プレスリリース
第1回目のテーマは、「推し活」。Z世代の93.7%に「推し」がいる!
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)は、Z世代※を対象としたシンクタンク組織『Z総研』とタッグを組み、Z世代を定量調査によって定点的に観測し、これからの働き方や生き方を考えるプロジェクト『はたらきかたラボ』を発足しました。
※ジェネレーションZ世代(1995年以降生まれの若年層)
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■『はたらきかたラボ』とは
『マイナビ転職』を運営するZ世代社員と、Z総研に所属するリアルZ世代メンバーたちが主体となり、Z世代の働き方や生き方を調査データから導き出すプロジェクトです。毎月テーマを決めてアンケートを実施し定量的な調査をするとともに、座談会でZ世代の生の声を聞くことで、Z世代を取り巻く状況、理想の働き方や生き方を紐解いていきます。
■ロゴに込めた想い
『はたらきかたラボ』のロゴマークは、様々な形の図形が組み合わさってできており、多様な価値観や働き方を尊重するZ世代を表現しています。このロゴマークとともに、『はたらきかたラボ』はZ世代の理想の働き方や生き方について考えていきます。
■第1回調査 「推し活について」
第1回目の調査は、Z世代の女性たちの「推し活」事情を深堀りするため、Z総研が運営するリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのアンケートを実施。その結果をもとに『マイナビ転職』の若手社員とZ総研メンバーが座談会を行いました。
<調査概要>
調査時期:2022年2月10日〜2月15日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国女性18〜25歳 255名
<『はたらきかたラボ』オンライン座談会>
実施:2022年2月25日
参加者:マイナビ転職メンバー4名、Z総研コミュニティ所属メンバー4名、はたらきかたラボ所長 道満綾香(Z総研) 計9名
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〜 Z世代の「推し活」調査結果 〜
TOPICS1.:好きよりもさらに愛が強いと、推しへ
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アンケートで、「推し」はいますか?と尋ねたところ「はい」と回答したZ世代が93.7%と、ほとんどのZ世代に推しがいることがわかりました。
座談会でも推しがいるZ世代が8人中7人で、 YouTuber・TikToker・お笑い芸人・アイドル・漫画・アニメ・ゲーム・スポーツ選手など同年代とはいえジャンルは様々。Z世代の多様性が強くあらわれていました。
そんな『はたらきかたラボ』メンバーに、趣味と推しの違いについて尋ねてみたところ、「そのジャンルの中で一番好きなものが推し」ということで意見が一致。他には「時間を割いたり、お金を使うことが惜しくないと思ったら」「SNSをフォローして投稿を見ただけで沸いたら(テンションが上がったら)」「聞かれたわけでもないのに自発的に誰かにおすすめしたり話題にしたくなる存在」という意見もありました。
TOPICS2.:やりくりしながら推し活をするZ世代たち
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推しがいると答えた人に、1年間でいくら推し活にお金を使うのか尋ねたところ、約半数の47.2%が3万円超と回答しましたが、細かい金額には個人差があるという結果が出ました。
『はたらきかたラボ』メンバーでも「CDが発売したら10万円分くらい買います。それが年に3・4回あるので、単純計算しても50万円は使ってますね(韓国アイドル推し)」という意見もあれば、「結婚していてお小遣いの中でやりくりしないといけないので、お金をあまり使わずに推し活を楽しんでいる(阪神タイガース推し)」という意見があったり、推し活に使う金額はそれぞれの環境の違いによって大きく差が出ることがわかりました。
また「友人が推しのメンバーカラーで持ち物を統一している」、「会社の自分のデスクにグッズを置いて、推しに囲まれながら仕事をしている」など、推しのグッズが日常的に身の回りにある状況が、Z世代にとっては当たり前になりつつあるようです。
TOPICS3.:推しは人生にいい影響を与えてくれる存在
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推しに影響されて何かを新しく始めたことはありますか?という質問では、7割以上が「はい」と回答。アンケートで「推しが韓国人で韓国語の勉強を始めました」「影響を受けて動画編集をするようになった」というコメントや、座談会では「推しがミニマリストで、真似して生活してみたら無駄遣いをしなくなった(お笑い芸人推し)」など生活様式が大きく変化するほど影響を受けた人もいました。
最後に、Z世代よりも上の世代から「(Z世代だから)推しはいるの?」「誰を推しているの?」と聞かれたらどんな印象を持つか?という座談会の議論では、「何においての推しですか?と思ってしまう」という意見に一同がうなずく場面も。「“自分の推しについて話してもわからないだろうな”と思ったら言わない。いないと答えるか、本当の推しじゃないけど好きな人やものを答えるかも(YouTuber推し)」という意見がある一方で、「正直に答えると思う。自分のことを知ってもらえたり、同じ趣味だった時に話が弾むから。(ゲーム推し)」と意見がわかれました。コミュニケーションのきっかけとして推しについて話すのは良いものの、“Z世代=推しがいる”と決めつけられて話をするのはあまりいい気がしないとのことでした。
総括:Z世代にとっての「推し活」とは
今回の『はたらきかたラボ』の調査から、趣味と推しの違いは「好きなこと=趣味」の中でも「そのジャンルの中で一番好きなもの=推し」であり、「自分の時間やお金を割いても惜しくない」「聞かれたわけじゃないのに自ら誰かにおすすめしたり話題にしたくなる」「グッズを買ったり会いに行ったりすることで、自分がサポートして育てたい」といった行動につながる存在だということがわかりました。
また、推しのライフスタイルや趣味がきっかけで、語学やスキルの勉強を始めるZ世代もいるようです。推しが生活の一部になっていくことによって、働き方のスタイルや仕事の選択肢も今後広がっていくのかもしれません。
今後もはたらきかたラボでは、Z世代の志向や意識を様々な角度から調査し、理想の働き方や生き方を紐解くべく、活動を続けてまいります。
■「はたらきかたラボ」メンバー
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「Z総研」は、株式会社N.D.Promotion(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:金丸雄一 以下「N.D.Promotion」)、株式会社オールブルー(本社:東京都港区 代表取締役CEO:助野太祐 以下「オールブルー」)ならびに、株式会社マテリアル(本社:東京都港区 代表取締役社長:青崎 曹 以下「マテリアル」)が運営する、国内初のZ世代を対象としたシンクタンク組織です。"ジェネレーションZ"をターゲットとしたすべての企業、商品にとって最良のマーケティングパートナーとなり、ナレッジ・コンサルティングの提供をすることはもちろん、企画・コンテンツのプロデュース、クリエイティブを通じたソリューションの実施までワンストップで提供させていただきます。
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■本件に関するお問い合わせ先
はたらきかたラボ 運営事務局(Z総研内)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-27-8 エムズ原宿3F(N.D.Promotion内)
MAIL:info@zet.tokyo
担当:道満
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