:30〜16:00 開場 12:30
【参加費など】無料。申し込み不要、定員300 名(先着順)
【内容】講演 「バイオロギングの始まりとゾウアザラシ、そして鳥類の生態解明へ」内藤靖彦(国立極地研究所名誉教授)/「ペンギン遊泳のダイナミックス」佐藤克文(東京大学大気海洋研究所教授)/「バイオロギングによる海鳥研究の最前線」高橋晃周(国立極地研究所教授)。質疑応答も
【主催】公益財団法人 山階鳥類研究所 【共催】朝日新聞社 【後援】我孫子市
■山階芳麿賞について
山階鳥類研究所主催。研究所の創始者である山階芳麿博士を記念して1992年に創設され、日本の鳥類の研究と保護に顕著な貢献があり、我が国の鳥学の発展に寄与された個人や団体に贈られます。今回は7月22日に都内で贈呈式があり、研究所総裁の秋篠宮さまが表彰。受賞者には表彰状と記念メダル、副賞として朝日新聞社賞(記念盾と賞金50万円)が贈られました。受賞者の経歴や業績などは下のリンクをご覧ください。
https://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/p_release.html
■報道関係者からのお問い合わせ先
〒270-1145 千葉県我孫子市高野山 115 (公財)山階鳥類研究所「山階賞」係
電話: 04-7182-1101 FAX: 04-7182-1106 E-mail: koho@yamashina.or.jp(広報)
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